Music TO GO!

2011年08月28日

フジヤエービック主催のDAC試聴会

本日は青山で開催されたフジヤエービックさん主催のDAC試聴会にいって来ました。試聴会のリンクはこちらです。
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/1108_da-converter_fes.html

DAC(Digital to Analog Converter)とはなにかというと説明は難しんですが、コンピューターのなかの数値で記録されたデジタルの音楽データを、オーディオで扱うための電気的なアナログ信号に変える機器です。
これはデジタルオーディオでは絶対に必要なので、iPodなどどんな小さな機器にも入ってますし、たいていパソコンにも内蔵されてます。ただオーディオっていう深く楽しむ趣味のレベルで使うにはそれなりの機材が必要というわけです。DACという機器は単機能が独立してるので音も良いです。
こうした単体のDACというと数年前はマニアックで高価なものでしたが、PCオーディオの時代になって、いわば事務機であるパソコンに欠けるオーディオ機能を補うために普及してきた分野です。言うならばパソコンの世界とオーディオの世界をつなぐ架け橋になるものです。
ただDAC単体となるとその性能を比較するのは難しいものです。そこで今回この試聴会ではできるだけDAC以外の要素は同じにして試聴できるようにした点がポイントです。

まず試聴曲はクリプトンさん提供の96k、192kのジャズピアノ(ありまさ ゆき)とクラシック( ロッシーニ)を課題曲として、各ブース一律で聞けるようにします。
使用パソコンはWindowsノートが基本で、再生ソフトもfoobarを使います。このfoobarと課題曲をUSBメモリに入れて各ブースに配布して使います。
またパソコンからはhiFaceを使用してSPDIF(同軸デジタル)を取り出します。そして自社DACにSPDIFで入力し、アナログ出力をLuxman P-1uに接続します。このInとOutを統一したシステムを規定システムとして各社用意します。(ケーブルは任意です)
この他に自由システムとして各社自由なシステムも用意します。

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以下いくつかブースのコメントです。写真はこのページすべてPowerShot s95で縮小のみ適用しています。

フェーズテック

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規定システム と自由システムは同じHD-7A 192ですが自由システムでは自社のEPA007アンプを使用していいます。透明感の高い素晴らしい音でした。
基本システムでもワザ?見せてこのUSBバッテリー電源アダプターみたいなのをかませてました。せっかくだから商品化して!

フォステクス

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フォステクスではHP-A7でデモしていました。A7はもう定番化してますけど、チェロの弦の鳴りの再現などプロ譲りの正確な音でいまだコストパフォーマンス高いという感じです。
それとお話を聞いたところ、HeadFiとコラボを考えていて、10月のRMAF(ロッキーマウンテンオーディオフェスト)ではスピーカーではなくHeadFiのブース(CanJam)にDACとかHP-P1で出展するということです。ちょっと面白そうですね。

サードウエーブ

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規定システムではいわば純正的なhiFaceとYoungの組み合わせです。パソコンはタブレットPCです。
一つ一つの音が明瞭な解像力の高い音を聴く事ができました。自由システムではhiFaceと並んでかなりヒット商品となりつつあるevoと専用電源を使ってました。
evo電源は口が一個余ってるのですがこれはevoクロックというevo用のクロックが同じ筐体で出るとのことです。これもかなり期待のシステムですね。

完実電気

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規定システムではnuforce DAC9を使用してました。これは豊かで厚みある本格オーディオらしい音と感じました。
自由システムのPS Audio PWDもハイパーリアルな声楽を聞かせてました。

ステラヴォックス

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こちら自由システムはtechdas をiPhone デジタルのヘッドフォンアンプとして使えることを披露してました。アップサンプリングも効いていて手軽に高音質を楽しめます。

タイムロード

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規定システムではQBD76 HDを使用してました。これはさすがに格上のレベルの高いハイエンドサウンドでしたね。新型のHDなので直接USBでハイレゾを聞く事もできます。このように専用のUSBケーブルとコネクタが用意されてます。
また192k再生はStello U3を使うとさらに豊かな音で楽しめるようになりました。

ラックスマン
(写真撮るの失念してしまいました)
ここでは規定システムはDA-200とP-1uというもうひとつの純正の組み合わせですが、さすが純正というせいか、とても聴きやすい感じできれいで整った音でした。ちなみに私は旧P-1も持ってたんですが、P-1はやはり名機と言えるヘッドフォンアンプですね。
いろいろと話も聞きましたが、いろんな事ができる開発力のある会社だと思いました。DA-200も売れてるんで、また今後の展開が楽しみです。

ナスペック

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規定システムはNorth Starのエッセンシオを使っていました。こちらももはやPCオーディオの定番ですが、深みがある自然な高い再現力を感じました。
ここではAudiophilleo1も展示していました。今はWireWorldのUSBケーブルがついてくるんですね。なんともお得な。

オーディオデザイン

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規定システムはDAC-FA0ですが、解像力が高くクリアなDACで実力は高いと思います。
自由システムはPCA-1というオーディオ用PCと組み合わせてDCHP-100をデモしてました。クーガーみたいなボリューム機構のヘッドフォンアンプです。これも鮮度感の高さを軸にしたよい組み合わせです。
DCHP-100は次号のオーディオベーシックで試聴記事を書きましたのでそちらをどうぞ。

フックアップ

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こちらは新製品のZodiac Silverを出してました。これはGoldの廉価版でスペック自体は+(plus)なみでUSBで192までいけます(以前はSilverは96までと書いてたかもしれません)。
私は前にZodiac Gold, +(plus), Silverで松竹梅みたいに書きましたが、実際はSilverはplusのコンシューマー版みたいなものでモノ切り替えなどコンシューマーでは不要な機能を省いたもので基本機能はplusとほぼ等価のようです。USB直でとった音が素晴らしくこれもオススメですね。

それと会場に併設して新PCオーディオメーカーのエミライさんのデモも行われていましたこちらは一部屋借り切ってスピーカーで鳴らしていました。
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午後からはかなり人も入って、午前の方が落ち着いて聴けたというところはあります。
環境はかなり揃ってるので、規定システムでは比較する参考になりました。また自由システムも個性があって楽しめました。またこういう企画を期待したいですね。
posted by ささき at 00:14 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする