Music TO GO!

2014年07月08日

Android LでついにUSBオーディオクラスドライバをサポート

Androidをデジタル出力対応にするには、いまはサムソンのようにベンダーがオーディオクラスドライバを搭載させるか、TEACのようにDACをAOA対応にするか、USB recorder pro/Player proなどのドライバ搭載アプリを使うか、ルートを取って改変カーネルを入れるか、のいずれかでした。
対してiPhone/iPadではすっきりとiOSにUSBオーディオクラスドライバがiOS4.2(iPhoneは7)のころから採用されています。ちなみにAOAに相当するアクセサリ・プロトコルはiPodのころからありました。

以前、下記記事でAndroidでのUSBオーディオクラスドライバ採用の可能性に言及しました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/369632860.html
それが先日発表されたAndroidの最新バージョンLでついに搭載されるようです。
まず上記のissue 24641がついにステータスがリリースに変わってます。ネット上の記事もL previewに入ってることを示唆しています。
http://www.androidpolice.com/2014/07/04/android-l-feature-spotlight-android-now-natively-supports-usb-audio-out/

Android Lを搭載するだろう次期Nexusタブレットでも標準でUSB DACに対応できそうです。
またUSB Audio player proでは最近DoPに対応したようです。そしてDalvikに変わるLでの新しい仮想マシンARTはOSの64bit化を約束するとともに、オーディオアプリの性能も上げるでしょう。
Androidも強力なオーディオプラットフォームに進みつつあります。
posted by ささき at 20:53 | TrackBack(0) | __→ スマートフォンとオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする