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2013年03月05日

DSD256(11.28M)対応DAC登場

DSDネイティブ再生対応DACもDSD64(2.82M)が標準的になりつつも、一部にはDSD128(5.64M)対応DACが出始めてはいるというのが現状です。この64とか128というのは64fsとか128fsという意味で、1fsはCDの44kHzを表すのでDSD64ならCDの64倍も高いサンプリングレートという意味です。
その上はDSD256(11.2M)となるわけですが、そのDSD256対応のDSZd DACが登場しました。このexaSoundのe20 DACです。市販品では初となりますね。シカゴで開催されるAXPONAショウでのお披露目となるようです。
http://exasound.com/e20DAC/e20DACOverview.aspx
液晶表示を見ると11.28MhzとDSD256対応が示されていますね。e20はPCMも384kHzまで対応しています。e20は既存製品なのでファームウエアアップデートではないかと思います。

問題のDSD256(11.2M)を達成するDSDネイティブ再生の方式ですが、Computer Audiophileフォーラムでexaの人に聞いて見たところ以下の回答がありました。
http://www.computeraudiophile.com/f6-dac-digital-analog-conversion/exasound-e20-dsd256-update-15221/
これによると今回のDSD256対応はまずWindowsでASIOドライバーによって対応し、Macは後でDoP1.1の705.6KHzレートで対応するようです。この件ではAudirvanaとなにかやってるようですね。

でもDoPって1.1でもDSD256サポートしてないじゃないって書いてみたら、HQ Playerの人(Mishka)が05/FAはシングルワイヤーの意味しかないんで、HQ Playerでは実際は24.5Mまで可能に作ってるってレスがありました。じゃあ、e20って384Kまでサポートだけど705.6K(=352.8 x 2)サポートがいるんじゃない?と書いていてはたと気がついたけど、考えてみるとMytekも192KサポートだけどDoPの時だけ384KサポートしてるってMytekの人が書いてました。e20もファームアップデートでそういうのが加わるのかもしれません。また、Mishkaが書いてるような"Virtual"ワイヤリングという可能性もあるかもしれませんね。
Macの場合はCoreAudioを通過させる都合上で擬似PCM(DoP)にせざるを得ないという不利な点はあります。MacでASIOみたいにDSDそのまま(native DSD bitstream)を通すにはインテジャーモードのサポートが必須だね、とまえにDamienとも話してたことがあるんですけど、ご存知のようにライオン以降はその穴がふさがってしまいました(ドライバーの工夫でこれをどうにかできるかは分かりませんが)。Windowsであればドライバーに対応が必要ですが、ASIOでなくとも排他WASAPIでもnative DSD bitstreamを通せるはずです。
Macは一般的にはオーディオに向いているとされますが、必ずしもそうではありません。先行していた分で設計が古いというデメリットもあるわけです。

一方でDSD256のソースはっていうと結局考えてみるとPCM384KサポートをうたうDACも同じですからね。バッチにせよリアルタイムにせよ変換とかなんとかして用意するっていうことになります(PCMは一部でDXDなんかがありますが)。そうしてみるとそろそろDSDも天井が見えてきたということも言えるかもしれません。ハードが先走ってもソフト面ではまだまだDSD再生とはというのを啓蒙していかなばならない段階ですからね。
(ちなみに例の遊でやってるセミナーは今月は都合によりお休みします、すみません)
posted by ささき at 11:43 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする