Music TO GO!

2010年06月30日

角田氏、North Star DAC32を語る

以前こちらの記事で書いたNorth Star Design USB dac32ですが、

http://vaiopocket.seesaa.net/article/150808074.html

角田さんがUSB DAC32を解説するビデオがフジヤさんのページで公開されています。
ページはこちらです。なかなか良いDACだと思いますので興味のある方はご覧ください。

http://avic.livedoor.biz/archives/51491529.html

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2010年06月27日

マイクオールドフィールド初期三部作(2010 Mix)

いまなぜかプログレ本の出版ブームで、二冊のムックの他に雑誌でもBeat Sound誌がプログレ特集を組んだりしています。

          

最近は学生など若い人がCDを買わなくなったので、大人が代わりにがんばってCDを買ってあげるはめになり、往年のバンドもそれに答えるようにがんばっています。そんな中で今年はELPが40年節目の年ということのようですね。
反面で最近新しい目立ったプログレバンドがあるかというとそういうわけではなく、お馴染みになったAnekdotenとかアニーハスラムとも共演したMagentaもまあいいんですけど、オリジナリティは今ひとつという感もあります。
そういうわけでプログレムーブメントが再度活性化してきたわけではなく、ビートルズ再発から続く復古ブームの延長なのかもしれません。

新しいものがないなら、結局古いCDを取り出して来ることになりますが、さすがに聴き飽きたという愛聴盤も数多くあると思います。そう言うものにはちょっとスパイスをかけると、また味を変えて楽しめるかもしれません。
最近マイクオールドフィールドの初期三部作が2010 Mix(チューブラーベルズは2009)ということで再発され、まんまとわたしも三つとも買わされてしまいました。私は通常版の2010/2009ミックスだけ買いましたが、他にSHM-CD仕様と最近流行の5.1chサラウンドDVDの付いたデラックス版もあります。下記リンクはデラックス版のものです。

          

聞いてみると音の曇りが取れてクリアに晴れあがる、いわゆるリマスター的な明瞭感があるのですが、それよりも聴いて行くと「あれ?こんな楽器あったっけ」という箇所が随所に出てきます。始めは新しく録音をして音を加えたのかと思ったんですが、オリジナルをよく聴き返すとそこにその音がもともと入ってるというのが分かります。
前には埋もれていたある楽器・あるトラックの音が2010年版では浮き出るようにシャープに描かれています。そのためまるで新しく音が加わったように感じられます。おそらくミキシングの調整だけで新しい録音のようにしてるようですね。

前にもリマスターしてる「チューブラーベルズ」よりも手を加えられることが少ない「ハージェストリッジ」とか「オマドーン」の方がよりはっきり気が付きます。多少重めのオマドーンよりもハージェストリッジの方がはっきりしているように思います。この辺はちょっと新しい発見があって面白いところです。

ミキシングの考え方も昔は音を混ぜるという考えだったのが、今は一つ一つ音を際立たせると言う方向に行ってるのかもしれません。結果的に複雑感が増し、豊かに聞こえます。オーディオ装置の発展というところも絡みそうです。
Dead Can DanceのSerpent's EggやイエスのFragileのようなモービル盤のオーディオファイル向けリマスターとも方向性が異なりますが、あたらしいスパイスで古い作品がまた楽しめます。

実際、これらは残して行きたい作品です。ある意味もう作られることはないでしょう。アーチストのマイクはまだまだ現役ですが、周りの時代がもう異なります。
映画音楽ともなったチューブラーベルズはあまりに有名ですが、他の二作も秀作です。ハージェストリッジはマイクのルーツ的なケルトをより志向し、オマドーンではワールドミュージック的な展開も見せ、最後にインストゥルメント多重録音で知られた彼が素朴な民謡と声で締めくくる、という本当に文句のない作品群です。当時のプログレムーブメントの中で生まれた、当時ならでは完璧な音楽作品です。
実際は三部作プラス「インカンテイションズ(呪文)」まで初期作品群としてみなせますが、ある意味インカンテイションズとかイエスの海洋地形学みたいなLP二枚組で全4曲の作品は彼らのやろうとしていたことの完成系に近いと思います。しかし、ロックであってロックでなく、本来は今なら吉松隆あたりが逆側からやろうとしていることに近いとも言えそうです。ただこれらはある意味やり過ぎだったのかもしれません。究極のロック進化型を目指していたら、あまりにもロックではなくなりすぎたという批判もあります。
そしてこれらは続くものもなく、やがてプログレや他の70年代巨大音楽産業自体が廃れていく反面でパンクやオルタナが出てきて、混沌として爆発的な80年代へと突入して行くわけです。

ただオーディオでも黄金期に最高を目指して作らた名器は素晴らしさを失うことはなく、いまでも敬愛され使われています。カメラでもライカやツアイスはそうです。時代が最高のときに最高を目指して作らた、という点でこれら三部作も残っていくでしょう。
高名な写真家のアンセルアダムスは「ネガは楽譜で、プリントは演奏」といいました。これは同じネガフィルムから、プリント技術でいかようにも表現の違う写真が作れると言うことです。
そういう意味では音楽もそうで、同じマスターからリミックスすることで色んな最終形態としてのCDが作れるということでしょう。
これからの音楽の配信形態がどうなっていくかということも大事かもしれませんが、むしろこれらの良い作品をどう残していくかということが重要なことにも思います。
posted by ささき at 20:33 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

KriptonのUSB DAC付アクティブスピーカー KS-1HQM

KRIPTON(クリプトン)が今月末(6/30)にリリースする新製品のアクティブスピーカーを聞く機会がありました。大きなフォーカルの手前のスタンドに乗った小さなデスクトップタイプです。

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KRIPTONはスピーカーやオーディオアクセサリーの製作で知られていますが、同時にハイリゾの高品質配信も最近手がけています。しかし多くの人が高品質配信のよさを楽しむにはまだ環境が整っていない感もあります。
そこで手軽に高品質配信のよさを味わって欲しいという期待もこめられているのが、このアクティブスピーカー KS-1HQMです。

ホームページはこちらです。
http://www.kripton.jp/pc-audio_usb/active-speaker/pc-speaker_ks-1hqm/features/

iPhoneと比べてもこんなにコンパクトです。

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KS-1HQMはアクティブスピーカーなのでスピーカーと一体になったアンプを搭載していてアナログ入力を受けられるとともに、96/24対応のUSB DACと光デジタル入力も搭載しています。USB DACは標準ドライバーなのでインストールも必要ありません。つまりパソコンひとつあればすぐにでも使うことができます。
しかし高品質配信を受けて楽しむためには、手軽ということだけではなく再生機器側も音質が高いことが必要です。アクティブスピーカーというと、PCにつけるスピーカーとか、iPod用のデスクトップタイプとか、手軽さだけに重点がいっている機器がほとんどだと思います。このKS-1HQMはそうした手軽さが売りのアクティブスピーカーとは音質という点で一線を画すための工夫がされています。

まず目が行くのは、スピーカーの下に置かれた別筐体の台座です。これはわたしもはじめはよくあるオプションのスタンドか、あるいはアンプが入っているのかと思いましたが、そうではありません。
これはあくまで標準でついているものです。アクセサリーメーカーらしい強みともいえますが、実はこれ自体がひとつのスピーカーシステムの中できちんとした役割を持っていて、これなしでは成立しないパッケージともいえます。

それはこういうことです。スピーカーユニットはバスレフ付きのフルレンジユニットで、ピアレスの6.35cmユニットを使用しています。ポイントはこの口径で低域まで十分に出すために、振幅(ピストンモーション)の幅を十分に確保していることです。Mark&Danielのところでも書きましたが、口径が小さくてもユニットの振幅の幅が十分にあれば動かす空気の量は多くなり、低域も十分に確保できます。ただし、その力を出すためには巻き線を工夫してドライバを強めねばなりません。そうすると能率が低くなってしまいます。そこで25W/chというこのサイズにしては過大なくらいのパワーをデジタルアンプを使ってカバーしています。
また、この小さな筐体で振幅がそんなに大きいとキャビネが不要に動いてしまうので、その動きを相殺するためにこの台座があります。この台座はスピーカーの本体とは3つのインシュレーターを介しています(スピーカーを持ち上げるときには注意してください)。この台座はそれなりの重さがあるとともに、持って振ると分かるのですが、中に鉄球がはいっていて砂箱を振ったように振動します。これは動きを相殺する効果があるそうです。
これで大きな振幅による不要振動を緩衝して、クリーンな音に貢献しているわけです。

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このようにKS-1HQMは、高品質配信のための96/24USB DAC、低能率を打ち消すためのデジタルアンプ、不要振動を減らすための台座、とパッケージとしてひとつに有機的に機能しているわけです。

次に実際に音を聴いてみました。
システムはMac AirからUSBでKS-1HQM側のUSB端子に接続するだけのものです。USBケーブルは最近お気に入りのゾノトーンを使用し、プレーヤーはAmarra mini2.0を使用します。音量はKS-1HQM側のリモコンで調整できます。

まず音を出すと、声が気持ちよくセンターに定位するのに気が付きます。
FakieのFantasyがまずとても印象がよかったんですが、フルレンジの強みかヴォーカルがよどみなくスムーズで声の表情もよくわかります。またギターがぴしっとシャープで贅肉感が少なく、切れよく鳴ります。
次に驚いたのはクラシックでの堂々とした鳴りの良さです。小さなみかけよりも低域の量感もあるけれども、ポイントはこのクラスにしてこの量感というよりも、その音がゆるぎなくしっかりしているという印象を受けるところです。単に低音のぶわっとした量感だけ誇るというものもありますが、そうしたものとはちょっと異なります。
これはボリュームを大きくして聴いてもらいたいところです。実際、良録音の多くは意図的に録音レベルを引き上げていないので、低いレベルで入っていることが多く、再生機器側でボリュームを大きく上げる必要があります。KS-1HQMはそうしたときにも、その辺のアクティブスピーカーのようにビビリがなく、しっかりとした音鳴りという印象を受けます。
また96/24の曲も十分にハイサンプリングのよさが伝わります。

コンパクトなボディにも、オーディオ的に考慮されたパッケージがうまく生きているというところでしょうか。
また、手軽さという点では価格的にもかなりがんばっているようです。ペアで約5万円というといわゆるPCスピーカーよりは高いのですが、この内容であれば実際はもっと高くなるようです。それをネット販売限定ということで安く抑えたということです。
なんとなくPCスピーカーを使っていたけれども、一クラス上の音が欲しいという人にはお勧めです。また本格的なPCオーディオはやはり苦手だけれども、手軽に高品質配信を楽しみたいという人のサブ機にもよいのではないでしょうか。

興味あるかたは試聴会を7/3に開催するそうなので、ぜひ聴いてみて下さい。案内はこちらです。
http://www.kripton.co.jp/products/event.html

最後にはじめの高品質配信の話に戻りますが、Kriptonではあのマニアックに録音を追及する赤坂工芸(AKL)さんのアルバムもいくつか扱っています。以前私がマスターCDRの話題で書いたCreamyも扱っているとのことです。
Creamyはアルバムの最後にアルバムと関係ないのに赤坂工芸の人の趣味で録音した録音のための録音、にぎやかなドラムソロが入っていますが、これが96/24で入っているとなるとちょっと興味がわきますね。

配信サイトはこちらです。
http://hqm-store.com/


*現在は形式名KS-1HQMが正式な製品名となっているそうですので、初出時から変更しました
posted by ささき at 23:22 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

Edition10 登場

ハイエンドヘッドホンの流れを作ったと言えるUltrasoneのEditionシリーズに待望の新作が登場します!Edition10です。
Edition9は7のマイナーチェンジ版でしたが、この10はまったくの新型で、いままでのUltrasoneの常識を破って開放型になるようです。

下記のフジヤさんブログによるとその発表会を8/1に青山で行うようです。
http://avic.livedoor.biz/archives/51487243.html
ここは次のヘッドホン祭の開催予定場所でもあります。

今年後半はこれでまた盛り上がって行きたいですね!
posted by ささき at 14:49 | TrackBack(0) | __→ Edition7, L-3000 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

Halide Bridge シンプルかつ高性能なUSB-SPDIF コンバーター

Halide Bridgeは非常にシンプルで扱いやすく、かつ高音質のUSB-SPDIFコンバーター(USB DDC)です。
以前Devilsound DACというシンプルでかつ音もよいUSBケーブル、DAC、アナログケーブルが一体型になったものを紹介しましたが、 BridgeはそのDevilsound社が改名してHalide(ハロイド)となり、そこが開発したUSB-SPDIFコンバーターです。いうなれば、Devilsound DACのUSB DDC版です。

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これも見て機能がわかりやすく、片側にUSB端子、もう片方にSPDIF端子(RCAまたはBNC)があり、SPDIF端子側に本体があります。本体もコンパクトでほとんどDACと一体化できます。Bridge(架け橋)という名前がふさわしいですね。

こちらにホームページがあります。
http://www.halidedesign.com/bridge/
BNCとRCAタイプがあり、私のはRCAです。

実はこれ、しばらく前に頼んでいたんですが出荷が遅れていて、待っていました。そうこうしている間にミックスウェーブさんが国内扱いするということが決まりました。下記のリンクです。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100528_370232.html
約5万円というとhiFaceに比べて高いと思われるかもしれませんが、hiFaceよりもかなり高性能です。
下記のように特徴をまとめました。

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*特徴

1. 非常にコンパクトかつシンプル

hiFaceはいまやこの分野のスタンダードになりましたが、hiFaceの特徴はまずシンプルなことです。hiFaceではUSB端子が既についていてUSBケーブルが不要で直にPCにさせます。
このBridgeではその逆で、SPDIF端子側にケーブルがありません。SPDIF同軸デジタルケーブル不要です。

つまりPCと一体化できたhiFaceに比べて、BridgeではDACと一体化できるということです。
hiFaceでは少し硬いデジタルケーブルをつけると、軽いMac Airなんかではバランスが悪くなりましたが、BridgeではPC側の端子が軽くケーブルがやわらかいので、Mac Airなんかの薄いノートとも相性は抜群です。
標準ドライバーなのでインストールも不要で、使用に悩むところがありません。

2. シンプルでも高性能

Devil DACもシンプルと言うだけではなく、その性能がとても高く、価格もそれなりにするというものでしたが、Bridgeも似たところがあります。シンプルだからといって性能はそれなりではなく、シンプルだからこそシグナルパスも短く高性能にできる、というようなポジティブな点を追求しています。
みかけはシンプルですが、かなり詰まった中身を持っています。

  2-1 「Gordonのコード」Asyncronous方式の採用

Protonのところで書いた、Ayre QB-9も採用しているWavelengthのアシンクロナス転送方式"Streamlength"を採用しています。これはQB-9と同様にWavelengthのGordonさんから正式にライセンスを受けているということです。
そのためやはりTAS1020Bを採用しています。Wavelengthのアシンクロナス転送方式については下記のProtonの項をご覧ください。
http://vaiopocket.seesaa.net/category/7334189-1.html
ちなみにGordonさんは自分でもUSB DDCを製作するといっていますが、まだ完成していません。少しいろいろな理由が思い当たるので、少し待ってこのコードを改良しているようにも思います。

  2-2 高精度クロック

アシンクロナス転送方式を採用しているというのは高精度な固定クロックを使えるということです。
たとえばジッター値ですが、既存のUSB-SPDIF コンバーターではだいたい200ps - 400psくらいのようですが、このBridgeはなんと一桁も低い10ps (RMS)という高精度を実現しています。

  2-3 電源のクリーン化

もちろんBridgeはバスパワーで動きます。
そのため、バスパワーのPC由来ノイズの除去にかなり気を使っていて、デジタル回路とクロックへの電源供給の分離とか、高周波フィルターと新開発の低周波付近のレギュレーターを使って整流しているとのこと。

  2-4 クライオ処理

これ全体をクライオ処理しているようです。「そろそろ来ないの?」ってメールしたら、クライオプールに浸かってるところとメールが来ました。あるいはUSBケーブルをやっているCryo Cablesともなにか関係があるのかもしれません。
USBケーブルを交換できるようにしてあるとまたよかったようにも思えますが、このクライオ処理をしてあるというのもポイントではあります。


3. USB標準ドライバーで使えます

ここがhiFaceとは違います。Bridgeではカスタムドライバーは不要ですが、その分で96/24までの対応となります。
そのため多様なOSに対応しています。ためしたところXP、MacOS 10.6はもちろん、Netwalker Linux(Ubuntu 9.04)のALSAドライバーもOKでした。

ただし標準ドライバーですが、iPadでは使えません。予想されたことですが、試してみましたらやはりだめでした。
これはProtonが使えないのと同じで、"Gordonのコード"を使っているので同じ問題も持っているということです。これについてはだいたい分かってきたのでまた別の記事で触れます。


*使用と音質

ケーブルはやや長く6feetというので約2mです。USBケーブルは柔軟で簡単に取り扱えます。本体も軽く、BridgeをDACのSPDIF入力プラグにつけても張り出しは少ないですし、実際硬くて太いデジタルケーブルと比べると実際上の違いは大きくあるようには思えません。ほとんどDACと一体化します。
下記写真はHeadroom Desktop Balancedヘッドホンアンプのデジタル入力プラグにBridgeとWireworldの定番品Gold Starlight5をつけたところです。
左がBridgeで、右がGold Starlightです。

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インストールは簡単で標準ドライバーなので挿すだけです。
hiFaceのようにKernel streaming対応うんぬんはないので、XPなら普通に(?)ASIO4ALLでよいと思います。
とりあえずXPからHeadroom Desktop balancedアンプにお気に入りの平面駆動ヘッドホンAudeze LCD-2をシングルエンドで使います。(HE5LEはデモ機のため返しました)
Headroom Desktop balancedはわりと高性能のDACを内蔵していて、いままではDAL CardDeluxeを使って、SPDIFからDesktop balancedのDACに入力させていました。上の写真の右の構成ですね。
それを左のBridgeをつけたものと比較します。


これ、端的に言って音質的にはだれもが驚くと思います。シンプルな外観からは想像できません。
高音質で定評のあるスタジオ用サウンドカードのCardDeluxeと比べた場合、hiFaceだとやはりCardDeluxeには及ばないか、という感じでしたが、Bridgeは箱から出した状態で軽くCardDeluxeを圧倒します。はっきり言って驚きました。
まず静粛感とそこから浮き出るような細かい音の解像力に圧倒され、ウッドベースなどの切れの良さ、ぴしっというシャープさに驚かされます。ピアノを力強く打鍵する音の鮮明さとリアルさはちょっとはっとしました。何回も聞いた曲なのに、です。
見通しのよさ、透明感も高く、空間表現もCardDeluxeより分かりやすく向上します。
端的に言って同じ曲を聴きなおしてもリマスターしたみたいに新鮮に感じられます。いまいろいろ聴きなおしてますが、エージングを重ねてさらによくなるかも。

これがGordonのコードと10psジッターの力なんでしょう。
ちなみに比較はXP上のFoobar2kでCardDeluxeはASIOドライバー、BridgeはASIO4ALLを使用しています。

Mac AirからUSB経由で出した音はまた驚きます。USBというと軽くて薄い音ではないかと思われるかもしれませんが、実際見かけも薄いMacbook AirからUSB経由でこんな密度のある音が出てくるとは思えないほどです。

いままでUSB DDCというとUSB入力が96/24使えないときとか、そもそもUSBがないときの便利グッズ的な印象もありましたが、これは互角以上にどんなオーディオインターフェースとも渡り合って主役を主張できるでしょう。

たぶんこれの音の良さは見ても信じられないし、触っても信じられないと思います。それで5万近くを出すのはなかなか勇気がいるかもしれません。(わたしは前にDevilsound DACを試してたので、これも良いのではないかと思いました)
DACportも似たようなものですが、DACportに5万出しても納得できる人は、これもきっと納得するでしょう。

hiFaceをUSB DDC入門機と考えたとき、さらなる上を試したいときに前に紹介したDiverterとともに一クラス上のUSB DDCの選択となりうるグループが形成されつつあるのはよいことです。このくらいならかなりのレベルのオーディオ機器と組み合わせられるように思います。記憶にあるDiverterとは音傾向がちがうようにも思えたので、こういう多様な選択という点でもよいものです。

いままでオーディオを本格的にやっていて、PCオーディオをはじめたいが、まず手持ちのDACなど機器を流用したい、という方にもぴったりです。どんな手持ちのパソコンに、USB対応ではない手元のDACをつなぐこともできますし、ドライバーのインストール不要で操作もむずかしいところはありません。
慣れたらASIO4ALLなど導入すれば、よりよい音が楽しめます。ステップアップも自然です。

もし興味をもったら、ミックスウェーブさんで国内販売しますし、そのうち試聴機も出ると思うので、ぜひ試してみてください。
これはお勧めですし、これまではなんだったんだ、といろいろと考えさせてくれます。


*Bridgeから想うPCオーディオのありかた

今回、Bridgeを使い聴いたことで少しPCオーディオの通念を考え直してしまいました。
思ったのは次の二点です。

ひとつはCardDeluxeももう古いとはいえ、かなり一流のサウンドカードだと思います。ところがBridgeを使うとPCのカバーを開けて設置しドライバーのバージョンなどに頭を悩ます内蔵サウンドカードって本当にいるのか、とさえ思えます。それほどこの分野の進歩が早いということでしょうか。
Lynxなど他の高性能スタジオ用カードと比べたわけではないので結論をつけるつもりはありませんが、ちょっとまじめにそう考えてしまいました。もちろんアナログ出力はできないので、PCトランスポートとして捉えた場合ということです。
実際のところわたしもUSBをいろいろ勉強する傍ら、USBではまだまだのところもあるので、XP PCではCardDeuxeをまだ使うという面も多々ありました。ただBridgeはかなりそこを変えてくれそうです。もともとBridgeはMac Airと組み合わせるために買ったんですが、タワーPCでも主力になるかもしれません。そこが自分でも驚いた点です。

もうひとつはDACとUSBインターフェースの関係です。
これはたとえばこういうことです。最近ヘーゲルHD10を少しいじらせてもらって考えたんですが、こんなにDACとしては素性がいいのに急ごしらえのような48/16のUSBの口がついているのはちょっと不釣合いにも思えました。
Wavelengthのように自慢のUSB技術があるところはそれを組み込んだProtonのようなUSB DACを作るのはより効率的かもしれません。ただ、そうでないメーカーがPCオーディオに対応したいというときは、間に合わせのような48/16の入力をおまけのようにつけるよりは、こうした高性能で便利なUSB DDCをつけて、経験が長く自信のあるSPDIF入力をどうどうとメインに使ったほうがよいと思います。それをシステムとして提案すればよいのではないでしょうか。バンドルしてもよいと思います。BridgeのようなUSB-DDCならDACと一体化したように扱えます。

そこで分業することで従来のオーディオも本来の伝統のわざと技術の蓄積を生かせるわけですし、なんでもかんでもDAC側にUSB入力をつければよいというものでもないと思います。コンピューターの世界と、オーディオの世界をしっかり切り離して分業させることでお互いの強みを発揮させることができると思います。
デジタル部分はこのBridgeのように短期間でこんなに進歩します。一方でDACはデジタルを受けるとはいえやはりアナログ機器ですし、音の個性の形成と作りこみには多年の経験や物量を必要とすると思います。その異なる二者を切り離すのは意味のあることに思えます。

もちろんProtonみたいにインターフェースとDA部分が一体型のほうがロスや接点も少ないし、USB DDCとDACの組み合わせタイプよりクリーンな信号経路が取れます。そこはもちろん生物界と同じくオーディオ界も多様性の良さであって、どちらがよいではなく、選択の豊かさです。
問題になるのはDACにUSBの口がないからPCオーディオに対応できない、つまり時代遅れの機材とレッテルを貼るということです。そうではなく、むしろそうしたシステムを提案できないことが問題になるのではないか、ということだと思います。これはひとえにメーカーだけの問題ではないように思えます。

わたしはコンピューター技術の人ですが、コンピューター業界というものをより理解すれば、システムインテグレーションというキーワードが出てくると思います。すべてのコンピューターを使う人がコンピューターを理解するのは理想ですがむずかしいことです。また、それをやっていると本業がおろそかになり、主客転倒になるでしょう。そこでそれを変わってやってくれるのがシステムインテグレーターです。
PCオーディオもコンピューター応用の一例である以上はこの考えが適用できそうに思います。つまりユーザーとメーカーの間に立ってそれを提案してくれる人ですね。パソコンの設定なんかも広く捕らえるとそうかもしれません。
もしPCオーディオというものが、オーディオとコンピューターのあり方を考え直させるものであるのなら、こうしたいろいろと組み合わせてユーザーのニーズに合わせて提案するという、システムインテグレーション的な側面も必要なのではないかと思います。
posted by ささき at 22:32 | TrackBack(0) | __→ USB DDC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

PCオーディオ導入セミナー

以前アナウンスした角田郁雄先生による「PCオーディオ導入セミナー」が御茶ノ水近くのスタジオK'sで開催されました。こちらのリンクです。
http://www.phase-tech.com/digital/topics100527.html

募集定員以上の大盛況でキャンセルもほとんど無しという熱心さに驚きます。来場者は中高年の方が多いとはいえ、女性や若い人も交えて幅広い層が集まりました。

機材はMacメインですが、Windows7やLinux(Ubuntu studio)との聞き比べも交えます。再生ソフトはiTunesとAmarraが基本で、iPadをリモートコントロールにつかいます(Apple remote)。
スピーカーはフォーカルのディアブロで、プリアンプとパワーアンプ(845)はフェーズテック製です。

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説明会はフェーズテックさんの用意したレジュメを基本に角田さんの話を交えて進めました。タッドガーフィンケルとの面白いエピソードなども交えて曲紹介をして行きます。

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角田さんの言われるにはオーディオは楽しむもので難しいものではない。PCオーディオはCDより良いとか悪いではなく、味わいの違うものであると考えれば良いのではないかということ。
そういうわけで、負担を持たずにゆっくりやってほしいし、そういう意味でもいまから音楽のためにパソコンを用意されるときは操作が簡単で音が良いMacをおすすめするということです。
またフェーズテック開発者の井上さんからフェーズテックHD7Aの紹介がありました。従来はパソコンから送られるクロックがふらつくので、そこをDAC側の固定クロックで使いたかったとのことです。

最後には協賛各社さんの雑誌やハイリゾ音源DVDなど景品の当たるじゃんけん大会なども行われました。
質問ではlinuxのインストールのこつやHD7Aのスペック、CDのリッピングソフトや保存形式など、ある程度知ってる人の質問が多くあったように思われます。
こうしたことからも、初級編もさりながら中級編が望まれているのかもしれません。
posted by ささき at 23:38 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

HORISON - アニャンゴ

今日はアニャンゴこと向山恵理子さんのインストアイベントを見てきました。これ、見に行ったわけでなくたまたま行ったらリハーサルやっていて面白そうだったので本番までみてしまいました。
わたしも今日まで知らなかったのですが、彼女はニューズウィークの選ぶ世界が尊敬する日本人100人の中に選ばれ、ケニアでは尊敬する日本人の第3位というひとだそうです。ニャティティというケニアのハープのような民族楽器を学ぶために単身ケニアに行き、はじめは女性には教えられないといっていた師匠もついには折れて、女性で初のニャティティ奏者となったとのこと。

アコースティックな民族楽器のソロ演奏かというとそうではなく、ベースギターやドラムスのリズムパートを今風にして、ダンサーといっしょに聴きやすくグルーブ感のある、明るくノリの良いステージが楽しめます。



その修行記の本も執筆されてますが、あの9.11の影響でアメリカで音楽修行ができなくなっての転進ということです。転機というのはどこにあるか分かりませんね。

こちらオフィシャルホームページです。
http://anyango.com/

こちらMySpaceでも試聴とビデオが見られます。
http://www.myspace.com/jowimusic

明日(6/12)横浜の赤レンガ倉庫でアフリカン・フェスタ 2010というのが行われ、12:30からまたライブがあるということです。無料ということなのでぜひどうぞ。

      
posted by ささき at 21:52 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

オーディオベーシックVol55とバランスヘッドホン特集

水曜日にオーディオベーシック誌の最新号Vol55が発売されます。私は今回はバランスヘッドホンの記事を書きました。「バランスヘッドフォンという楽しみ方」(P236)です。書いてた時期がヘッドホン祭のときに重なったのでちょっと大変でしたが、なんとか書き上げました。

特集ではバランスヘッドホンについての基本的な解説とともに、国産のバランス駆動アンプ(バランスヘッドホン対応アンプ)を4つクロスレビューしています。インターシティMBA-1プラチナム、McAudi M81、BLO-0299、CEC HD53です。ヘッドホンはウルトラゾーン Pro900のバランス版です。
始める前はレビューを4つ書き分けられなかったどうしよう、とか思っていたんですがいざ比較試聴をしてみると、それはまったくの杞憂でした。みな際立った個性があり、これとこれはほとんどおんなじじゃないか、というのはなかったですね。ヘッドホンというのは個性を楽しむという側面もありますけど、ヘッドホンアンプもまた個性的でした。

また、記事では4つですけど、実は後もうひとつ、自分の使っているHeadroom Desktop Balancedとも同条件で比較しました。ですので実際は5製品の比較をしました。これは記事にしませんけど面白いものでした。いくつかは負けたかなと思うようなのもあったし、これに買い換えようかと思えるのもありました。わたしがGS-Xで始めたあたりはバランスアンプは海外品しかもちろん選択肢はなかったんですけど、国産もレベルが高くなったと思いました。

DACも手持ちのDL3ではなく新しいものを貸し出してもらいました。やはりヘーゲルHD10 は自分自身は強い主張をせずに、しっかりと性能のかさ上げをする見えない力になっているという感じです。ある意味DACらしいDACといえましょうか。
それと今回はタイムロードさんの好意でCHORD Indigoも貸してもらいました。IndigoはほぼQBD76相当なので、HD10とは別に現在最高レベルだとどの程度の音かと知りたかったのです。またIndigoはプリアンプ一体型でヘッドホンアンプとしても使えます。ちょっと贅沢にヘッドホンアンプとして聴いてみても、インディゴは素晴らしかったですね。ほんとにこれだけ高価なのに、まじめに悩ませてくれるという魅力があります。
また記事中でHeadFiとHDTracks制作のOpen Your Earsも紹介しました。

それとPCオーディオ展とヘッドホン祭のレポートも書いていますのであわせてご覧ください。(P242)



posted by ささき at 23:45 | TrackBack(0) | __→ GS-Xとバランス駆動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

CanJam2010から

前回からの追加です。
Twitterにも書きましたけど、Westoneの新型カスタムIEMはES5という5ドライバー機でした。
ES5のスペックは8Hzから20kHzとワイドで、新型BA機らしく20kHzをカバーしています。WestoneはみずからのTwitterでES3Xがかすんでしまうと書いています。
価格は$950とこのクラスではお手ごろで、6/25発売ということです。何人かはすでに受け取っているようです。
わたしはさすがにJH-3Aまで手を出したいとするとパスです。
http://www.theaudiobeat.com/canjam2010/canjam2010_hp_westone.htm

それとJH-3Aについては別な画像が出てますが、ケーブルが2対使われています(計4本?)。これは帯域ごとに別々のアンプを持つということからでしょうが、3wayだと3対必要に思われます。グランドは共通でよいのでしょうか?
この辺に詳しい画像とレポートがあります。
http://www.threadbox.net/
http://www.travisontech.com/

またGRADO HF-2を再生産するという情報があります。Head-F1が修正されるかどうかは分かりません。こちらにTTVJのリンクがあります。
http://www.ttvjaudio.com/index.php?main_page=product_info&cPath=28_64&products_id=292

ところで上のブログにLCD-2のAudezの読み方というのが出ていました。私もこれ読み方に困っていたんですが、Odysseyの読み方のSをZに変えたよう、というのがありました。Odysseyは日本語だとオデッセイですが、英語だとオーデスィーとかアーデシィーという感じですので、オーディズィーという感じでしょうか。
posted by ささき at 23:54 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

Amarra2.0登場

Amarraがバージョンアップされて2.0となり大きく変更されたようです。
http://www.amarraaudio.com/
さまざまな変更点がありますが、デザイン的にもいままでiTunesに寄生しているようなソフトウェアだったのが、より単体プレーヤーに近いものになったように思ます。これは一つには2.0では期待されていたようにFLAC対応がなされたのですが、iTunes本体ではFLACを取り扱えないので、従来のローカルなプレイリスト機能を拡張してFLACが取り扱えるようにしたと思います。そこを拡張したのでより単体プレーヤーに近いようになったように見えます。バックグラウンド処理機能が拡張されてFLACはAIFF(Macの場合?)に変換可能とありますが、FLACはnativeサポートとも書いてあるので直接再生できると思います。
FLAC対応以外ではフルバージョンではDSDが取り扱えるようになったようです。ただこれは直接DSDを再生しているのではなく、PCMにバックグラウンドで変換する機能がついたというようです。miniではこの機能はなく、miniの最高サンプリングレートが96/24のところも同じです。
Miniはライセンスの形態と価格の関係が少しだけ変わりましたが、大きな価格の変化はありません。そのかわりエントリーバージョンとして$79と低価格のAmarraジュニアというタイプが加わっています。これはサンプリングレートが44kHzまでと制限がありますが、24bit対応ですので、ハイサンプリング対応ではないけれども、ハイリゾリューション対応と変則的なものになっています。またジュニアではいろいろな機能制限があります。
これはあきらかにPure Music Player対策に思えますが、なんと今回Amarraビニールなるソフトも加わりました。あきらかにPure Vinylを意識したものでしょうね。こちらは8月発売とのことです。
それと新たにHDtracksと提携を始めたようです。

Amarra対Pure musicも良い競争関係になってくれると面白いところです。
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2010年06月03日

驚きのマルチウエイIEMシステム、JH-3A!

CanJam発表の新製品で驚くのはこのJH Audioのポータブルアンプらしき製品ですがJH-3AというマルチウエイのIEMのための一体型システムです。
http://www.head-fi.org/forum/thread/495320/jh-audio-jh-3a

これは3つのアンプがはいっています。
高中低の各帯域バンドでひとつステレオアンプが割当てられていて、例えばバイアンプがツイーターとウーファーが別々のアンプに割り当てられているように、各帯域の発音ユニットが独立したアンプに割り当てらているようです。これをアクティブ・クロスオーバーと言ってるようです。従来のコンデンサーなどを使ったものがパッシブクロスオーバーになるわけですね。

またデジタルボリュームとデジタルベースブーストがついてますが、ユーザーが低域補正をしたときにDSPで位相と時間をコントロールすると言うことです。マルチウエイに関する位相問題でしょうか?
また23kHzまでの高域特性をもDSPでカバーするようです。

これらは従来の抵抗やコンデンサーによるパッシブなクロスオーバーに関する問題を解決するためだそうです。

基本的にはアナログ入力のポータブルヘッドホンアンプのようですが、入力には192/24入力対応のSPDIFも可能なようです。

JH13とJH16を持ってる人はこのシステム用に改造出来ますが、そうするとこのシステムに依存してしまうようです。普通にiPodなどから聞けなくなります。
いままでのクロスオーバーを取る訳ですから。

これすごく興味ありますが 、価格もお高めでバンドルで注文する時は$1700(JH13)か$1750(JH16)くらい、従来持ってるJH13/16で改造する時は$1100くらいのようです。まあリモールドあるでしょうからね。
ただProtectorやHifimanで聴くのも捨てられないし、まこと悩みはつきませんねえ。。
posted by ささき at 22:51 | TrackBack(0) | __→ JH13, JH16 カスタムIEM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

Head-Fiシカゴ大会での新製品

今週末はHead-Fiの年に一度の全国大会(CanJam)がシカゴで行われます。シカゴというとRSAサミュエルズさんの町ですので、ちょっと期待感があります。
また、DACportのセントランスもシカゴだそうです。

いろいろと新製品の情報が出てきていますが、なんといってもこれ、HifiMan HM-801の弟分、HM-602が登場します。最近は単体アンプのほかにも一体型の高音質DAPが増えてきていますが、これも期待度大です。
また平面型も既に日本で販売されるHE5LEを軸として、K1000なみの能率の低いHE6とかお求め安いHE4とか怒涛の平面型ヘッドホン攻勢です。84dBのHE6って普通のアンプで鳴らせるか?専用アンプかも?あるいはスピーカーアンプを使うかも?楽しみですね。
http://www.head-fi.org/forum/thread/491517/canjam-2010-hifiman-new-product

また、ヘッドホン祭にも来てくれたCEntrance(セントランス)もMac Miniにぴったり乗せられるDAC miniという製品を出します。DACportであれだけ音がいいんだから、これも期待度大です。Mac miniと組み合わせてPCオーディオセットとしてよいかも?
http://www.dacmini.com/

それとWestoneも新型イヤホンを出すようです。この辺はJudeさんが情報のまとめスレッドを作っているので、こちらを参照ください。
http://www.head-fi.org/forum/thread/494504/canjam-2010-new-product-announcements

シカゴというとWindy Cityという別名があります。これらの製品が旋風を巻き起こしてくれると面白いですね !
posted by ささき at 23:30 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする