DAC1とはLINN IKEMIとAES/EBUでWireWorldのバランスデジタルケーブルで接続しています。
アンプも温まっていないのですが、単体DACとしての能力を見るためにDAC1からアナログアウトでプリのLINN KAIRNに接続しました。それからパワーのLINN KLAUT->スピーカーDynaudio SP25というセッティングです。
簡単な感想ですが、たしかに解像力とSNはかなりのものです。ただし音場が狭く感じられます。IKEMIのアナログ出力に変えてみるといっそうはっきりします。IKEMIの空間一杯に音が広がる感じがなく、さらに音の豊かさ・柔らかさはIKEMIの方にかなり分があります。でも音の細かさはやはりIKEMIよりはっきりしていてシャープです。
ヘッドホンアンプとしての性能は高く、ダイナミックさもありますし音楽性に欠けるということはないとおもいます。Edition7の低音もかなりの迫力をもって再現します。
やはりこれを考えるとスピーカー主体のオーディオセットというよりはヘッドホンモニター向けかなあとはちょっと思いました。
またIKEMIの内蔵DACの素晴らしさをも見直しました。やはり一体型のCDプレーヤーとしてはLINNの主張する「世界で二番目に良い」は伊達ではないと思います。
Music TO GO!
2005年12月11日
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音場感を含めて豊かに楽しむ方向性では無いのかもしれませんね
でも、Dynaudio SP25との組み合わせってかなり魅力的ですねー
機会があったらぜひ聴いてみたいです!
逆に良いところもたくさんあるとは思います。