Music TO GO!

2012年06月06日

DSDネイティブ再生 VS ハイエンドSACDプレーヤー

先週末に米国ニューポートピーチでT.H.E Show(The Home Entertaiment show)が開催されました。最近注目されているオーディオショウです。いくつかレポートが上がっていて読んでみると、Antelope Rubiconの出展などと並んでちょっと面白いレポートがありました。それはこのComputer Audiophileのリンクで書かれているSONYのブースです。
SONYではSS AR1スピーカーをデモしたんですが、そのプログラムの中でSACDプレーヤーとDSD DACの聞き比べというイベントがあったようです。これはBlue Coast Records主催のCookieさんが同一マスターから作ったSACDディスクとDSDダウンロード用ファイルを持参して、それぞれハイエンドSACDプレーヤーとMytek Stereo192で再生するというものです。
レポートを書いた人はSACDプレーヤーとMytekで同一音源を再生するのを聞いて驚いたと言っていますが、楽器の音色の質感表現や空間表現などはMytekの方がSACDプレーヤーよりもはっきりと明瞭(evident)であったということです。

これは私もちょっと興味をもったので直接Blue CoastのCookieさんにメールして聞いてみました。
実際のところ、この差を見つけたのはむしろSONYのスタッフの方だったそうで、それでCookieさんにマスター提供などを依頼してテストしてみた、というところのようです。ここでいうSONYのスタッフはむこうのということですが、やはりSONYさんも気になるようですね。音源はソロヴァイオリンで、教会で録音されて自然な環境音の他にはEQなどはいっさい使っていないということです。
使用したMacはMac miniでiPadからコントロールしながらやったということです。ソフトウエアはPure Music Playerです。SACDプレーヤーは$25,000ものハイエンド機ということで、上記ポストによるとMeitnerということですが、あるいはMeitner氏がらみのEMM labだと思います(6/8追記 やはりEMMでXDS-1だそうです)。Meitner氏は前書いたようにDSDのエキスパートのひとりですので、SACDプレーヤーの代表格の一つと考えてよいと思います。
MacでのDSD再生とSACDの違いは30秒も聴けば差は明白だったということです。

CDに続いてSACDでも、もはや物理ディスクの時代ではないということですね。
音質面だけではありません、昨年の米国に続いて、先日英国でもデジタル音楽配信がCDやLPなど物理ディスクの販売を上回りました。時代は動いています。

ちなみに教えてもらったところ上で使用された楽曲のリンクはこちらです。この3曲目が使用された曲ということです。これ自体はBlue Coastではありませんが、Cookieさんがマスタリングしたものだということです。こちらもぜひ参照ください。
Glass: Live at Grace Cathedral - Emily Palen
http://valencerecords.downloadsnow.net/glass
posted by ささき at 23:00 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする