週末はやや雨のぱらつく中をつくば市のロボット実験区間で試験的に公道走行が許されるツアーに参加しました。これは三ヶ月待ちくらいの人気ツアーです。
http://www.ttca.jp/segway/
ここのセグウェイは日本で唯一公道の走行が許可されているので、ナンバープレート(地方自治体許可)がついています。最近セグウェイに興味を持った身としてはいつも林道では快適なセグウェイが、公道ではスイッチオフして引いて渡るという点に疑問を持っていたわけです。
はじめにみっちりと講習があり、みなが十分に操れるようになってから公道に出ていきます。
いつもは一部でも公道があるといったんスタンバイにして手で引いて渡るんですが、今日は人の通る歩道や街なかを堂々と通ります。なんとも新鮮な感覚です。特に横断歩道の通行はついこの6月に許可されたばかりだということです。
セグウェイはブレーキがないから公道は走れないとは言われますが、実のところ乗ってみると物理的なブレーキがなくてもセグウェイは安全に止まれます。むしろ低速で不安定になる自転車よりも安全に走行できると思います。とはいえこれは乗ってみるとわかることであり、まだまだ一般からは「なんだかわからないもの=危ない」として敬遠されるのはある意味致し方ないところです。
横断歩道では上の写真のように自転車に準じてわたりますが、これはセグウェイが軽車両とみなされたからでしょうね。セグウェイが「なんだかわからないもの」から軽車両に準ずるとみなされたのは大きな進歩だと思います。
またツアーの中ではかつての科学博の会場案内などとともにつくばの先進的な人と車を分ける街づくりもよくわかりました。セグウェイは森の中のツアーで静止して花をよく眺められるように、街をもよく理解することができます。
一部の市職員が実践してるというモバイルシェア・セグウェイ通勤の車庫(上の透明のボックス)なんかもあり、興味深いものでした。つくばのような先進的な取り組みがひろまってほしいところです。