先週ゼンハイザーのホームページに今後の戦略の変更に関してのプレスリリースとCEOのメッセージが載せられて、海外のオーディオファイルを驚かせました。それは「ゼンハイザーはプロビジネスに注力し、コンシューマー部門を強化するパートナーとの提携を目指す (Sennheiser plans to focus on its Professional business in future and aims to secure a partnership to strengthen its market position in Consumer Electronics.)」というものでした。下記に英語のリリースがあります。
https://en-uk.sennheiser.com/newsroom/sennheiser-to-reposition-its-business-units-independently-of-each-other-1tmuqg
最近Westoneがオーディオ部門を売却したニュースもあったので、海外のメディアではゼンハイザーでも売却もありうるのか、と下記のように噂も飛びました。
https://www.whathifi.com/amp/news/sennheiser-could-sell-its-consumer-audio-business?__twitter_impression=true
そこでゼンハイザーにもつながりの深いHeadFiのJudeが直接ゼンハイザーの共同経営者(CO-CEO)であるANDREASとDANIEL SENNHEISERに話を聞いた結果のコメントが下記のHeadFi記事にあります。
What's Up With Sennheiser? I Asked The Sennheisers.
https://www.head-fi.org/threads/whats-up-with-sennheiser-i-asked-the-sennheisers.955716/
その結果の要旨は以下のようなものです。
1 今のところ決まった提携先はないが、社員にリーク情報から知られることを避けるためにプレスリリースという形を取った
2 プレスリリースとメッセージの意味するところはパートナーシップによりコンシューマーエレクトロニクス部門の強化を見据えたもので、部門の売却や分割という特定の意図はない
(文中の強調部分" - with neither statement making any specific mention of a sale or divestiture")
3 こうしたパートナー探しに期間の制約があるわけではない
4 歴史的な意味も含めてオーディオファイル向け製品への熱意がなくなったわけではない
それとJude自身が把握してる(非公開の)ゼンハイザーの将来的なロンチプラン(少なくとも2023年まで)に影響はなさそうだということです。
あとコメント欄の方に書いてありますが、ゼンハイザーから日本でもおなじみのAxel氏が去った件についてもJudeはコメントしていて、残った技術者たちも優秀なので問題はないだろうと書いています。
Music TO GO!
2021年02月24日
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