Music TO GO!

2012年09月05日

QBD76 HDSDアップデートとApril EXIMUS S1アンプ

角田先生のところでQBD76をHDモデルからDSD対応のHDSDモデルに変えたと言うことで聴いてきました。それと角田さん試聴室のパワーアンプが変わり、6月に発売されたばかりのApril Music EXIMUS S1パワーアンプをブリッジ接続で導入したと言うことで聴いてきました。

こちらはQBDの内部写真です。
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左下が交換したUSB部分です。前のHDモジュールはバルク転送(古いHiFace OEM)でHDSDはクラス2対応の(新しいHiFace OEM)モジュールを使ってます。
QBD76の右サイドのあたりがQuteHDでも使われてるパルスアレイDAC部分です。ただしQBD76はQuteHDの4倍実装されています。

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このアップデートではレンズドームまわりのリングが黒のHDSD刻印のあるものに変えられてデザインも引き締まります。また、内部のLED照明もオプションで変えられるとのこと。深みのある良い青(メーカーはグリーンという)でさすがにこの辺からうちのQuteと比べて上級モデルの品格があります。

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このライカ並みの精密感と重厚さ!(右はライカM9-P)

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角田さん試聴室ではApril MusicのEXIMUS S1ステレオアンプをブリッジでモノラル使用しています。S1のタイムロードさんのリンクはこちらです。
http://www.timelord.co.jp/brand/products/april-music/eximus/s1/?mode=consumer
ステレオアンプを2台使ってブリッジ接続にすると出力が4倍になるので一台125W/chのS1がブリッジで500W/chとなるそうです。S1はICEのデジタルアンプ設計ですが一部アナログが最終段に入ってるそうです。一台19万5500円税込とのこと。

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システムとしては下記の通りです。
Mac(Audirvana) → QBD76 HDSD → アキュフェーズプリ → EXIMUS S1 → フォーカル

試聴ではe-onkyoのHD音源を使いました。
http://music.e-onkyo.com/

EXIMUS S1は初めて聴きましたが、デジタルアンプの制動力の高いがっちりとした音だけれども硬すぎないですね。D級というよりはAB級アンプみたいです。一方でデジタルらしく制動力の高さを示すダンピングファクターが500もあります(つまり出力インピーダンスが非常に低い)。AB級とデジタルの良いところを合わせたようなアンプですね。

192kのホテルカリフォルニアではオールドロックをHD音源でならす魅力が感じられます。古い音源と感じさせず、マスターテープからそのまま音が出てるような細やかでリアルな再現です。QBD76+EXIMUS S1の組み合わせではPCMだけど全体的にきつさを感じさせないのがこうしたオールドロックの魅力を引き出してるよう。
ダイアナクラールのハイレゾでは奥行きを感じさせ、ヴォーカルの細かい息遣いが気持ち良いですね。

さてQBD76のDSDネイティブ再生の効果ですが、e-onkyoのゲルギエフ・マーラー2番で96kとDSD64を比べてみると96kも素晴らしくスケール感豊かに鳴らしますが、やはりDSD再生では自然でアナログ的な柔らかさと厚みが大きく違います。S1の500W+ダンピングファクター500の圧倒的な力強さと迫力も素晴らしく、フォーカルをぐいぐいと鳴らします。一台20万くらいのアンプだけどQBD76とフォーカルというハイエンドに挟まっても聴き劣りしないですね。

QBD76のモジュールをHDからHDSDにするとDSDに対応できるだけでなく、PCMの音も向上します。もともとのQBDは性能の割にUSBがいまひとつでした。HDで進歩しましたがHDSDはさらに音質も向上して、これで一級品に比肩できるPCオーディオ機材となったようです。

April Music EXIMUS S1は角田さん絶賛で、若い人に特にS1はお勧めということでした。まず一台で導入しては、と言うこと。まずS1を一台導入して、スピーカーを良いものに変えたらブリッジで駆動力を高める、というステップアップも良いですね。
posted by ささき at 23:28 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする