Music TO GO!
2008年08月01日
iPhone 3G !
iPhoneとKlipsh IMAGE
iPhone 3G、入手しました。
さっそくいろいろいじってますが、ネットのブラウジングなどはピンチやタップ、フリックなどを組み合わせると、いままでの携帯端末は何だったんだろうという別次元の操作感があります。
使って楽しく、個性的で他を寄せ付けないと言う点にかつてのAppleの持っていた魅力が思い出されます。昨年のiPhone発表から待ったかいはありました。
指で弾くフリックとか、両指でつまんで拡大縮小するピンチなど、ジェスチャーで行うUIをやってみると、やはり昨年書いたNewtonでの文字列をスクラブ(ペンによるすばやいジグザグ)で消去していたのとオーバーラップします。
Newton MP2100とiPhone 3G
Newtonではまだネットというものが付属品的なものでしたが、iPhoneではそれが中心にきています。
iPhoneは使いにくい携帯とかキーのないスマートフォンではなく、やはりネット時代のPDAのあたらしいカタチと言えると思います。PDAといってもNewtonの時代にはデータをまるごと持ち歩く感覚でしたが、iPhoneはネットというデータの世界への架け橋と言う感覚です。携帯電話はインフラのひとつにしてその機能のひとつにすぎません。
あくまで携帯と考えると勝手が違うところが多々あるので注意が必要です。
まずアドレス帳が機種変更の時点で移行できません。アドレス帳はソフトバンクからもらったソフトは役に立たなかったので、携帯からvcf(名刺)でアドレスデータを書き出してから、vcf2csvというソフトを使ってcsvにしてからOutlookにインポートしました。OutlookからはiTunesで同期します。
iPodとしてみるとわたしのいま使っている5.5Gからみて音質は若干改善されています。特にノイズフロアが低くなっていてUE11でも曇り感を感じず良く聴こえます。5.5GではiPod直ではUE-11は使いたくない感じでしたが、iPhoneではよい組み合わせになりました。
背景が黒く締まったせいか明瞭感や音の切れの良さが向上しています。Imageとの組み合わせは、明瞭になった楽器の分離を生かしながら、適度にウォームな中域と豊かな低域で楽しめます。
それとiPodとしてみるとボリュームボタンがついているのにも驚きます。
なぜ驚くかというと、ジョブズはシンプルさの美学にこだわる人で、Macにも当初拡張カードをつけることに反対したり、NeXTではあえてMOのみで初期出荷をして不評のすえに後でHDを追加で後付けしたりしてます。
こうしたボリュームボタンをつけるという便利だけれどもデザイン的な妥協に見えることをするのは、ジョブズ先生も大人になったというのか、iPhoneでは外の世界に一歩あゆみ寄っているという気もします。
ロックを解除しなくても音量を変えられるのは便利ですが、できればロックを外さずに曲スキップもできるとさらに良かったところです。HiPhoneは加速度センサーを使って本体を振ることで曲のスキップができますからね(笑)
(*一応ホームボタンをダブルタップするとiPodコントロールがホールド中でも出るようです。またiPhoneではスピーカーフォン用の内蔵スピーカーで音楽も出すことが出来ます)
iPhone用のアプリケーションもいくつか使いはじめていますが、iPhoneアプリでもハイパーカードのような画期的ななにかが出来てくると、携帯でもPDAでもない新たな可能性が開けていくような気がしますね。
この記事へのトラックバック