Music TO GO!

2013年07月24日

Androidのオーディオファイル向けプレーヤーアプリ、Kamerton

KamertonはAndroidの高音質を志向した音楽プレーヤーです。そのためUIや機能は最小限になっているところはNeutronよりもむしろiOSのGolden Earを連想させます。

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特徴としてはPCオーディオで使うようなハイレゾ・ロスレス音源をそのまま再生できるという点です。
そのため192kHz/24bitまでのFLAC/APEなどをサポートしますが、一番のポイントはWavepackのISOフォーマット(iso.wv)をサポートしている点です。iso.wvは音源とCUEファイル、ジャケット写真などをひとつのisoファイルにまとめたものです。ただしあくまでWavepack形式なのでRedbook CDでは読めませんので念のため。
再生はシンプルなもので検索機能もありません。Neutronよりも機能的にはかなり少なくなっています。基本的にはフォルダの階層で進みます。短押しで再生、長押しでメニューが表示されます。Music Uploadではウエブ経由で音楽をアップロードできるようです。またタグを使ったアーチストとかジャンルもありません。
各ファイルは最高で192kHz/24bitの音源を再生可能ですが、もちろんAndroidでは単体でハイレゾ再生はできませんので、ダウンサンプリングします。KamertonではCPUパワーと音質のバランスを取りながらダウンサンプリングをしているということです。この際にFLACが最適なようで、ロスレスとはいえAPEのようにややこしく高圧縮しているとうまくないかもしれないということです。ダウンサンプリングではディザ処理なども行っています。

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左がフォルダ画面、中が再生画面、右がメニューです。まさに簡単なものですね。

Walkman Z1000とUE18/TWagで聴いてみました。Z1000は4.0にアップデートしています。
さすが音質はなかなか優れていて、イコライザで飾らねばならない定番Powerampよりストレートでかなり良く、Neutron(やGolden Ear)と同様にイコライザーを使った虚飾感はあまり感じられません(どういう処理やってるか細かくは不明ですが)。
Neutronと比べても音質的には拮抗する感じでZ1000の細やかさも良く聞き取れます。オーディオ的な滑らかさでは上のように思いますね。比べるとNeutronはやや乾いて硬質に感じられます。Kamertonはロック・ポップでのベースのインパクトもあります。Neutronの方が正確でタイトなベースかもしれませんが、Kamertonの方がやはり聴きやすくはあります。Neutronは全体的に締まってタイトではあるけれども、ややコンパクトにまとまった感はあり、Kamertonは同等な音質レベルだけれどももっと聴きやすく楽しい感はあります。GoneMADと比べるとGoneMADは細部が荒削りで、Kamertonは滑らかで上質感があります。
ハイレゾのダウンサンプリング試聴ではKamertonはなかなか素晴らしい音質で、NeutronでディザをオンにしてもKamertonの方がより上質かもしれません。
Neutronが理詰めで作ったソフトなら、Kamertonはもっと聴感的に良い仕上がりのソフトになってると思います。

iOSのプレーヤーソフトはDSPに頼りがちな傾向もありますが、Androidの方はこのWalkman Zなどハード的に音質の良いものも選べるのでNeutronやKamertonのような直球勝負のプレーヤーソフトは価値があると思います。

リンクはこちらです。価格はわずか191円です。使いやすくはないけど、Neutronとはまた一味違った高音質プレーヤーソフトを探してる人にはお勧めです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=rogatkin.mobile.app.lialichka
posted by ささき at 07:58 | TrackBack(0) | __→ スマートフォンとオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月23日

Netaudio Vol11に執筆しました

Netauido誌のVol11にいつものネットオーディオ最前線ということで、DSDの今後についていろいろと書きましたので興味のある方はご覧ください。(P176)
またここで当ブログの本、Music To Go本も宣伝していただきました。ありがたいことです。


posted by ささき at 23:08 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

音楽で人の心を守る歌姫、三宅由佳莉3曹がCDデビュー

いま最も輝いていて、もっと知られても良い歌姫、それが三宅由佳莉さんです。彼女は自衛隊初の声楽採用で海上自衛隊の3等海曹です。東京音楽隊の一員として各地でその素晴らしい歌声を披露しています。いままでは会場に足を運ぶかYoutubeで見る以外にその歌声に触れることはできませんでしたが、なんとこの8月にユニバーサル・ミュージックからCDデビューすることが決まりました。
これに際して専用サイトが立ち上がっています。
http://www.emimusic.jp/classic/miyake/

ここではYoutubeで紹介していきます。
まずこちらの交響組曲「高千穂」を聴いてほしいと思います。これは海自のオリジナル曲で後で書きますが指揮の河邊一彦2等海佐の作曲です。なみのサントラよりもスケール感が大きく勇壮でカッコ良いですね。そのなかでの彼女の歌声に注目してほしいと思います。これもCDに収録されます。



自衛隊は各地でさまざまな層の観客を相手に演奏活動を行いますので、多彩なジャンルを歌いこなす必要があります。三宅3曹もオペラの歌曲からアニメのテーマまで多彩に歌いこなします。ラピュタのテーマはこれまでも多くのカバーがありましたが、この三宅由佳莉さんさんの歌ほど力強くストレートに感動できる歌の力はあまり聴いたことがありません。



三宅由佳莉さんの歌の魅力は声質が美しく魅力的とか多彩に歌いこなす技術力という点もありますが、まずこの力強く背を張って凛とした表現力だと思います。たとえば「坂の上の雲」のテーマ曲(Stand Alone)を三宅由佳莉さんさんが歌ったバージョンを聞くとオリジナルのサラブライトマンや森真紀さんよりもハッと思わせる感動があります。坂の上の雲というのは恋愛ドラマではありませんから、甘くきれいに歌えば良いというわけではありません。明治の日本が坂の上の雲に手を伸ばそうという、凛とした力強さを三宅由佳莉さんの歌からは感じられます。

また、オリジナル曲の作曲をしているのは指揮の河邊一彦2等海佐ですが、この河邊2佐の作曲センスも良いですね。軍楽隊らしくダイナミックで勇壮です。多くの一般の人が聴くので分かりやすい良さもあります。上の交響組曲「高千穂」は歌曲が入るのは2楽章だけですが、1楽章から4楽章までいずれも良いのでぜひ聞いてみてください。自衛隊の音楽隊は一般に演奏力もとても高いんですが、この機会にもっと注目されても良いと思います。

下は「祈り」で東日本大震災の被災者の方々への応援歌として作曲されました。曲はピアノのリードで展開される前半と歌曲の後半に分かれます。前半は被災後の哀しさなどが表現されていますが、やがて「希望」「夢」「未来」という-言葉を「祈り」に込めて美しく奏でられます。その祈りの部分を彼女が歌います。この祈りがCDではメインテーマとなるでしょう。



大震災では自衛隊の活躍ぶりが注目されましたが、三宅3曹の場合は歌の力で人を救うということが出来るということを改めて思い起こさせてくれます。彼女の歌の力強さは人々にきっと力を与えてくれるでしょう。

     
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2013年07月18日

AndroidでUSBオーディオクラスの標準搭載が実現か

GoogleのAndroid開発フォーラムで長らくReviewed(確認した)で放置されてきたissue 24614(add support for USB Audio)のステータスがAssigned(取り組んだ)に変わっています !
http://code.google.com/p/android/issues/detail?id=24614
これはなにを意味するかと言うと、いままで一部の機種(Galaxy S3とか)でしか使えなかったUSBクラスドライバーを用いたUSB DACの使用が、Android搭載の全機種で可能になるということです。

USB Audioって4.1からはいってたんじゃないの、という方もいるかもしれません。そこでAndroidでのUSB DAC使用のおさらいです。
Androidで言うUSB Audioは大きく2通りに分けられます。
まず4.1でUSB Audioという機能が実現されましたが、これはアクセサリープロトコル2.0の中で実装されたものです。アクセサリープロトコルで実装したということはAndroidはUSBデバイス側になり、AppleでいうとiTransportのようなiPodデジタル対応DACのように専用機が必要です。これは実現された例は4.1のリリースの際にArduinoのキットで実装されただけで、現状Android対応のUSB DACと言われているものは次にあげる別の方式を取っています。
そのもうひとつの方法はAndroidをUSBホスト側で使うことです。いまではこれが一般的で、Galaxy S3などで使われている方式です。これはOS供給先のGoogleではなく携帯メーカーの対応となるので対応機種にはばらつきが出ます。DACではXP-01などほぼすべてがそうです。つまり通常のPCオーディオのようにOS内のUSBオーディオクラスドライバーを使い、普通のUSB標準ドライバー対応のUSB DACを接続します。ただしAndroidは本来はデバイスなのでホスト/デバイスの関係を逆転するためにUSB OTGケーブルが必要です。
前に書きましたがAndroidの標準の(CoreAudioみたいな)音声システムはAudioFlingerというもので、USBオーディオクラスドライバーをサポートしていません。これが上のissue 24614で指摘されたもので、AndroidはLinuxがベースですのでALSAのUSBオーディオクラスドライバーを生かしてくれと言うことです。要件としてはこの方式ではホスト機能のためにAndroid4.0が必要です(4.1より前でOKです)。
これはAppleでいうとiPadのカメラコネクションキット経由で普通のUSB DACを接続することに相当します。今回取り組んでいるissue 24614はこちらの方法です。いままでGalaxy S3など一部機以外はUSBオーディオクラスドライバーを生かすためにはOSの書き換えなどマニアックに対応していましたが、それが不要となります。

このようにスマートフォンはデバイス側とホスト側の両方になりえるので注意が必要です。ちなみにADKではこれを利用してAndroid端末をデバイス側で使うことにより消費電力の低下に応用しています。

10月と言われてるAndroid5.0(Key Lime Pie)には実装されるとよいですね。ちょっと楽しみなことです(私もいろいろと思惑があり)。
posted by ささき at 22:05 | TrackBack(0) | __→ スマートフォンとオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Resonessenceの超小型DSD対応DACアンプ、HERUS

Resonessence labsがtwitterで超小型のDSD対応DAC内蔵ヘッドフォンアンプのプレビューを見せていました。
https://twitter.com/resonessence/status/357328521137369088/photo/1
これはDragonflyというよりはMeridian Explorerに近いもので、USB直さしではなく、片側にUSB B端子がついています。twitterでは片側しか見えてませんがこれは質問して確かめました。
DSDに対応するというのはここで明言されています。あとは搭載DACが新しいES9018-2M(または9016-2M)か従来的なES9023か、です。Concero HDにすでに9018-2Mを搭載していますので2Mはバスパワーでも問題ないようです。ただしこの超小型サイズではどうなんでしょうか。やはりラインレベルドライバーの内蔵している9023かとも思いますが、Dragonflyで9023を使用していますので、やはりResonessenceなら2Mでやってほしいところですね。

posted by ささき at 21:44 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

ポータブル研究会2013夏レポート

この週末はフジヤさん主催のポータブル研究会イベントに行ってきました。これはヘッドフォン祭に比べて小規模ですが、よりマニアックな性質のイベントです。今日のマニアックなものが明日の一般になったりするので将来を占うという意味でも面白いイベントです。
500名ほどの来場者と言うことでしたが、いつもながらはじまりから終わりまで人の多さがほとんど変わらないという盛況ぶりというか、濃さ加減でした。

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以下イヤフォン・ヘッドフォンの試聴はAK120で、アンプの試聴はFitearパルテール(with BlackDragonケーブル)で聴いています。

まず今回はUltrasoneが普及価格帯のダイナミックイヤフォンを出してきたというのに驚きました。これはUltrasone Pyco(ピコ)という名称で、タイムロードさんにも数日前に届いたばかりのようでこのイベントが世界初のお披露目となると思います。価格は2万円前半を予定しているようです。
筺体的にはTioに似たアルミハウジングが特徴です。Ultrasoneのロゴも含めて外観的にはTioに似ていますね。6.5mmの小口径ダイナミックドライバーを採用しているということで、Shureやゼンハイザーなど小口径の高性能ダイナミックドライバーはちょっと流行りではありますね。
聴いてみましたがUltrasoneらしい音楽性の良さが特徴的で、音にダイナミックらしい暖かみと価格を超えるような深みがあります。楽器の音が明瞭で、音の広がりも良いですね。音的にはやはり今回会場で新製品では価格が似たようなKEFのイヤフォンよりも良くて、Pycoはけっこう欲しくなりました。

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こちらも初披露のゼンハイザーの新製品、モメンタム・オンイヤーです。現行モデルよりかなり小さく見えます。カラバリもきれいで、軽くて可愛い感じですね。これは女子向けとしても良いでしょう。音も現行モデルとは多少異なっているようでした。モデルさんは主催サイトのオトノートもオープンして波に乗ってる福島花乃さんです。

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下は話題のケーブルメーカーのCardasが作ったイヤフォンEM5813です。
価格はやや高く6万前後でフジヤさんでは5万前半くらいということです。ドライバーはダイナミックで音はかなり良かったですね。情報量も豊かですが、音のきつさがないのが良い点で、標準でリケーブルしているようなケーブルのグレードの高さも貢献していると思います。

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下はHifimanのRE600で4極ミニのバランスプラグはTRRSと呼ばれるものでHM901を持っている人にはお勧めです。RE600は音性能も高く、私は開発バージョンを聴いたことがありますが、音も外形もそれよりも進化していました。これも小口径高性能ドライバーですね。

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下はヘッドフォン祭でも開発バージョンの参考展示がありましたフォステクスのTE-05です。これは1万切るくらいと言うエントリー価格の割にはクリアで明瞭感が高い音質とMMCXプラグでリケーブル可能という点がポイント高いです。いつもながらフォステクス(フォスター)はドライバ提供メーカーということもありコストパフォーマンス高いですね。
最終版ということで前に聞いたのよりベースが抑え目でバランスが良くなってると思いました。

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下はJ-phonicのイヤフォンです。J-phonicはゼンザフォニックの社名が変わったそうで、カスタムのゼンザフォニックをあつかって経験を生かしてユニバーサルも作ったということのようです。
デュアBAドライバの構成で価格は39000円くらい、黒がスタンダードの音、赤はそれを柔らかめにしてチューニングを変えているということです。
黒の音は明瞭があって固めで、やはり赤の方が聞きやすい感じでした。黒と赤は価格はおなじということです。

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ONKYOも金曜日に発売されたばかりというHF300を出展していました。これはダイナミックドライバーで、音はバランスよく整った音でした。eonkyoの高品質音源を聞きたくなるような感じです。またケーブルも良いですね。これもMMCXでリケーブル可能です。MMCXが増えてきましたね。

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下はJabenのサプライズ出展のスリムポータブルアンプです。音に広がりがあり制動がすごくきいてる感じで、いかにもバランスっぽい感じです。音はニュートラルでクリア系ですね。聴いた人たちの評判も上々でした。
現在公開可能な情報:
名称はMarverik。光デジタル入力可能でバランス出力可能。バランス端子はRSAタイプの4ピン。デモ用についていたPro Oneイヤフォンはこのデモのために改造したものである。

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下はJaben扱いのPSBというカナダのスピーカーメーカーのヘッドフォンです。だいたい4万くらいになりそうとのことです。音が遠く感じるけど雰囲気感が良い感じで、スピーカーメーカーらしい音の作りかなと思います。

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こちらのクマはJabenの名の由来でJames & Benjyaminです。

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iriver(アユート)ではAK120の新ファームであるDSD再生のデモを行っていました。この新ファームは昨日公開されました。これについては別記事にしています

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Analog squre paperは6万円くらいのTu06というハイブリッドを出していました。ハイブリッドだけと真空管っぽさも残してる温かみがありました。

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完実さんではRATOCさんのバランスポータブルアンプのコンデンサを変えて音を聞いてもらおうというデモをやっていました。なかなかマニアックな試みです。

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なお今回からレポ用のカメラがPowershot s95からPowershot G15に変わりました。

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なぜレポ用に一眼レフではなくPoweshotを使うかと言うと、軽いからという他にセンサーサイズが小さいからです。センサーサイズが小さいというのは悪い方に言われることが多いんですが、レンズの焦点距離が小さくて済むのでピントの合う範囲が広く写りますのでこういうレポで便利です。
s95の後継のs110とい手もありますが、フラッシュが使いたいということと(今回は一部で270EXを使用)、あまり小さいとレンズ性能に制約を受けすぎるという理由でG15にしました。Gシリーズは重いというイメージでしたがG15ではわりと軽くなったということもあります。右肩の独立した露出補正ダイヤルもプラスですね。まあ一番の理由は前の日にうっかり中古ページを見てたら安くなってたということですが。
レポのみならず、なかなか一般使用でもよく写ってきれいに撮れるカメラです。

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今回はRWAK100-Sが間に合えば前回のRWAK100みたいにまた持ってくる予定でしたが、残念ながら間に合わず、いま米国からこちらに向かっているところです。

全体の印象としては今回は良いイヤフォンの新製品が目立っていたかなと思います。ヘッドフォンはモメンタム・オンイヤーはありましたが、全体ではいまひとつではあります。ヘッドフォン市場とは言いますが、最近はやはりイヤフォンにフォーカスが来ているように思います。Ultrasoneがイヤフォンに注力してきているのも興味深いですね。
個人的にはフォステクスTE-05とUltrasone Pyco、そしてOnkyoのHF300が価格的にも手頃で音も良いと思いました。また高いですが音的にはCardas EM5813も良かったように思います。全体にダイナミックの復権かと言う気もしますね。

それとシンガポールのJaben主催のヘッドフォンショウの案内も各ブースに行いました。興味のある方はどうぞJaben Japanに連絡してください
私はこれに参加する予定ですので、このヘッドフォンショウと新装なったJabenストアのレポート、シンガポールオーディオ事情などなどそのうちレポートしたいと思います。

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また、今回はあのChrod社の代表ジョン・フランクスが見に来てくれました。アジア巡回の途中でポータブル研究会にも立ち寄ってくれたようです。
私もいろいろとお話ししました。気さくで良い人ですが製品のことに関してはとても熱意と技術への誇りを持って語ってくれたのが印象的でした。会場を回ってポータブル文化にもいたく感心していたようでしたが、これが製品になにか良い影響を与えてくれることを願います!
posted by ささき at 22:50 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月16日

AK120のDSD対応について

本日AK120のDSD対応ファームウエア1.30が公開されました。
プレスリリースを見ると対応について(DoP, PCM)と書いてありますが、AK120のDSD対応は2つに分けられるようです。

1. プレーヤー内(AK120)での再生
これは通常のようにAK120のプレーヤー内にDSD音源を格納して再生します。
DSFとDFFの両方に対応しています。再生はPCMに変換する方式を使用していて、PCMでは88.2kHzとなります。ただし負荷がかかって操作が重くなります。

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2. USB DACとしてPCから再生
これはAK120がDSD対応USB DACになるというものです。PCからはDoPで伝送します。ただしいずれにせよこの場合でもネイティブ再生とはならずにPCM変換となります。通常はPCのソフト側でDSDに変換しますが、この場合はプレーヤー内部のファームウエアで変換するということになりますね。

MacでAudirvana Plusで試してみました。AK120をMacに接続してAudioMidiを見ても対応サンプリングレートは同じです。
AudirvanaのpreferenceではDSD64対応というのが見えていますので、対応しているのは間違いないようです。しかし再生してみるとDoPでは再生できません。ためしに旧dCS方式にしてもダメです。もちろんMac側のPCM変換は機能します。

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ここで気が付いたのですが、DoPって176kHz/24bitが必要ですが、AK120のスペックを見ると176kHzでは16bitにしか対応していません。AudioMidiで変更しようとしても176/24にはできません。このため矛盾が生じていると思います。これについてはちょっと確認をお願いしています。
PCについては未確認です。

* 7/17追記
USBからのDSD再生は今回サポート外となったそうです。

これができれば将来WM8741版のAKxxxなんかが出た場合にネイティブ再生への道が開かれることになりますが、、
posted by ささき at 22:09 | TrackBack(0) | __→ AK100、AK120、AK240 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月11日

シンガポールのヘッドフォンショウへの出展サービス

フジヤさんのヘッドフォン祭にも毎回やってきておなじみのJabenですが、今度は8月の2-4にわたってJabenが主催してシンガポールでヘッドフォンショウを開催します。
これは"Mook Headphone Festival in Singapore"というものです。場所はシンガポールのコンベンションセンターです。Jaben Networkは現在8カ国・地域に21店舗を持っています。いまでは日本でも日本人の代表者(おおやまさん)がおります。ショウでは展示だけではなく、即売も可能ということです。

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このショウではWilsonさんもぜひ日本のメーカーにも参加いただきたいと言っています。ただ、なかなかシンガポールに出張と言うのもたいへんでしょう。そこでJabenが製品の展示・管理を現地スタッフに頼んでやってもらい保険もかけるというサービスを実施してくれるということです。費用はかかりますが、一日50SGD(4000円くらい)ほどだそうです。3日やってもさほどではないでしょう。
下記Jaben Japanのアナウンスによると手数料は無料で送料だけ負担してほしいということです。
https://www.facebook.com/JabenJapan
もちろん個人規模でも大丈夫です。もしこの出展サービスに興味あれば、ポータブル研究会の当日にJabenブースに立ち寄ってもらい、担当者(おおやまさん)に声をかけてください。Jaben経由でデモ機をむこうに送ってもらえると思います。
私に声をかけてもらってもかまいませんので紹介いたします。またポタ研参加企業でなくてもかまいませんし、イベントに間に合えばいいと思います。この辺はJaban Japanのおおやまさんに相談してください。
Jaben JapanのFacebookページはこちらです。
https://www.facebook.com/JabenJapan

シンガポールはアジアのハブとして機能している国です。私も一度行ったことがあります。(下記ホームページ)
http://www.asahi-net.or.jp/~eg3y-ssk/photo/tstar/singapore2004/index.htm
治安も生活レベルも良いですね、というか日本より上かと感心することもしばしば。この当時でバスにTVがついてタクシーは全車GPS付きでした。国が小さいので政府の統制がとりやすいようです。食事は安くうまいです。

Jabenは世界中にとても広いネットワークをもっていますので、特に日本以外の拡大するアジア市場に打って出たいというメーカーさんにはお勧めです。ぜひ世界雄飛を考えている人にはチャンスだと思いますので参加をお勧めします。次回以降はシンガポール以外での開催ともなるようですので、それもよい機会でしょう。
日本製品はそれだけでアドバンテージがあります。私がシンガポールにいったときに帰りにお菓子の土産を買おうとしたら、なにやら現地製なのにカタカナとか意味不明の日本語が書いてある商品がいくつか目につきました。聞いてみると、日本語らしい言葉がかいてあるとそれだけで高級な印象があるとのこと。世界各国でどの国が革新的、とアンケートをとったら欧州各国での一番は日本だったということもあります。
それだけ日本製品は支持されていますし、期待もされてます。ぜひこのヘッドフォン分野でも日本製品を世界に出したいと言う人は応募してみてください !
posted by ささき at 20:51 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

鳥の響展 - 吉松隆

本作は「プログレ現代作曲家」吉松隆氏の還暦を祝するコンサートライブです。若手のように思えましたが、もうそんなベテランなのですね。
二枚組で構成されていて、一枚目は現代音楽家としての吉松隆氏の顔、二枚目は平清盛やタルカスなど最近の話題作から録音されています。実際のコンサートライブではこのほかにピアノ演奏など器楽演奏があったようです。
一枚目の「鳥は静かに」は吉松氏らしい美しい佳品で(このCDには収録されていない)プレイアデス舞曲ともども難解なイメージの現代曲でこれだけ美しさが表現できるという好例となりうるものです。「サクスフォン協奏曲・サイバーバード」はジャズの要素も感じさせる軽快でやはりわかりやすい曲ですね。「ド-リアン」は名の通りドーリア旋法を駆使した万華鏡のような「幻の」初期作品です。
二枚目の「平清盛」と「タルカス」は最近の話題曲で、氏の知名度を押し上げるとともに、ロックをベースにした「破壊力のある」ダイナミックなオーケストラサウンドを全面に押し立てたものです。そして最後にはキースエマーソンのサプライズ演奏で「ハッピバースディ」が演奏されます。

こちらは本人からのメッセージです。


私も吉松作品はこれまでいくつか記事にしていますが、現代作曲家らしい新しい試み、プログレ好きに由来するダイナミックなところ、そしてあくまで美しさを追及するところなど、よくバランスのとれた作曲家だと思います。還暦を機にこれからもぜひがんばっていってほしいですね。


posted by ささき at 19:53 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

SONY RX1とGoPro、清里の休日

少し前に行ってきた清里の写真をアップします。
まずはSONY RX1の写真から。瑞々しい新緑のまぶしさがよく再現されていると描写だと思います。

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SONY RX1

RX1はモノクロカメラとしての魅力もあります。

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SONY RX1

今回もメインの目的は乗馬の外乗(遠乗り)です。
はじめに下のように馬場で慣らしをしてから右のように森の中に騎乗して入っていきます。

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iPhone5

これはGoPro2で撮った写真です。GoPro2も動画用ではありますが、静止画もなかなかきれいに撮れます。この辺は超広角専用カメラとしても面白いところ。ただ使っているうちにケース内に曇りが生じるのが難点です。

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GoPro2

今回乗った馬はラッツというサラブレッドです。サラブレッドにしては山野でもしっかりとした足取りでしたが、なかなか大きくて乗るのには難儀しますね。

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GoPro2

下左は高原の朝。ゆっくりするのもいいんですが、清里に行ったからにはいろいろと動き回りたくなります。下右は森の中に突如出現する清里写真美術館、K MoPAです。この日はヤングポートフォリオ展をやっていました。ヤングポートフォリオ展は世界中の若手カメラマンの作品ですが、通してみると日本では人を撮るのは難しいかなという感じがします。バングラデシュとかインドのカメラマンのは喜怒哀楽と生死が切実で明確です。そういう面からやはり日本は満ち足りた国かなと思います。

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清里の食は今回は中村農場で攻めてみました。まず卵かけご飯定食です。ここは濃厚で新鮮な卵が魅力的です。

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iPhone5

これは中村農場のラーメン。鶏ガラスープが美味いですね。右は甲斐シャモの唐揚げ。こっちもしっかり味が詰まってます。

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iPhone5

次は清里の温泉シリーズ。こちらはいつも行っている天女の湯で、森の中の露天風呂が良い感じ。泉質も良く、向こうに行ったときはぜひ立ち寄ることを勧めます。

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iPhone5

こちらは秘境感もたっぷりの温泉、増富ラジウム温泉です。行くまでがバスとギリギリすれ違うような箇所がある道をひたすら走って清里から40分ほど、ここはラジウム温泉というよりもぬる湯としてユニークです。
中にはいくつかの浴槽が37度、35度、30度、25度と温度で別れています。またなぜか温泉でなく水沸かしの42度の普通のお湯もあります。37度ですでにぬる湯で、35度だとかなりぬるい感じ。30度は水かと思うくらい。でも25度はもう30度と変わらない気合ではいります。25度は寝湯になって胸に負担がかからないようになってます。たまに42度のお湯であったまるのが良いかもしれません。
35度がメインか人気が高く、慣れるとこれが気持ち良い。口を開けたまま寝てるひと、半分顔を沈ませて寝てる人など、時間を忘れて入れます。あがってからも独特の爽快感があり、くせになりそうな温泉でした。

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iPhone5

さて、次の乗馬行はところ変わって富士山のふもとの予定。世界遺産にわく富士山でまたなにが待ち受けているのか。。楽しみです。
posted by ささき at 12:22 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月04日

Music To Go本好評をいただいています

先日発売したMusic To Go本ですが、今時点でAmazonのオーディオビジュアル部門で9位と好評をいただいています! 予約時点よりも発売してからの方が好評をいただくという良い展開です。
派手なところのない分厚い本なんですが、みなさまありがとうございます。

発売前は単にブログの転載じゃないかと思ってた方も多いかもしれませんが、実際に本で読むと通読しやすいのでこの間の流れがよく分かると好評をいただいています。このネットの時代に紙の本を読むという価値を見直すという点でも面白いモデルケースとなるのでは、とも思います。
引き続きよろしくお願いします !


posted by ささき at 21:25 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

DSDイベント第4回を開催します

好評をいただいているDSDの概要をお伝えするイベントの第4回を7/20(土)に開催します。
場所は同じくタイムロードさんの六本木にあるショウルーム「遊」です。
内容は引き続き下記のように

 ・DSDネイティブ再生の経緯・背景
 ・DSDとPCM(比較試聴など)
 ・DSDネイティブ再生の機材とソフトウエアについて(予定: QBD76 HDSD、Audirvana Plus)
 ・DSDに力を入れているレーベルの紹介(Blue CoastとChannel Classicsなど)

…などなど。DSDとPCMの音源の聴き比べなども行います。開催時間は13時、15時です。

費用は無料ですが、申込予約制ですので下記の遊のFacebookを参照してお申し込みください。よろしくお願いします。
https://www.facebook.com/you.by.timelord
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2013年07月02日

オトノート誕生

ヘッドフォン祭での活躍など元祖オーディオ女子でおなじみの福島花乃さんが新たにウエブサイトを立ち上げました。下記のオトノートというサイトです。
http://www.oto-note.com/index.html

きれいな女子らしいパステル基調のよくまとまったデザインで、内容も入門的な記事や、ヘッドフォンなど機材紹介、またCDなどの解説など充実しています。入門者のポータル的に働くと良いなと思いますね。
また今後ともいろいろな企画もしているようで、注目していってください。
posted by ささき at 20:19 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする