Music TO GO!

2019年04月13日

Poly 2.0アップデートとPolyでのAirPlay使用のヒント

Chord PolyがVersion 2.0となりました。
今回からアップデート方法が変更されましたので注意してください。まずGoFigureを最新版にする必要があります。
まず1.0.41というバージョンにいったん更新してから、GoFigureからDevice Settings→Firmware Updateです。あとはつけっぱなしでP-Statusが青赤黄色の点滅をするとファーム更新中です。今回から自動でリブートを行うようになりました。

2.0ではBluetoothやWiFiドライバーなどがより安定するとともに、今回から正式にRoonの認証を受けてRoonReady機器となりました。
Roonでつなぐと384kHzアップサンプリングをRAATで受けられるので、とてもポータブルで聴いているとは思えません。

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またDLNAアプリからTIDALやQobuzのストリーミングの使用が可能となりました。MQA対応していないのでTIDALではハイレゾストリーミングできませんが、FLACで送ってるQobuzならハイレゾストリーミングもいけそうです。
方法はGoFigureから下にあるUserをクリックするとログイン画面が出ますのでストリーミングサービスのアカウントを入力します。次にPolyをOther(DLNA/MPD)モードにします。
コントロールはDLNAアプリから行うので、8playerアプリにいって、Polyをサーバー(DMR/DMS)として追加。
TIDAL(またはQobuz)というタブができているのでそこから階層を辿ってジャンルとかMyMusicで曲リストが出てきます。

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また新規にRadio機能がついています。GoFigureからRadioを立ち上げることができます。BBCのラジオがプリセットされてますが、自分で追加できます。

ところでPolyはiPhoneを使っているときはAirPlayで接続できるのが強みです。Bluetoothと比べてみるとやはり音質的には一枚上で、特にハイエンドイヤフォンを使っているときはかなり差が出ます。Bluetoothと違ってロスレスのALACで送信していますからね。
とはいえAirPlayはWiFi環境下でないとつなげないので、外出時にはモバイルルーターを使わなければなりません。しかしPolyにはHotspotモードがあり、GoFigureが出てからはピンでつかなくてもGUIで変更できるようになりましたので、外出時でもPolyをHotspotモードに入れればAirPlayを使えます。Hotspotモードに入れて、Poly-xxxというネットワークにつなげばPoly自身が持っているローカルWiFiにつなげます。
ところが、、このままだとiPhoneがインターネットにつながらなくなり、Polyに音楽は流せますがネット作業がなにもできなくなります。
この時はWiFiとセルラー4Gを同時に使う方法があります。(以下iOS12の場合)
1.WiFiでPoly-xxxxにつないだら、その右の(i)を押下してください。
2.ipアドレスとサブネットマスクをメモって下さい。(たぶん192.168.1.xと255.255.255.0です)
3.その画面の「IPを構成」を"手動"に変えてください。
4. さきのIPアドレスとサブネットマスクを入力してください
5.画面を戻ります。これで右上に4Gと出ていたらインターネットがセルラーで使えています。音楽はいままでどおりにPoly-xxでつながっています。

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posted by ささき at 15:39| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする