Music TO GO!

2021年05月26日

iPhoneに好適なコンパクトDAC、LUXURY & PRECISION W2

LUXURY & PRECISION W2はいわゆるドングル型・スティック型と呼ばれるポータブルDAC内蔵ヘッドフォンアンプです。PCにも使用できますが、バスパワーでの動作が可能でコンパクトなのでスマホ向けに最適です。特に標準添付のケーブルでアダプタなしにiPhoneに直結できるのでiPhoneに向いています。

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Luxury & Precision(楽彼)は何回か書いていますが中国のオーディオブランドで、はじめはHeadFiなど海外マニアックフォーラムで人気を集めていましたが、2018年からサイラスが国内でも扱いを始めました。L&Pは一時期うちでもよく書いていたColorFly C4の流れを汲む会社でもあります。最近では世界初のディスクリート方式マルチビットDAC搭載のポータブルプレーヤー「L&P P6とP6Pro」を発表して話題になりました。
LUXURY & PRECISION W2は同様なスティック型DAC内蔵アンプのLUXURY & PRECISION W1の上位モデルです。価格は39,600円(税込)です。

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iPhone12 Proとライトニングケーブルで接続

* 特徴

1. iOS、Android、PCの全てに対応可能

W2は対応機種が広く、USB-C to USB-C, USB-C to Litghtning, USB-B変換アダプターが付属しているので、iPhoneやAndroid、PCに広く対応しています。

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2. DACはCS43198をデュアル搭載

CS43198は久しぶりに開発されたシーラスロジックの最新DACチップで、長らくこの座にあった4398の後継でもあります。シーラスの基準のMasterHIFIというハイグレード製品ですが、主眼としてはコンパクトで低消費電力なので、ポータブル製品向けと言えると思います。
CS43198は同社のハイレゾDAPであるL4にも搭載されていますし、他ではA&K SR15やiBasso DX300などにも採用されています。W2では最大131dBのS/N比を実現しているということです。

3. 4.4mm端子でバランス出力対応

W2には3.5mmシングルエンド端子と4.4mmバランス端子が採用されています。 W2では特にバランス時の性能が圧巻で、歪みがバランス時にはシステムとして0.00012%(バランス出力,300Ω)と超低歪みでDACチップの仕様より優れているとしています。これはにわかには信じがたいですが、実際に音を聞いてみると納得します。これがバスパワーで動作しているというのはちょっと驚きますね。バランス端子は日本Dics製Pentaconnジャックです。

4. 鳴らしにくいヘッドフォンにも、高感度IEMにも対応

W2はバランス時に230mW/@300Ωとハイパワーであり、さらにゲイン切り替えでHighとLowの2段階のゲイン切り替えが可能なので様々なヘッドフォンやイヤフォンに対応ができます。
またW2は低消費電力でもあり、USBチップとDACチップ用に別々の電源を備えているという凝った設計を採用しています。

5. 豊富な音質調整のオプション

W2は豊富なデジタル処理が可能です。イコライザーはClassic/Jazz/Rock/Pop/Bass/Movie/Gameのモードが可能、さらにDACフィルター設定でFAST/SLOW/NOS/LL FAST/LL SLOWが設定可能です。
またチューニング切り替えがあって、リラックスしてポップスやボーカル向けのTune01と繊細で情報量が多くオーケストラ向きというTune02が用意されています。

6. SPDIF出力可能

いったんアナログに落として劣化することなく、直接スマホからデジタル信号を取り出して他のDACに送ることができます。端子はイヤフオン端子と共用です。
これによって他の据え置きDACに接続することも可能です。

7 その他

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本体には0.91型モノカラー有機ELのディスプレイが搭載されていて、入力サンプルレートやモードなどが表示されます。本体のサイズは60x22x12.5mmで22gと軽量です。

* インプレッション

W2は極めてコンパクトでかつ軽量です。スマホに取り付けるタイプは重いとケーブルの負担になりますが、W2はまずそうしたことはないでしょう。作りはL&Pらしいメカニカルな角ばった形で背面にはカーボン風のパネルが採用されていて小さい割にはなかなか高級感があります。
ケーブルはUSB-C to USB-CとUSB-C to ライトニングの二つとUSB-CとUSB-Bの変換コネクタが付属しています。ライトニングでiPhoneと接続し、USB-CでAndroidスマホやノートPC、そしてアダプタを取り付けてデスクトップPCとマルチに接続が可能です。ちなみにケーブルについては付属品ではなく無償の同梱品という扱いになるため色や長さなどは予告なしに変更になる場合があるということです。
なおファームウェアアップグレードについては国内公式のサポートはできないが(ソフトは英語のみでかつWindows限定なので国内での案内は難しいとのこと)、国内正規版は海外モデルと同じく、メーカー発表のツールでFWの更新が可能だそうです。

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本体側の端子はUSB-Cと3.5mm、4.4mmのイヤフォン端子があり、液晶パネルと二つのボタンが搭載されています。ボタンはモード切り替えと音量上下および設定値変更に使います。ボタンを押してモードを選択して上下キーで値を変更するという形式です。
接続は簡単で、USBケーブルをスマホに接続してイヤフォンを端子に接続するだけで使用ができます。iPhoneと試しましたが、あっさりと認識しました。音を出す前にゲインを調整したほうがよいかもしれません。Amazon Music HDの出力確認をすると端末は192kHz/24bit対応でハイレゾ出力ができているのがわかります。

設定が多いんですがまずはデフォルトの状態で聴き始めます。音質はたしかにSNの高さを感じるようにメリハリがくっきりとした音で小さい音もかなりしっかりと明瞭に聞こえます。小さいと言って侮るなかれというくらいかなりレベルが高い音質で、バスパワーでこれだけ引き出せるのはちょっと驚きです。
DACフィルタの効きはわりと大きくてそれなりに音が大きく変わります。この手の設定では違いが大きい方ですね。SNが高いのでわかりやすいというのもあるかもしれません。私はSLOW設定が好きですね、
EQも大きく音が変わりますが、W2の音自体がHIFI風なのであまり味付けをするよりは音楽はNormalのままで良いかなと思います。チューニング切り替えは02だとやや誇張感があるので、低価格イヤフォンなどでは変えても良いですが、ハイエンド系では01を使用した方が良いように思います。W2の基本的な音質が高いので設定はいろいろいじれますが、デフォルトが良いように思いますね。イヤフオンによってはいろいろと変えてみるのもよいかもしれません。
ゲインはイヤフォンはダイナミックでもBAでもLOWで良いように感じますが、低能率ヘッドフォンをつけるときはHIGHでバランスが良いですね。
3.5mmではイヤフオン的には切れ味の鋭いFAudioのMajorがなかなか相性がよいように感じました。

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バランスでARAと組み合わせ

CampfireのARAで同じケーブルで3.5mmと4.4mmバランスで聞いてみます。
4.4mmではバランスらしく力強さが一段と増して、空間的な広がりもいっそうよくなります。解像力は極めて高くてかなり細かい音も拾います。楽器の擦れている音は圧巻です。たしかにバランスで聞いているのが一番ハイレベルで、力感だけではなく歪みなどもこちらの方が端正で優れているように感じられます。音の歯切れが良くARAの鋭い切れ味もよく活かせます。このくらいのハイレベルな音がスマホ+ちょっと付の機材で出るのは不思議な感覚でさえあります。
聞いているとシーラスの音というよりはESSっぽい感じさえしますね。電子設計がかなり際立っているのでしょう。DACのスペックよりシステムのスペックが上というとにわかには信じられないですが、音を聞いていると嘘ではないような気もします。3.5mmでも十分良いんですが4.4mmで聞くとちょっと後戻りできなくなります。絶対にバランスがオススメです。

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Mac上のTIDALアプリで使用

Macに使用してみましたが、同様に簡単に接続してあっさり音が出ます。仕事をしながら使うにもいいですね。
ちなみにW1と比較するとW1もかなり良い音ですが、やはりW2はさらにレベルが高いというか音の鮮明さがかなり上です。驚くほどの音と言って良い感じがします。W2がおすすめです。

