Music TO GO!

2015年03月26日

JudeによるHeadFiのCanJam紹介ビデオと数々の新製品

この週末はHeadFiでも最大のイベントであるCanJamがロスアンゼルスのサウスコーストプラザ・モールにて開催されます。そこでJudeが紹介ビデオをアップしています。数々の新製品がビデオレビューされていますのでぜひご一覧ください。
Part1とPart2に分かれています。
まずPart1ですが、下記リンクにてビデオが見られます。私の私的興味のあるものをいくつか紹介していきます。
http://www.head-fi.org/t/741136/canjam-socal-2015-march-28-29-2015-only-3-days-away/840#post_11425416
下記説明は私が聞き取りしたものですので念のため。数字はビデオのタイミングです。

2:18Audeze EL8は特にクローズの音が向上したようです。
9:50レイラとアンジー、AKT5pはAstell&Kernのブースで紹介しています。それとカスタム版レイラはCanJamには出ないように思えます。
14:21 Colofly系のLuxualy presision LP5の紹介です。最新L5の方は不明です。Cyan N6なども紹介されています。
16:29 SchiitのフラッグシップDACであるユグドラシルDACの紹介です。これはDSPデジタルフィルターもさることながら、なんとR2R(マルチビット)DACです。海外ではマルチビットDACというよりR2R(レジスター トゥ レジスター)のほうが一般的な呼び方です。噂されていたようにディスクリートではなくDAC ICを使うタイプでAD5791 BRUZというDAC ICを使います。スペックシートを見ると20bit精度のようですね。BRUZは高級(選別?)タイプです。
またラグナロクはユニバーサルアンプと呼ぶハイパワーアンプでヘッドフォンもスピーカーも鳴らせるところが特徴です。
18:49にラグナロクのリレー式のステップアッテネータのカチャカチャいう音でJudeが遊ぶところが収録されりています。
29:20 にはAurender flowとともにAurender CastFiというキッチンなんかで使うTVでスティック型のコンピューターと合わせてストリーミングで使うようなものも紹介されています。

Part2のビデオでは声が枯れて準備で疲れてるかもしれませんね。Part2はこちらです。
http://www.head-fi.org/t/741136/canjam-socal-2015-march-28-29-2015-only-3-days-away/1065#post_11442629

まずHifiManです。HE100は真空管ハイブリッドでUSB DAC付き、$500くらい。HE901Sも出てます。
4:16 HE10000の生産版が紹介されています。グリルが横棒となって新デザインとなっています。Judeはドライバーが消えてしまうようなサウンドだと言っています。私も生産版をちょっと聴きましたが、前より自然というか音楽的に向上しています。価格が$2,999と発表されてますが、性能的にはHD800はずっと超えてて、これに比較するのはSR009とかAbyssだと思いますのでまあ良いところだと思います。
13:47 ChordではHugo TTが紹介されていて、HE1000との組み合わせが聴きものだって言ってます。
18:47 MrSpeakerのここで初披露のEther(イーサー)という平面型の新型ヘッドフォンが紹介されています。平面型でAlpha Primeで採用された技術とともに広いダイヤフラムでオープン型です。RP modではなく新設計です。側圧を適正化できる形状記憶のヘッドバンドなどかなり新しいところも入っていますね。これはプロトタイプで$1499、能率高いということです。
22:13 AyreのUSB DACのCodex(コーデックス)です。CESに出てました。あとPonoはAyreのブースで展示されるようです。
24:08 ハイエンドで高駆動力ヘッドフォンアンプで海外では定評あるCavalli Audioが普及価格のLiquid Carbonを出してます。バランス入力もバランス駆動も可能のようです。おそらく純粋ヘッドフォンアンプです。
24:59ではカスタムIEMも使えるノイズの低さでFitEarが写ってますね。
25:29なんとCavalliがポータブルヘッドフォンアンプも出してます。フルディスクリート設計で名前はPortable(仮?)です。Cavaliは評価高いので要注目かも。
29:18 NobleのBluetooth、BTSプロトタイプです。ショートケーブルも用意するけど、Noble専用ではないようです。
33:57 静電型のスーパーツイーターで知られるEnigma Acousticが出したDharma D1000 ハイブリッドです。CESに出てました。 静電型と和紙ダイナミックのハイブリッドです。AKG K340を持ち出して比較していますね。Judeは音もいい(Wow!)って言ってます。A1というECC82使ったヘッドフォンアンプもありますが、D1000はセルフバイアスのタイプなのでSTAXのような専用ドライバーは不要です。
41:27 Darin Fongのスピーカーエミュレータ(out of your head)も出てますね。
41:55 電流出力ヘッドフォンアンプ作ったQuestyleのQP1電流出力ハイレゾプレーヤーです。Rは高級版。iPhone生産で知られるFoxconnで作ってるのもポイントで、PAW Goldとも中国製も品質でも勝負できるようになってきたのかも。
DSDは単体ネイティブかも?電流出力なのでクロスオーバーのあるIEMには向かない気もしますが、QP1は出力インピーダンスも売りにするちょっと特徴的なところがあります。


AyreやDharmaみたいにCESで出てた機種が実際に発表されてるのも見どころですし、HE1000、Nighthawk、EL8、Ether、Dharmaとヘッドフォンが良いのも今年の特徴を占うようです。
さて本番が楽しみなところです。
posted by ささき at 22:10 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする