今日もまた飛行機の話がしたくなりました(笑)
フェアチャイルドA-10は地上支援のための機体で、低速でも対戦車攻撃の能力を重視して設計された機体です。競争試作されたノースロップYA-9と比べると後にWarthog(イノシシ)と称されるようなスパルタンな概観が印象的で、飛行機らしからぬ重装甲と上空から戦車をも撃破しうるAvengerと呼ばれる30mmガトリング砲が特徴です(Vulcanは20mmの固有名詞)。
しかしこうした機体は陸軍と空軍の管轄の狭間にあるため、互いから嫌がられます。また冷戦終結による世界情勢の変化もあり、いつしかA-10は忘れ去られるようになりました。
それが見直されたのは...
と書いていたら日曜の朝から重くなりそうなのでやめました(笑)
http://www.raysamuelsaudio.com/
と、いうわけで噂されていたサミュエルズさんの静電型アンプがとうとうアナウンスされています。
Emmeline IIと名づけられているので真空管方式ですね。
HE90とSTAX(pro?)のジャックをつけるということですが、2シャーシということでかなり価格は高いものになりそうです。
サミュエルズさんはたいてい発売できるくらいに製品が手に入ってからアナウンスするんですが(たとえばSR-71Aはまだアナウンスされていない)、開発中のものを早期アナウンスするというのはプレデターを思い出します。つまりheadfiあたりでも揶揄されているように、今回も某社のSEと当てているのではないかという風に見られますし、おそらく価格もその位ではないかと予想できます(B-52くらい?)。
そのため写真もありませんが、B-52が由来の機体の様にゴツゴツとしているので、A-10も同様に骨太な概観になるように思います。
なにはともあれ、静電型の方面も盛り上がりそうでちょっと楽しみです。
Music TO GO!
2008年09月07日
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