Music TO GO!

2013年03月22日

AK100のオプション品追加と新生活セットのカスタマイズheavenIV

ポタ研で参考出展していたAK100のカラバリのうちで世界的に集計した結果、ゴールドとシルバーの発売となりました。細かい部品までしっかりカラーリングしているのがポイントとのこと。

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日本のポタ件の集計ではレッドが多かったと思いますが、これは日本だけだったようです(赤って日本のイメージカラー?)。

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それとAK100の専用ケースが発売されました。ケースについては以前ネットでも販売されていたようですが、今回は不要と思われたパーツを取るなど改良をしたうえでメーカー純正品として発売するようです。色も多少異なるということです。カラバリ、ケースともに限定数販売という形で4/6(土)発売の予定になります。
** ゴールドモデルの発売は4/20となりました。

* 新生活セットでのFinalのheavenIV

少し前にAK100のお得なセット商品として「新生活応援セット」が発売されています。これは好評のfinal audio designのheavenIVをAK100向けにカスタマイズして組み合わせ、e-Onkyoのダウンロードクーポン5枚とmicroSDカード32GBをセットにして販売するというものです。
AK100向けにカスタマイズされたheavenIVというのはなかなか興味あるところですが、今回このカスタマイズされたheavenIVを使用して、AK100(標準品)と組み合わせて音のインプレッションを書きます。

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heavenIVはfinal audio designが開発したバランスド・アーマチュア(BA)のシングルドライバーを採用したイヤフォンです。
このカスタマイズ版のheavenIVの通常版との違いはブラックメタリックの限定カラー、Astell&Kern とfinal のロゴ刻印、そしてAK100に合わせた音のチューニングです。こちらのfinal audio designのホームページに書かれています。
http://final-audio-design.com/archives/1851

イヤフォン自体がわりとスリムで挿入しやすいのは良い点で装着感も優れています。フラットなケーブルは適度な反発があってからみにくいのも良い点です。

IMG_0890_filtered.jpg   IMG_0899_filtered.jpg   IMG_0900_filtered.jpg

イヤピースは二種類入っています。開口部が小さくずんぐりしたほうが遮音性の高いAタイプで、より円錐に近い方が共振音の少ないBタイプです。これは低域の出具合とか音の全体のバランスなどを比べてみて自分の好みに合わせた自分ながらのチューニングをして楽しんでみると良いと思いますね。
final audioは筐体の素材にこだわるメーカーですが、上位機種のheavenVIがクロム銅を採用しているのに対して、heavenIVではステンレスを採用しています。

final audioのheavenシリーズはBAM(Balancing Air Movement)というイヤフォン内部のエアフローを調整する仕組みで音質を高めている点が特徴です。ShureのSE215SPのところでも書いたようにイヤフォンは内部のエアフローのチューニングが重要です。特にheavenシリーズは帯域が狭くなりがちなシングルBAドライバなので、エアフローのチューニングで低域の領域拡大を行っているようです。今回のAK100向けにカスタマイズしたモデルでもそのチューニングを改良しているようです。
半面でシングルBAの場合はクロスオーバーの必要がなく、マルチドライバー機のようにそれぞれのドライバーからの音がずれる位相問題がないので、上手に設計すればコストパフォーマンスの高いイヤフォンを作ることができます。

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音の印象ですが、AK100と組み合わせて聴きました。
一般的な音の印象はバランスド・アーマチュアらしい細かい音ですが、ありがちな高域のきつさが少い点がよく設計されていると思わせてくれます。
低域も十分で全体にバランスが良く、空間的な広がり感を感じられるのも良い点です。音楽の雰囲気もよく伝えてくれます。音色も良く、ステンレスの金属筐体は付帯音も少なくピュアでクリアな音再現に貢献していると思います。
たしかにカスタムモデルのベースとして、コストパフォーマンスが優れているイヤフォンという感じはしますね。

次にAK100との相性ですが、カチッとしたAK100の折り目正しい正確な楽器音再現を上手に引き出している点がまず好印象です。高能率のBAだとノイズを拾って曇りがちなイヤフォンもありますが、このheaven4はそうしたこともなくAK100の強みの透明感もあますところなく伝えてくれます。また余分な付帯音も少ないので、AK100の特徴である音源素材の音そのものを楽しめるという利点も生きていると思います。
ポイントの低域は膨らみが多すぎない程度に十分量感も確保されてベースラインも気持ち良いですね。このカスタマイズされたheavenIVでは上位機種のheavenVIに近い内部構造にすることでより重心が下がるようにチューニングしたということですが、よくAK100向けにバランスが取れてると思います。heavenIVはもともとバランスは良いと言っても、インピーダンスは16オームなのでRWAK100の記事で書いたように高めの22オーム出力インピーダンスのAK100がやや苦手にするイヤフォンです。そのために重心を下げたのは良い改良だと思いますね。

AK100だけでなくiPhone5と組み合わせてもよいでしょう。エントリーBA機にしてはきつさも少ないのでAACの荒い音源でも上質な音再現を聴かせてくれます。UBiOなどのアプリと組み合わせると良いですね。iPhone5と合わせても低域の量感は十分あります。

セットとしての価格ですが、下記のフジヤさん販売ページでは54,800 円(税込)でこの「新生活応援セット」を販売しています。同内容をばらばらにそろえると1万円近く高くなると思いますのでお得なセットだと思います。AK100が気になっていたけれども考え中だった人には好さそうですね。
http://www.fujiya-avic.jp/products/detail19641.html
もちろん限定カラーでAK100向けにチューニングされたheavenIVはこのセットでないと入手できないので、既存のAK100ユーザーは悩ましいところかも知れません。

heavenIVとAK100でハイレゾのSpanish Harlemなどを聴いても、ハイレゾの魅力が十分伝わると思います。e-onkyoのチケットを活かしていろいろ好みの音源をダウンロードしてください。そうするといろいろな発見もあると思います。
音質の違いもさることながら、ハイレゾ音源では音源のマスタリングの考え方が違うので、たいていCDリッピングした音源より音量レベルが低いので新生活のビギナーは注意して欲しいと思います。こうしていままでのAACやCDリッピング専門から一歩抜け出して高音質音源の「新生活」を楽しむためにはそれに応じた機材が必要です。そしていま手にするheavenIVとAK100がその一歩となるでしょう。
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lessloss audioのSDデジタルプレーヤー Laminar

lessloss audioが最近開発していたデジタルプレーヤーの構想図みたいなものが乗ってました。
http://www.lessloss.com/laminar-streamer-a-48.html
これはLaminarというSDカードを使ったデジタルプレーヤーです。
面白いのはOSにはLinuxも使わないでaudiophile operating systemを一から書いたっていうところです。
クロックにはオーディオと同じクロックを使用して、サンプリングレートに応じてシンクロするように設計してるとのこと。これによってジッターのない滑らかでアナログ的な音にすると共に、起動時間0.1秒を達成するということです。Tera Playerのデカイ版?
ちょっと面白そうです。ただし24Kgということでポータブルではありませんので念のため。
posted by ささき at 16:16 | TrackBack(0) | __→ ソース機材・PCプレーヤー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする