Music TO GO!

2011年07月31日

フジヤさんのDAC試聴会

PCオーディオとヘッドフォンが盛り上がる中、フジヤエービックさんで8/27にハイレゾ音源によるDAC試聴会を開催すると言うことです。
案内は下記ページにあります。

http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/1108_da-converter_fes.html

ノートパソコンに共通のソフトを載せて、音源も同じものを使います。
それを各社のDACにつなげて、DACからはP-1uに出力すると言うことです。DAC/アンプ一体型のものでも基本はDACとしての使い方をすると言うことです。P-1uからは好きなヘッドフォンで聴きます。
まだ午前の部の席はあるようなので興味のある方はどうぞ。もし気に入ったものがあれば特価で購入できると言うことです。
16種類のDACを同条件で比較できてさらにフリー展示もあると言うことで、なかなかない機会だと思います。ちょっとしたオーディオ展なみですね!
あちこちで人気の福島花乃さんが受付されると言うので花乃ファンもぜひどうぞ。
posted by ささき at 19:27 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月26日

DSDはDSFかDFFか

先日カリフォルニアオーディオショウが開催され、その中で最近DSD配信を行っていることで知られて来たBlueCoast RecordsのブースでDSD配信についてのワークショップを行いました。
その内容が簡潔に下記のCAフォーラムにポストされています。
http://www.computeraudiophile.com/content/DSD-Discussion-Do-you-have-questions-our-Panel-CAS#comment-90849

いくつかポイントがありますが、ちょっと興味を引いたのは今後DSD配信をどのファイル形式で行うかと言うことです。

DSD配信の問題点の一つはDFF(またはDSDIFF)とDSFという二つのファイル形式が混在してしまっていることです。(WSDというのもありますが実際に商用流通してないので省きます)
例えばFoobar2000ではDFFは読めるプラグインがありますが、DSFは読めないので問題となります。
またレーベルによってototoyはDSFで配信していて、2LではDFF、BlueCoastは両方などばらつきがあります。

このパネルディスカッションでの結論は将来的にはDSFの方が好ましいということのようです。理由としてはメタデータの扱いに優れているからということです。メタデータと言ってもおそらくここでいうのはWAVとAIFFの違いみたいなことを言ってるとは思います。
Audiogateのフリー化でDSF再生が簡単になったというのも指摘されています。(ちなみにHQ Playerも読めたはずです)

いずれにせよベータとVHSじゃないけど、ただでさえ狭いニッチなのでどっちかに統一して欲しいものです。というかこのアナロジーもう古い?
posted by ささき at 19:33 | TrackBack(0) | __→ DSD関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

Mac OSXライオンとオーディオ再生環境の変化 (1)

中間的に少しライオンでのオーディオ環境の変化をまとめてみます。

まず大きな変化はやはりインテジャーモードがライオンでは使えなくなったらしいということです。これはDecibelのBoothとかAudirvanaのDamienも書いてますのでいまのところの統一見解のようです。問題箇所はおそらくはUSBクラスドライバーではないかということ。
Audirvanaは0.9.5が最近出ましたがこの問題に対しては対策がなされていません。やはりプログラムではなくOS側で変更がないと難しそうです。

次の謎の変化はAudioMidiのAudioウインドウで従来の16bitや24bitという表示に加えてなぜかinteger(整数)とかfloatという表示が増えているという点です。ここはDACのネイティブ形式(Physical Format)に見えますし、いろんな憶測はありますがはっきりしたことはまだわかりません。ただしそもそも16bitとか24bitで浮動小数点という形式はないので明示的に表示しただけという話もあります。

自動サンプルレート切り替えとか基本的なMacのビットパーフェクトオーディオ再生のパス・手順に関しては大きく変更はないように思えます。

またiTunesが10.4になり64bit対応されたことで音質の向上があるかもしれません。
それとなにより大きいのは旧Macbook Airで64bitカーネルの実行が許可されたことです。いままではMac Airは64bitカーネルの動作条件は満たしていましたが、アップルの販売政策(と言われています)で実行を制限されていました。効果を確認したい場合は6と4を同時に押しながら立ち上げるか、スタートアップセレクタを使用してください。「このMacについて」からソフトウエアの項で「64ビットカーネルと拡張機能」がはいになっていればOKです。
他のモデルはデフォルトで64bitで立ち上がるはずです。これにより音質はかなり向上して、Decibelなどの64bitアプリでの恩恵をフルに受けられるでしょう。

ミュージックプレーヤーの問題としてはまずAmarraがiTunes10.4を立ち上げると「64bitモードでは読み込めません」と警告が出るようになりました。これは確実に回避するのはiTunesのソフト自体を選択してcmd-iで情報を見て32bitで起動を選択するとウォーニングはでなくなります。ただし最適化の問題があって、開発元では音質を保証しないというようなことがメールで流れていました。
またPure Music Playerではhogモード(排他モード)に入れないという問題がありましたが対応版(1.81d5)がリリースされています。これはスノーレパードでも使えます。

そもそもライオンでの音質という問題ですが、下記に同じマシン(Macbook Pro 17)で二つパーティションを切ってライオンとスノーレパードをDecibelなどで聴き比べた人の感想が乗っています。
http://www.audioasylum.com/cgi/vt.mpl?f=pcaudio&m=92603
同条件で比べてもライオンのほうがより明瞭感がありダイナミックで音場も広いということです。ハイレゾでも差はよりわかりやすいようですね。
インテジャーモードが現在使えないという状況でも、内部の最適化とかAPIの変更によるものかライオンのほうが音質は高いようです。

Mac OSXではスノーレパードで中身を大きく刷新しました。ライオンは外観だけかと思いましたがけっこう中も手は加わっているようです。OS回りは「Beyond BitPerfectを読む」でも書きましたが、特権モードで動作して直接ハードに触るところなので音質に与える影響はあると思います。
まあいろいろと問題はありますが、ポテンシャルもあると思うのでもう少し見ていきたいですね。
posted by ささき at 11:23 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

Editionシリーズの新しい提案、GEMオープン

タイムロードさんが共同で開設した話題のショップ、GEMのプレオープンイベントにいってきました。正式オープンは明日です。こちらGEMのホームページです。
http://www.gem-zk.com/index.html

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場所は六本木のAXISの2Fです。六本木駅からはロアビルを経由して行きます。AXISの入り口はこんな感じです。この階段を登って2Fにあります。B&Oショップのとなりになります。上の写真のカフェのところから入って、階段を上がるとGEMがあります。

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中はオーディオショップと言うよりも宝石店のような感じです。取り扱い商品はEditionシリーズとナインウエーブのイヤフォンです。ナインウエーブはGEMオリジナルモデルもあります。

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試聴室も用意されてます。試聴ソース機はB&OのBeoSound5です。

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B&Oショップも経営されている共同経営者の加藤さんからお話を聞きました。
「いまでは手軽に音楽が手元にある。それを高音質で聴くという経験を提供してあげたい。
GEMという宝物で、音楽を宝物のように質感を大事にしたい。もちろんオーディオファンのみなさんも大切だけど、AXISと言うところに集まる人たちにこの世界をアピールしたい。またAXISを足がかりに海外にも出展したい。ナインウエーブとUltrasoneは人に優しいというところに共感した。」ということでした。
また新しいオーディオの広がりにも期待したいですね。

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posted by ささき at 23:41 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac OSXライオンとポストPC時代

昨日7/20にMac OSX 10.7ライオンがリリースされました。同時にSandy Bridge Airや光学ディスクなしMini、サンダーボルトディスプレイなどもリリースされています。

オーディオ部分を含めてどう変わったのかは調査中で、もう少し分かってから書こうと思います。途中のコメントはTwitterで少し書いてるのでこちらもどうぞ。
http://twitter.com/#!/music2go

ライオンの発表から感じてはいたことですが、実際にインストールして使ってみるとそのままiPadかいっていうLaunchPadとか、タッチパネルライクでスクロールバーとは逆になった二本指スクロールなど旧メタファを捨てたエクスペリエンスは「ポストPC」という時代を感じさせずにはいられません。
紆余曲折あったライオンのリリース日の発表はアップルの四半期決算の中で触れられました。この決算報告中でもうひとつ重要なのはiPadの売り上げがとうとうMacを抜いたということです。iPhoneはすでにアップルの屋台骨です。すでにアップル的には「ポストPC」時代は普通のことなのかもしれません。

ポストPCとはつまりパーソナルコンピューティングの中心がいわゆるパソコンではなくなってしまうということです。それではスマートフォンとかタブレットになるのかというと、そのままとも言い切れません。なぜならコンピューティングというのは実に様々な形を取り得るからです。例えばカメラやテレビなどもスマート化していき従来のコンピューティングに代わっていくかも知れません。
とは言え、まずはじめのステップはパソコンからタブレットやスマートフォンへの移行が中間目標になるでしょう。Windows 8もそうした思想に立ってます。

「ポストPCの時代」がくるならそれはいつなのでしょうか?
iOSとMacOSXの場合は中核であるカーネルのコードは共通性も高いのですが、大きな違いはカーネル拡張の取り扱いです。これがないとドライバーが扱えなくなり外部機器接続の柔軟性がありません。iOSは組み込みOS的なモノリシック構造になっているので、処理性能よりむしろここが難点となるでしょう。単純な一枚岩であるモノリシック構造にするというのは、複雑(柔軟)にするとオーバーヘッド(コンテキストスイッチング)がかさむのでそれを減らして速度を上げるためという点が大きいわけですから、スマートフォン=組み込みOSという図式が変わるのはやはりプロセッサの進化と言えると思います。
低消費電力でかつ高性能というのはまだ始まったばかりですが、インテルもARMもこれからです。この先になにかがあるかもしれません。

そもそもたかがタブレットやスマートフォンなんかがパソコンに取って変わるなどおかしいでしょうか?
こうした変化は珍しくはありません。10数年前にはおもちゃ同然だったパソコンが、業務用のミニコンやワークステーションにとって代わったのもそうです。Sun Microsystemsがなくなってしまうなどそのころは想像も出来なかったでしょう。
でも重要なのはワークスタイルやライフスタイルの変化にあります。ミニコンは駆逐されましたが、ずっと前からオフィスの全ての机にミニコンやワークステーションがあったわけではありません。新しい人のスタイルができてきて、それに適合できないものがなくなっていったんです。
そうならないもう一つの手は自らがスタイルを作ることです。それが出来たのはアップルです。
posted by ささき at 16:54 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月14日

Mac OSX ライオンとintegerモード

もうMac OSXライオン発表まで秒読みというところですが、ライオンではインテジャー(integer)モードは使えないという気になるレポートがCAフォーラムにあがってます。
この人は開発ベータ版でテストしたということで、10.6では使えていたということです。理由としてはあるAPIが変更されていてintegerフォーマットを受け付けなくなったからではないかと推測されてますが、すでにAudirvanaのダミアンさんには知らせて対策を考えてもらってるということです。

http://www.computeraudiophile.com/content/OS-X-Lion-and-integer-mode-playback

製品版ではどうか分かりませんが気になるニュースですね。
posted by ささき at 10:58 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

真空管ポータブルアンプ GoVibe Porta Tube登場

ヘッドフォン祭のときにJabenのブースで参考出品されて、聴いた人がみな「買う」と言っていたポータブルヘッドフォンアンプがいよいよ発売されます。当時はMini Tubeと言っていましたが、Porta Tubeという名前になりました。そのデモ品を送ってもらいました。(パッケージその他は製品版と異なるかもしれませんので念のため)

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こちらヘッドフォン祭のときの記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/199951950.html
Porta Tubeの特徴はかつてのMillet Hybridのように増幅に真空管が使われているハイブリッド方式だということです。この手の真空管はECC82などの一般的なミニチュア管よりもさらに小さい規格でサブミニ管と呼んでいます。補聴器用に使われていたようですが、戦争中には砲弾に内蔵されVT信管(近接作動型)としても使われたくらいコンパクトな真空管です。
Millet Hybridの記事は下記です。参考までにどうぞ。4年前の記事でこのころはiModも4G使ってましたね。比較しているSR71は下記記事ではオリジナルタイプです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/40555731.html

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パッケージには専用のチャージャーがついていて100V対応です。
デザインはなかなかシンプルで良く、赤い線と排熱孔が良いアクセントになっています。大きさはSR71Aよりもさらに大きく少し重いくらいです。背面には高電圧のため開けないで下さいという注意が真空管アンプらしいものものしさです。

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端子類や機能はシンプルなもので、目立つのは出力に標準プラグがついているということです。(後述)
下記のレビューではiMod5.5G → Dirigent iModケーブル → Porta Tubeで聴きました。下記では主にSE215とSAECケーブル、そしてHD800を使っています。

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Porta Tubeで驚くのはその音の良さです。はじめに書いた時にMilletをグレードアップさせたようなと書きましたが、いま聴いてみるとMilletよりずいぶん進化しています。むしろSR71Aをさらにクラス上にグレードアップしてホームアンプに近づけたようなレベルの高さを感じます。端的にいっていままで聴いたポータブルではベストでしょう。実際にもはやポータブルの領域ではないかもしれません。

真空管って味付けのために使うと言う考え方と、あくまで性能を高めるために使うという考え方があると思いますが、Milletは前者でPorta Tubeは後者と言えるでしょう。
真空管だから甘くてゆったりした音かというとそうではありません。ダイナミックで透明感がありクリアで、音の細部も細やかです。しかもSR71Aよりもさらに空間再現が広くて雄大なのには驚きます。そして音にはしっかりと厚みと重みが乗っています。

音の解像感・細やかさも秀でていて、特にDirigentのような細部の抽出に優れた透明感の高いケーブルを使用すると、iPodデジタルタイプのアンプとも十分渡り合えるのではとさえ思えてしまいます。
また真空管らしい良さは音の滑らかさで、まさにシルクのようなきめ細かい滑らかさが音楽再生を質の高いものにしてくれます。ヴォーカルは艶っぽく魅力的です。
音の美しさも秀でています。中高域はほんとうに美しくかつ明瞭で、きれいに楽器の鳴りを解像しています。ベルの音が教会のホールで聴くように澄んでいて美しいですね。
このあたりが音に高級感を感じさせる点で、先に書いたようにしっかりとした音の厚み・豊かさとともにポータブルというよりはホームアンプ的な本格的で充実した音楽再生を感じさせてくれます。アンプとしての基本性能の高さと真空管の音の美しさがうまく調和しています。ハイブリッドの完成形的な良さですね。

そしてPorta Tubeはバランスの良い優等生的な側面をも聴かせてくれます。帯域特性も良くあまり特定の帯域の強調性は感じません。適度に低域に強さがあって中高域は美しく伸びます。
ロックもきつさがなく、ダイナミックで力強さを堪能できます。パワフルなわりには音が整理されていてとてもカッコよく聴けます。クラシックでもオーケストラは雄大な迫力があり、弦は美しくピアノは品格高く鳴ります。ジャズであればピアノトリオの楽器の配置が明確で音の切れが良く、ドラムもベースもびしっと決まります。プレーヤー間のスピードの速いインタラクションも見事に描き出します。基本的にジャンルを選びません。

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さらに驚くのはドライブ力の高さです。
標準プラグはColorfly C4みたいにゲインの差があるわけではなく、単にプラグ径が違うようです。しかしPorta Tubeの魅力の一つはこの標準プラグで普通のヘッドフォンを使うことでしょう。
HD800を使ってみて驚いたのは、単に音量が取れるというだけでなく実にしっかりとした音楽表現でHD800を堂々とドライブするということです。iPodがソースということをさえちょっと忘れさせてくれますね。まじめな話、RCA入力を付けたらよいのではないかとポータブルではじめて思いました。ポータブルアンプを単に音量が取れるというだけでホームユースに使うのは懐疑的なところですが、Porta TubeはHD800でも堂々とした音を出してます。これはちょっとすごいですね。
ゲインは高めでHD800でもボリューム位置には余裕がありますが、クラシックなどの高品位録音されたものではレベルが低く入っているので、そうしたものでは12時くらいまで行きます。(入力がiPodのとき)

また、真空管ならではの良さがあるように真空管ならでは問題点もあります。
真空管をポータブルで使用するときの問題点はマイクロフォニック・ノイズです。これは振動を与えるとノイズが乗ってしまうもので、Millet Hybridはキーーンと甲高い金属音が乗ってしまいました。これがひどくて外では使いにくかったですね。下記使用記を参照ください。当時はよくMillet Hybridをなにかでくるむのが流行ったりしました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/40619675.html
Porta Tubeはこれがほとんど聞こえず、かなり優秀です。ただ筐体を連打してもキーンとなりませんが、持ち運んでると何かかすかな金属の擦れる音がわずか聞こえます。イヤフォンを外すと聞こえないのでやはり信号に少し入っているみたいです。ただMilletのように気になるタイプでは全然ありません。
熱に関しては再生を続けていると表面はけっこう熱を持ちますが、電源を付けたままでも再生を停止してしばらくするとかなり冷めてきます。最近気温が高くてバッグの中に熱がこもるっていうのもあるかもしれません。下記のように中では真空管が光っているのがわかります。

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電池のもちは実際につけっぱなし、再生しっぱなしで実測で8時間強といったところです。このクラスとしてはまずまずですね。

音的には素晴らしいですが、欠点はバランスド・アーマチュアのイヤフォンにはゲインが高すぎるということです。BAの高能率イヤフォンでは少し無音時にヒスノイズが聴こえます。そこがちょっと惜しいところです。ヘッドフォンはほとんど問題ないでしょう。イヤフォンだとSE215にSAECケーブルだとヒスらないで音的にもベストですね。

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ポータブルでもホームアンプのような品格高い鳴りを求めていた人にはお勧めです。
いまやiPodベースのポータブルシステムというと、iPod/iPhoneデジタルの時代かなあと思ってましたが、Porta Tubeでアナログシステムの良さを再認識しました。iModもいまだ死なずというところで、Dirigentのような高性能iModケーブルを使うと音の細かさも十分に引き出せます。ちなみにSoloとサイズはほぼ同じなので、組み合わせも面白いですね。さらに情報量豊かで精細な音が楽しめます。
ますますポータブルも面白くなってきたものです。

価格はまだわかりませんが、これは値段を見ないでも買いでしょうね。そのうち国内取扱いすると思いますのでお楽しみに。
posted by ささき at 21:21 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

京都 2011 夏

京都に行ってきました。来週は祭りということで、この時期は街は思ったよりもすいている感じでした。
少し回って写真も撮ってきました。今回は街角スナップ風に軽快に撮りたかったので、カメラはSigma DP1です。DP1の紹介は下記記事です。
http://blog17gray.seesaa.net/article/88675493.html
前に京都に行ったときに感じたのは鎌倉とも違うその歴史の重みのある木や石の感触でした。そこで今回は古都の質感ということを念頭に撮ったんですが、DP1のコンパクトカメラにしてこのシャープさ、堂々とした描写は期待どおりでした。木の塀や濡れた石、葉や苔の細やかさ、ハイエンドクラスの一眼でなければこれ以上の画質はなかなか得られないでしょう。Webサイズに縮小するのがちょっと残念なくらいです。現像は写真によってSigma Photo ProとLightroom3を使い分けています。

辰巳橋・白川界隈

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南禅寺

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嵯峨野・竹林

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龍安寺

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なんだか久しぶりに街角スナップものを撮った感じです。みなメジャーなところばかりですけど、自分なりの絵というのは意識してみました。あえて28mm(相当)一本勝負にしたのも絵作りが割り切れるので良かったかもしれません。
ただ私のDP1はまだオリジナルの古いタイプなので一枚撮ると書き込みに時間がかかります。はじめは舌打ちするところもあったんですが、東京にいるんじゃないのでこのゆっくりした時間に合わせるのもよいかと思えてきました。

龍安寺の石庭ではどうしたらこのすべてを撮れるだろうかと考えたんですが、石庭の15の石はすべてが同時には見えないように不完全ゆえの謙虚さを表現したということを聞くと、それを完全に撮ろうとするのはおごりというものかとも考えてしまいました。
posted by ささき at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

Songbook3 - セシル・コルベル

「借りぐらしのアリエッティ」のテーマを担当したことで日本での知名度がぐっと上がったセシルコルベルの新譜です。
内容はキープコンセプトで、トラッドをベースにした聴きやすく優しいポップ音楽を提供しています。トラッドの哀愁を帯びた美しい旋律にセシルのちょっとフレンチポップ風の甘いヴォーカルがからんでちょっと面白い独特の世界を作っています。
前作のSongbook1、2に比べてもこの人は軸がぶれないという印象です。Songbook3というネーミングもまさにシンプルにしてその通りです。(実際にはSongbook2の後に「アリエッティ」のイメージアルバム"karigurashi"も作っています)

アリエッティのテーマを担当したことで、ずいぶんいろんな面でインパクトはあったと思いますが、そうしたことによる音楽性が変わるということはないようです。
トラッドのアレンジという点で似たタイプのロリーナマッキニットは全米ヒットの前後でけっこう音楽的な振れ幅があって、最新作ではまたシンプルにトラッドベースに回帰するという変化を見せてますが、セシルコルベルはそういうのが感じられないですね。
たとえばセシルコルベルのこのSongbook3にも、ロリーナマッキニットの最近のアルバム(wind that shakes the barley)にもトラッドの"Brian Boru"がアレンジされて入っているんですが、聴き比べてみると今回のロリーナマッキニットはマッキニット節を付けながらもシンプルでストレートにアレンジしていますが、セシルコルベルはやはりヴォーカルを入れてポップに味付けしています。
ひとくちにケルト系と言ってもかなり広い範囲があるのですが、ロリーナマッキニットの場合はそれを旅しながらケルト音楽を見つめ直していきたいという思いがあり、セシルコルベルの場合は自分の作りたいファンタジーの世界観をしっかりと持っていてそれをひたすら実現しようとしているというように感じます。

posted by ささき at 20:04 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする