ATH-ES7とXinのポータブルアンプSuperMicro-3の組み合わせについて少し詳しく書いてみます。
(こちらはES7カテゴリーの流れに沿うように別記事にしました)
全体的にめりはりのあるせいかSR-71よりもアンプをつけて変わる感じが分かりやすいと思いました。低音はドスの効いた迫力がありパワフルで力感がみなぎります。高音もクリアでよく伸びます。音場も狭さはあまり感じません。
またヴォーカルは不思議とオーテクなのにゼンハイザーを聴いているような感覚にとらわれます。オーテクは女声ヴォーカルがきれいというイメージですが、それに中域の厚みを加えて男声の渋さをよく伝えるようになったという感じです。高音はクリアなので女声ヴォーカルももちろん魅力的です。
また小型で電池一本というシンプルさはプラスの面もあって、言われていた通りトランジェントが良いらしく素晴らしくスピード感があり歯切れとテンポは良いです。いままでスピード感に欠けるゆったり系と思っていたES7を再評価しないといけないかというくらいですね。
ただしSN比の関係か、若干抜けのよくない見通しの悪さを感じます。音自体はカリッとした明瞭さを持っているのにちょっとここが残念です。
端的に言ってES7のよさを引き出すだけでなく足らない部分を補うという点で、ES7にはとても向いていると思います。
Music TO GO!
2005年12月01日
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