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左がW1

* まとめ

コンパクトで多機能、そしてバランスでの音の良さは特筆ものです。こんな小型デバイスとは思えません。細かい音が再生できるという点ではハイレゾ再生に向いていますし、iPhoneでストリーミングを高音質で楽しみたい、話題のApple Musicロスレスを楽しみたいという場合にうってつけの機材です。

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posted by ささき at 10:15| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーにApple Musicのロスレス化で露見してしまったことの記事を書きました

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アスキーにオンラインライブの音を良くしたい、DSD配信対応の「KORG Live Extreme」の記事を書きました

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アスキーにフランス発の高音質再生ソフト「Audirvana」がサブスク化、Roonとの差別化の記事を書きました

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アスキーにゼンハイザーの個人向け事業が、スイスの補聴器メーカーに年内移管の記事を書きました

アスキーにゼンハイザーの個人向け事業が、スイスの補聴器メーカーに年内移管の記事を書きました。

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2021年05月17日

Apple Musicのハイレゾと立体オーディオ対応発表

Apple Musicのハイレゾ(192/24まで)とDolby Atmosでの立体オーディオ対応が正式に発表されてます。

https://www.apple.com/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/

追加料金なしということなのでApple Music HIFIなどの名前はないようです。
WWDCでこの関連でなにかあれば良いのですが。
posted by ささき at 23:02| ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新ブランド、Fir Audio Five x Fiveレビュー

Fir Audio(ファーオーディオ)は2018年頃から話題になったブランドですが、この業界ではすでに長く様々な経験を積んでいて、その技術力を背景にしていますので全く新規のメーカーというわけではありません。はじめはクリーナーやケーブルテスターなどのアクセサリーを販売していましたが、最近ではM5やM4などの高性能カスタムIEMやユニバーサルモデルで知られるようになりました。オレゴン州ポートランドに拠点があります。

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Five x Five(ファイブ・バイ・ファイブ)はそのエッセンスを求めやすい価格で提供するという目的のモデルで、そのためもあるのかカジュアルなデザインが採用されています。国内ではfinalが輸入してフジヤエービックにて50台限定で販売されています。

フジヤエービックの販売ページ
https://www.fujiya-avic.co.jp/shop/g/g200000058716/

FIVE×FIVEは名称の通りに5つのドライバーを搭載したモデルで、1基のダイナミックドライバー、2基の中音域用BAドライバー、1基の高音域用BAドライバー、1基の超高音域用のBAドライバーを搭載しています。MMCXでリケーブル可能で、2.5mmバランス端子のケーブルが標準で添付されています。国内では標準の2.5mmケーブルに加えてfinalのシルバーコートケーブル(MMCX/3.5mm)をセットにした特別仕様になっています。

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* 特徴

1. チューブレス設計を採用

Fir Audioのイヤフオンは基本的にチューブレス設計が採用されています。これは通常BAドライバーと音の出るポートをつなぐ音導管(チューブ)を排した方式のことです。普通のBAドライバーではチューブ途中に音響フィルターという薄膜を使用して音の調整をするのですが、そうすると音が濁りやすくなります。このチューブレス方式では音導管を排して口を広げ、音響室を設けてそこで出音の調整を行います。このことにより音のロスを少なくします。音響フィルターを使わないで音の鮮明さをアップさせるので、フィルターレス設計と言い換えても良いかもしれません。
またFir Audioのダイレクトボア機構では鼓膜との距離をできるだけ短くすることにより、高域のロスを最小限にとどめ歪み感を抑制し、伸びやかな高域を実現するとしています。

2. タクタルベース機構

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低域に割り当てられているダイナミックドライバーを、イヤホンの筐体全体を振動板のように使用するように設計し、音を豊かに響かせるように鳴らす機構です。タクタル(TACTILE)というのは手触り・触覚という意味の英語ですが、海外のオーディオレビューでもよく使われる単語です。日本語にしづらいんですが辞書には"tactile = producing a sensation of touch"とあるので手触り感を生み出すような音、リアル感のある音、と考えればよいのかもしれません。


3. 「第二の鼓膜」ATOM技術を採用

筐体内部ドライバー前方の圧力を外へ逃がし鼓膜にかかる過度な圧力を調整する機構です。これにより、メリハリのある力強いサウンドでありながら、サウンドステージは広くまた聴き疲れがしにくい音質を実現するとしています。
これは他でADELやAPEXと言っているものと似た技術だと思います。私も2016年にKickstarterでADELのX2イヤフオンを購入してわずか1万円程度で驚異的な音質だったのにはちょっと驚きました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/437594645.html

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これは通称「第二の鼓膜」とも言われていて、2枚目の鼓膜という半透過の薄膜をベントのところに設置するものです。閉ざされた耳道内の不要な圧力をこの薄膜がうけて、実際の鼓膜の負担を軽減してくれるというもののようです。耳に優しいとも言いますが個人的には音質向上の効果が高いと思います。またこの圧力を可変することで音をチューニングすることができます。

Fir AudioのカスタムIEMでは同様のADELとかApexのように取り外せるフィルターバルブを設けるオプションもありますが、ユニバーサルのFive x Fiveではモジュールは別ではなく内蔵となり、端子の根元部分にダイナミックドライバー用のベント穴と一緒に設けられています。(他のFirユニバーサルでも同じ)


* インプレッション

実機を見てみるとウサギのイラストがカジュアルな製品らしい雰囲気を醸し出しています。

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フェイスプレートはプラスチック製に見えますが、樹脂でありながら金属にも迫る高い強度と耐衝撃性を持つという、デュポン社のDelrinという特殊な樹脂が使用されています。本体は耐食性と強度に優れた航空機グレードのアルミニウム合金の切削筐体です。筐体はさほど大きくはなく、軽量で装着感も良好です。標準ケーブルはしなやかで取り回しやすいケーブルです。
シリコンチップのSMLの他にフォームチップ1サイズとダブルフランジ1サイズが同梱されています。

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まず2.5mmで聞いてみます。A&K SE200のAKM側を使います。
音は個性的で極めてレベルが高く、極めて開放感があり鮮明な独特の音質です。バランスだとはわかっていてもまさに三次元的と言えるような開放感ある空間の広がりに感銘します。すかっと晴れ上がってクリアで明瞭感が高く、ぞくぞくするような独特の音の深みが感じられる。
音の解像力も高く、声の質感が艶やかで肉質感も高くリアルです。低域の量感はたっぷりとしていてロックなどでは迫力があります。Fir Audioの他のIEMは聞いたことがないですが、少なくともFive x Fiveは全体にモニター的ではなくコンシューマーよりの音造りをしているように思います。

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やや低域寄りの音なので特に男性ヴォーカルに深みがあって味が感じられますね。高音域は開放感があって楽器の響きが美しい音です。シャープながらきつさを感じにくいところも「第二の鼓膜」技術らしいかもしれません。きつさが少ないのでアニソンやポップスのような硬い録音でも聴きやすく、かつ引き締まってスピード感があります。
独特の鮮明さから中高音は美音系と言ってもいいくらい音はきれいです。
低域は叩きつけるようなパーカッションがとても歯切れが良くシャープでタイトな音再現を楽しめます。低域の量は多いと言っても解像力も高く引き締まって鋭いベースサウンドを実現しています。

国内版ではfinalの3.5mm端子のシルバーコートケーブルが付属してきます。2.5mmだけだとMojoに使用できないとか不便でもあるので3.5mmケーブルがあると汎用性は向上しますね。

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final製ケーブル

次に3.5mm finalケーブルで聴いてみるとシングルエンドだけれどもとても開放感があり鮮明な音で、バランスだけでこの音になっているわけではないのがわかります。また聴いてみるとこのfinal製ケーブルはとてもFive x Fiveの音との親和性が高い音で、鮮明で音に深みのあるVxVの音をさらに引き出してくれるようなケーブルだとわかります。またバランスの標準ケーブルと似た個性で音の違いの違和感も少ないようです。十分検討した上で添付しているように感じます。

* まとめ

さきに書いたように2016年に初の「第二の鼓膜」搭載イヤフォンであるX2というイヤフオンを聴いたときにもわずか$100の価格でも説明がし難いほど独特の透明感と空間の立体的な広がりを感じたけれども、たしかにここにも同じDNAを感じます。音の広がりというよりは独自の開放感といったほうがいいように思いますね。それがハイエンドイヤフォンになり、独自性と高音質を両立したように思います。
いずれにせよプレーヤーをいろいろ変えてみても、ケーブルを変えてもこの独特の開放感と鮮明さや引き締まったサウンドはあるので、とても強い個性をもった高音質のハイエンドイヤフォンだと言えるでしょう。





posted by ささき at 14:35| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アップルのミュージックアプリにティーザー

アップルのミュージックアプリを開けると「まったく新しい音楽体験がやってきます」とのティーザーが表示されます。
噂のHIFIだとしたら日本語で表示されるので国内でも配信されるのでしょうね。

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posted by ささき at 06:59| ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月15日

アップルミュージックのAndroidアプリにロスレス再生の情報が

アップルミュージックの高音質HIFI版が出るのではないかという情報は、前回はiOSを開けてみた情報ですが、今度はApple MusicのAndroid版にもロスレス再生時の電池消費の警告文が入っているのが見つかったそうです。

https://9to5google.com/2021/05/14/apple-music-android-lossless-audio-streaming/

Apple musicがロスレスをサポートしたとしてもアップルの狙いはオーディオマニアが言う高音質化よりも、Dolby Atmosのサポートと空間オーディオ関連というのはあるかもしれません。
Dolby Atmosもメタデータをエンコードしてるのでロスレスというかビットパーフェクト必要ですからね。360度オーディオ対応というのはありえます。
そうすると上限は48/24ロスレス程度かもはしれません。
posted by ささき at 07:24| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーでオーディオテクニカの低遅延赤外線ワイヤレスヘッドフォンの記事を執筆しました

アスキーでオーディオテクニカの低遅延ヘッドフォンの記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/054/4054061/
posted by ささき at 07:20| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月05日

Windows 10でAACをサポート

Windows 10のアップデートBuild21370でBluetoothで二点改良が行われます。
まずAACがサポートされます。今はSBCとaptXなのでAirPodsを使うときに音質向上が期待されます。
それとエンドポイントの改良で、ビデオ会議をやったり音楽再生したりの切り替えがよりスムーズにできるようになります。

posted by ささき at 19:49| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月02日

アップルミュージックにHIFIオプションが登場か?

今朝ほど海外のメディアが一斉にApple MusicにHIFI(おそらくロスレス)オプションが登場するという噂を報道しています。Techraderなどの有力紙も報じていますが、おそらくここが噂の震源です。
https://hitsdailydouble.com/news&id=326262&title=APPLE-GOING-HI-FI%253F

真偽のほどはわかりませんが、おそらく数週間以内に発表されてAirPods3の発表と込みではないかということです。このことからWWDCではないかとの観測も行われています。おそらくアップルミュージックHIFI(仮)が登場したとしてもSpotifi HIFIのように48/24でALACではないかと考えられますが、WWDCだとすると他になんらかのソフトウエア的な追加の可能性もあり、ちょっと楽しみな噂ではあります。

posted by ささき at 08:40| __→ PCオーディオ最新技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アスキーにハイブリッド型の完全ワイヤレスLYPERTEK「PUREPLAY Z7」レビュー記事を執筆しました

アスキーにハイブリッド型の完全ワイヤレスLYPERTEK「PUREPLAY Z7」レビュー記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/053/4053398/
posted by ささき at 08:33| __→ 完全ワイヤレスイヤフォン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする