現在発売中の音楽出版社の「ヘッドフォンブック2016」に記事を書きました。
まず巻頭のCampfire AudioのブランドストーリーとLyra、Jupiter、Orionの各イヤフォンの解説を書いています(P8)。おなじくJH AudioもSirenシリーズの概要解説とLylaII、RoxxaneII、AngieII、Rogieの解説と比較試聴をしています(P18)。Campfire AudioもJH Audioも各モデルをくらべてみるととても個性豊かなモデルになっていると思います。JH Audioのフルメタルシリーズについてはうちのブログでも詳しく取り上げていく予定です。
またBeat Audioもブランドの特色の記事と、Silver Sonic MkV、Supernova、Vermilion、Signalを使った比較試聴を行いました(P186)。各モデル間の違いだけではなく、さまざまなメーカーのイヤフォンにケーブル4機種からのお勧めを書くと言うもので、この記事が一番大変だったんですが、あまり他にはない記事になったと思います。
自分でもBeat Audioのブランドとしての個性と各ケーブルの個性による使い分けが分かって面白かったですね。単に銅線っぽいとか銀線っぽいと言った型どおりの印象に収まらない点がBeatの面白さです。
また今回もヘッドフォンアワードの選定を行いました(P30)。委員12人のトータルでの得票により受賞製品が決定し、今度のヘッドフォン祭で授賞式が行われる予定です。
他にもレビューでAnswerやTriFi、ちょんまげ3号などを書いています。FitEar Airのところでは4人でのクロスレビューのような形でレビューを書いています(P15)。
それと付録のカスタムブックでは巻頭の「カスタムBIG4メーカー座談会」で司会を行いました。これはポタフェスの会場下で行いました。JH Audio、Westone、、FitEarのキーマンが語るものです。JH Audioはもちろんジェリーハービー、WestoneはCEOのジェイソン・ロックウッド、センサフォニックスはマイケル・サントウッチ博士、FitEarは須山さんです。
特にマイケル・サントウッチ博士はめったに日本には来れないということで貴重な機会だと思います。これは英語で全部おこなった(須山さんも)のでなかなか大変でしたが、国際的で面白かったですね。
なかなか読みどころ満載だと思いますのでぜひ購入お願いします。