Music TO GO!

2010年03月30日

ベイヤーのt 50 p登場

ベイヤーからテスラシリーズの第二段としてT 50 pというポータブル機が出るとアナウンスされています。
ヘッドホン祭でなんとかみたいものなのですが、フジヤさんが交渉中と言うことで期待してます。
http://avic.livedoor.biz/archives/51451768.html

詳細は下記のjudeさんの書き込みに引用されているプレスリリースに書かれていますが、強力なマグネットとそれを拡散しないシールド、不要振動を抑える振動板と基本はT1と同じようですね。

http://www.head-fi.org/forums/f4/beyer-t50p-beyerdynamic-announces-t50p-portable-tesla-headphones-479768/

ただT1が高インピーダンスに強力マグネットの高能率の組み合わせといったところがミソなのに対して、T 50 pでは32オームと普通のところはどうなんでしょうか。これで150オームくらいだったら面白かったところです。
プレスリリースではT 50 pでの高能率のメリットは非力な携帯プレーヤーのためというところのようですが、このクラスのものを買う人は今どきはもっとパワーのある再生機をもってるようにも思います。

なにはともあれ、B&WのP5とともににわかに活気づいたポータブル・ハイエンド機市場に注目です。
posted by ささき at 11:41 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月24日

アリス=紗良・オット 化粧品のCMに登場

クラシックピアニストのアリス=紗良・オットさんがなんと化粧品のCMに起用されています。いまは関西圏のみの放映のようです。


才色兼備アーチストということでは宮本笑里さんなんかはよく映像作品テレビなんかに出ていますし、三浦友理枝さんは映画にちょっと出ていたこともありますが、アーチストで化粧品のCMというのはあまりないように思います。

話題性だけではなく、彼女が出したショパンの新譜はタワーレコードで一番売れたということで、ショパンイヤーということもあり先日はポーランド大使館からゲストを招いてタワレコでイベントまでやりました。
http://www.barks.jp/news/?id=1000058978
というか、わたしここにいました(笑)
インストアって距離がアーチストと近いので、もう数メーターくらいのところで見てましたけど、演奏自体もぞくぞくするようなすごいものでしたね。どちらかというとショパンよりはリストが似合う人だと思いますけど、ますますの活躍を期待したいものです。

          
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2010年03月22日

春のヘッドホン祭開催

PCオーディオ展の余韻も覚めやらぬまま、もう今度は春のヘッドホン祭がまたやってきます。
http://avic.livedoor.biz/archives/51446723.html
今回のイラストはNinaさんです。
わたしもまた参加しますが、内容は考え中です。うまくいけばまた新しい平面型ヘッドホンを持っていけると思いますが、まだ未定です。
ソースはPCオーディオを使う予定です。またフェーズテックのUSB DACを持っていくと思いますので、ヘッドホンオーディオとの相性も確かめてみてください。

また今回のヘッドホン展にあわせてウルトラゾーンのマイケル・ウィルバーグCEOのコメントが寄せられています。
http://avic.livedoor.biz/archives/51446715.html
ウィルバーグさんはもうひとりのマイケルであるマイケル・ザーケルCOOとともになかなか楽しくユニークな人なんですけれども、お話をするとこの人たちからあのユニークな製品が出てくるというのがよく分かります。今後もウルトラゾーンに注目です。
posted by ささき at 19:48 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

青梅の吉野梅郷

もはや桜も咲こうかという頃ですが、梅を撮りに青梅の吉野梅郷に行ってきました。ここはいつも遅めではありますが、今年は特に天候不順でいまが盛りとなりました。
ここは昨年度の新聞が選んだ全国一の美しい梅林ということです。吉野梅郷というと範囲が広いのですが、今回行ってきたのはその中の「梅の公園」という部分です。

http://www.omekanko.gr.jp/ume/

今回はメインはEOS-1DsMkIIに最近買った100マクロIS Lと、スナップ風にDP2を使いました。

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EOS-1Ds MkII, EF100マクロIS L

右の写真のようにコントラストが明瞭で像のエッジが立つことによる重なり表現がはっきりと分かるところなんかはオーディオの表現にも通じるでしょうね。写真ではシャープなレンズで被写体を明瞭に描き、背景を適度にぼかして被写体との差を浮き彫りにします。オーディオならばノイズを減らして背景を黒くして、SNの高い回路で明瞭に信号を再現することで、楽器間の重なりが分かるでしょう。

また左の写真ではダイナミックレンジが肝要です。ハイライト部分の明るさを最大限に生かして、シャドー部との差を大きくすることで表現の幅を広げます。音楽のレコーディングなんかでも、ダイナミックレンジを最大限に生かすことでミュージシャンの演奏の細かな機微を描き出すことができます。

美しい風景を記録する写真やカメラも、素晴らしいミュージシャンの演奏を記録するレコードやオーディオも似たところがあるかもしれませんね。

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Sigma DP2

また下が梅の公園を俯瞰したものです。これはiPhoneのパノラマ合成です。これは縦で6枚合成しています。縦で合成することでiPhoneの持つ解像力の低さを補ってプリントしても高い画素数を稼ぐことができます。一眼レフでこの方式で高精彩プリントを作るプロもいます。

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iPhone (AutoStich)

この週末にもお勧めですので、桜の前にお楽しみください。
posted by ささき at 21:59 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

Asusのオーディオ志向ノートPC

CES2010のときにAsusがB&Oのデザインによるアルミ製のかっこいいノートPCを出していました。これはASUSのフラッグシップというかコンセプトモデルと考えられていましたが、CEBITではもう少し具体的な内容が明かされたようです。
iTech News NX90
面白いのはB&Oはデザインだけでなく、デジタルアンプのICEpower技術も提供しているということです。おそらく左右のウイングがICEpowerのパワードスピーカーになっているように思います。
価格も恐ろしい高くなく、聞くところだと$2500内外という話もあります。USB3.0を装備しているのもポイントです。
またこのフラッグシップだけではなく、普及機の方にもICEpowerを応用したものを出していくようです。
iTech news Nシリーズ
実際はどの程度なのかは聴いてみないと分かりませんが、いずれにせよオーディオ分野を意識してくれるのはいいことですね。
posted by ささき at 21:37 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月14日

ポータブルバランスアンプ、RSA Protector到着

おなじみサミュエルズさんの新作にしてポータブルのバランスアンプであるProtectorが到着しました。

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ただしバランス駆動のアンプのために専用のコネクタが必要になります。RSAは写真のような4ピンのコネクタを採用しています。わたしはWiplash AudioにIEM用のバランス対応ケーブルを頼んでいますが、まだ届いていないのでしばらくはシングルエンド(普通のアンバランス)で使用することになります。

前にも書きましたが、フルサイズのバランス駆動アンプの場合はHeadroomのBlock headという唯一の手本があったのでキャノンXLRx2がデファクトスタンダードになって各社はそれにならってやってきたわけです。(Bock headはスピーカーのBTL駆動のようにアンプ二個を結合したものだったので二股のケーブルが必要でした)
ただポータブルの場合はそうしたものがないので、ほおっておくと無秩序状態になってしまいます。

人気のRSAの新作ということでProtectorは数も出ると思いますし、ProtectorがBlock headのような役割を果たしこのコネクターが世界標準になればよいのではないかと思います。今後は続く人たちはぜひこれを採用してほしいですね。
そうすることでいろんなアンプを使えますのでユーザーも便利になると思います。標準がなくて困るのはユーザーですからね。
カメラでいうとマウントを統一してほしいということですね。


Protectorは前面に4ピンバランスと普通のミニプラグがあり、どちらでもヘッドホンにつなげます。背面にはゲインと入力プラグがあります。

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ProtectorについてはこちらのHead Fiフォーラムで販売受付をしています。
http://www.head-fi.org/forums/f38/first-balanced-ultra-portable-headphone-amp-world-460603/
ここのポストで特に販売方法について書かれています。ただしここでの価格はHeadfierの予約特典価格です。
http://www.head-fi.org/forums/6449067-post637.html

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ProtectorとSR-71A

箱を開けてまずおもったのは「小さっ」ということです。バランスというとアンプのサイズも大きいかと思ってましたが意外と小さいですね。SR-71よりはP-51に近いくらいです。コンパクトで小さすぎず、大きすぎず、このくらいが適当かもしれません。電池は充電式です。
バランスといっても入力はiPodなどなので当然アンバランスです。そこでフェーズスプリッタを使用してボリュームの後でバランスにしています。

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Protectorは4ピンバランスだけでなく、通常のミニプラグも付いています。音はバランスケーブルがいまないので、ミニプラグにUE18を挿して聴いています。
RSAはハウスサウンドの代名詞というくらいサミュエルズさんの音というのがあって、SR-71に代表される古きよきオーディオのような音楽性あふれる音が楽しめますが、Protectorもやはりそうしたハウスサウンドを継承しています。P-51とSR-71Aを混ぜたどこか、という感じではありますね。
特にUE18のようなタイプとの組み合わせでは、音性能と音楽性を高いところで両立できます。この辺はさすがですね、バランスという前にアンプとしてよくできています。ポータブルでのバランスという奇をてらっただけではないわけです。
全体的な音のレベルも非常に高いのですが、シングルエンド比較ではまったくバーンインしてない状態だと、長らく使い倒しているSR-71Aよりやや眠いところはあるように思います。
この辺はProtectorがバランス化で本領を発揮したときにまたどう変わるかは楽しみです。
posted by ささき at 00:33 | TrackBack(0) | __→ RSA SR-71 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

B&W P5の写真

B&Wから発売されるポータブルヘッドホン、P5の評価デモ機がJudeさんのところに来たようです。そこで写真が公開されていますのでぜひご覧ください。
http://www.head-fi.org/forums/f4/b-w-p5-headphones-unboxing-bowers-wilkins-p5-headphones-477329/
音のコメントはまだですが、二番目のポストがリザーブされているので、ここに書かれるんでしょう。なかなかデザインは良いので音も楽しみなことです。
posted by ささき at 23:25 | TrackBack(0) | ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

Headfi製作のヘッドホンのためのリファレンス曲集

アメリカの音楽ダウンロード配信販売の大手であるHD TracksがHeadFiと共同でなんとヘッドホンのためのリファレンス曲集"Open your ears"を製作しました。

これは解像力や低域の深さなど、ヘッドホンシステムの音の確認のために最適な曲を集めたものです。実際にはHeadfi管理者のJudeさんとHD TracksのDavid Chesky氏の共同作業によるものです。
PDFのライナーノートには曲ごとに聴きどころのポイント解説があり、これはJudeさんとCnetレビュアーのSteve Guttenberg氏によるものです。
レビューも自分の知らない曲でコメントされても分かりにくいので、こうした共通ベースを作るというのも良いかもしれません。

実際にダウンロードしましたが、たしかにかなり良い録音です。44/16で聴いてもはっとするくらい鮮烈な音です。スピーカーで楽しむような壮大なオーケストラというよりは、細かな音の機微がよく出てくるような選曲でヘッドホンらしい選曲です。ハイエンドのスピーカーシステムにも良いのではないでしょうか。
曲ごとに聴きどころのテーマ解説があります。簡単にライナーから引用します。

曲名: 1-Stuck in a Moment You Cant G
テーマ: Midrange tonality
教会の中にセットされたマイクの周りにシンガーがアカペラで歌うU2のカバー曲を聴きながら中域の自然さを感じ取ります。(中域は主にヴォーカル再現性です)

2-Money
Low-Level resolution
ピンクフロイドのマネーのジャズカバーです。Low level resolutionは低域のではなく非常に小さなレベルの音の再現です。
ここではしずかな教会での録音により、音の余韻のかすかな響きで細かい音の聞き取りができます。

3-Get Behind The Mule
Transparency
Transparencyは単に透明感とも訳されますが、低いゆがみ感が重要で音の純粋さ(Purity)と明瞭感(Clarity)がもたらすものとここでは書いています。ノイズの少なさとトランジェント(推移)の速さも大事な要素ということです。ここではシンプルな声とギターでそのリアルさを感じ取ります。

4-Sare Tete Wa
Viceral Impact
ここではドラムのインパクト、パワーと質感を感じ取りますが、特にインパクトはアンプの性能を見るにも有用でしょう。

5-Gadamaylin
Out-of-head Imaging
鳥の声とささやきがヘッドホンの外から聞こえてきます。やがて鳴り響く音が空間を感じさせます。
前方と後方の音の広がり感も聴き所です。

6-Texas Ranger
Center Focus
ここではフィドル(ヴァイオリン)とバンジョーにはさまれたヴォーカルがきちんと中心に定位するか、を聞き取ります。

7-Concerto for Basoon and Orch
Palpable Detail and Texture
Palpableは触れるような、という感じの意味で、手拍子のリアルさと階調感を聞き取ります。
手拍子は他の打楽器に比べると膨らみやすい点が特徴だそうですが、そこでトランジェントと音調の正確さを聴きます。バスーンも正確な再現は難しい楽器ということでそこでも聴き所です。

8-Hajji Baba
Rhythm
ここではリズム感、ノリの良さなど感覚的なグループ感を感じ取れます。

9-Percussion Imaging Test
Spatial Depth
これは音楽ではなくドラムのサウンドテストトラックです。これけっこう面白いです。
広いスタジオにマイクから3、6、9、12、15、30、70フィートごとにドラムセットの距離を変えていき、その音で距離感を感じ取ります。距離を変えるごとに少しアナウンスがあります(3フィートは約1m)。直接音と間接音の違いが分かりやすく、遠くなるほど部屋による影響が大きくなるのが分かると思います。
(はじめの3,6,9フィートは一回繰り返しているようです)

10-Tumbao De Tamborito
Depth, Music
ここではバリトンサックスが3つのコンガの前に配置され、その奥にベースがあります。
教会の中で録音されたその重なり感、奥行きの立体感を感じます。

11-Heartbeat
Bass Extension
これも音楽というよりはテストトラックです。スピーカーは体全体で低音を聴くもので、いわば聴くよりも感じとるわけです。対してヘッドホンでは純粋に音の低さを聴き取ります。
ここでは50、40、30、20Hzの低域再現性を聞きます。ヴォイスごとに一段階ずつ心音が低くなっていきます。ただし人の耳もこのくらいの音には感じ取りにくくなりますので注意ください。

12-Everything is Broken
Bass, Music
ここではアップライトベースとバスドラの低域再現の違いを聞き取ります。


ちなみにライナーノートのヘッドホンはHead-DirectのHE5です。
Headfierは下記リンクより割引価格で買うことができます。ただしHeadfiのアカウントは聞いてこないので、少なくとも下記リンクから行くと割引価格が適用されると思います。

フォーマットは44/16のMP3、FLAC、AIFFが割引価格で$5.99、96/24のFLACが$8.98です。割引価格がいつまでか分かりませんが、お早めにどうぞ。

*購入方法
こちらのリンクのページ内のClick Hereのリンクをクリックしてください。試聴もできます。
http://www.head-fi.org/forums/6454884-post1.html

アルバム単位でのみ購入できます。アルバムとフォーマットを選択してバスケットに入れ、Checkoutで購入できます。日本からはPaypalを使用してください。

払い終えるとHDTracksの独自ダウンロードマネージャーが起動して指定したディレクトリにダウンロードを開始します。

なお買う前にまずHDtracksのアカウントを作成した方が良いと思います。もしダウンロードが寝る前に終わらなかった場合は、ダウンロードマネージャを停止してもかまいません。後でHDtracksにログインして、my accountから右上を見ると、resume downloadと終わらなかったダウンロードを覚えていて、続きから再開できます。
posted by ささき at 23:13 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月09日

Hifiman 801の新アンプモジュール登場

Hifiman HM-801も国内販売されてなかなか好調のようです。
HM-801の特徴のひとつはアンプをモジュール式に取り替えられるという方式です。もともとPCM1704を使ったソース部分は優秀なだけにアンプを取り替えることでさまざまな個性をひとつのユニットで楽しむことができます。

そこでいよいよ待望の新アンプモジュールが登場します。
http://www.head-fi.org/forums/f87/ganqi-amp-module-earphones-game-card-475671/
このモジュールをHead-Directからサンプル品として送ってもらいました。新アンプモジュール(GAME)はIEM(イヤホン)のために設計されたもので、モジュールは634x2と627x2の構成です。またゲインも低く設定されています。

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上の写真で右はオリジナルモジュール(ST)です。なお新基盤に書かれている"Wu Bing"とはHM-801の開発コード名です。ちなみにWu Bingとは(わたしは知らないんですけど)マージャンのパイのひとつ「うーぴん」だそうです。

取り付けは下記ページにありますが、背面のGanQi Bayというアンプハッチを開けます。
http://www.head-fi.org/forums/5676654-post1.html
取り付けはとても簡単です。はじめから取り外しを念頭に設計されているようです。そのためアンプはラッチで押さえてあるだけなので力を入れすぎないように、軽くラッチを外側に押すだけでポップアップしてきます。

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ただ乾燥シーズンなので作業の前になにか金属にタッチして静電気を逃がしておくと良いですね。


はじめUE18につけて試してみました。UE18はUE11より改善されたとはいえ低インピーダンスのせいか、やや甘さがあります。しかしこの新モジュールで使用すると、明瞭感と解像感がぐっと改善されます。UE18のよさの精細感がPCM1704によって存分に引き出され、精緻で広がりのある空間の迫力に圧倒されます。
またゲインが低くなっているせいか、ボリュームの余地も広くなりよりボリュームコントロールがしやすくなっています。背景ノイズはまったくといってよいほど感じられません。漆黒です。

2124.jpg

JH13とHifiman 801の相性はもともと良かったのですが、さらによくなって驚きました。ぱっと聴くとまるで極上の銀線にリケーブルしたかのように晴れ上がっています。楽器やボーカルの生々しさは格別です。

ただしEdition8に使ってみると明瞭感はありますが、少し力が抜けた感じになります。これはオリジナルのモジュールの方が良いですね。やはり新モジュールはIEMに使って威力を発揮するものと言えそうです。また全体の音調はあまり変わりませんが、音がやや腰高になり厚み表現も少し異なるので音の好みもあるかもしれません。この辺はやはり両方そろえて変えて楽しむというのが良いと思います。
低インピーダンス、高感度のイヤホンとHifiman801を組み合わせて考えている方にはぜひお勧めです。


この新モジュールについては今月後半に国内発売されるということです。価格は下記の国内代理店のサードウェーブさんのサイトによると17900円と言うことです。
http://www.twctokyo.co.jp/hifiman/HiFiMAN.html
近いうちに入荷すると思いますので、フジヤさんブログとかサードウェーブさんのニュースをチェックしていてください。
posted by ささき at 21:02 | TrackBack(0) | __→ HiFiMan HM-901, 801 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オーディオベーシック発売

本日オーディオベーシックの最新号が発売されました。
メインの記事は角田さんはじめ評論家の先生方によるオーディオを「考えるヒント」と題した特集です。評判のCDも津軽三味線と面白いものです。
わたしもちょっとですがP186にアトミックフロイドのイヤホンのレビューを書いています。
ぜひ手にとってお求めください!


posted by ささき at 19:08 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

PCオーディオ展 御礼

PCオーディオ展無事終了しました。
皆様ありがとうございました。
雑誌の取材もあり、PCオーディオでおなじみの評論家の角田先生にも遊びに来ていただき、初回から華やかなものとすることができました。

うちのブースでは下記を展示しました。
#1システム
Apple Macbook Air (Mac OSX/ Amarra / Pure music player)
USBケーブル: Wireworld Starlight 5
USB DAC: フェーズテック HD-7A
のソース機材からHeadroom DesktopとHD800バランス

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#2システム
let's note W5(XP/Winamp&iZotope Ozone)
USBケーブル: フルテックGT2
USB DAC: Wavelength Proton
のソース機材からパワードスピーカーのAudioEngine2へ出しました。

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ソフトではAmarraとPure Vinyl/Pure Music Playerをききくらべてもらったり、iZotope Ozoneのありなしを比べてもらい、ソフトでも違いがあるということを納得してもらえました。

フェーズテックHD-7Aはかなり好評でした。解像感が高くてはっきりとした音だけど痛くない、とみな同じ意見だったのがちょっと面白いと思いましたね。共通意見といえそうです。
フェーズテック担当の方は話しを聞いてみるとかなりのアナログレコードマニアということで、いかにデジタルをアナログに近づけるかを考えた末の結論がクロックだということです。そこでUSBでは通常のAdaptiveではそのクロック重視の思想が達成できないので、たどり着いた結論がクロックを生かせるAsync転送ということです。
WavelengthのGordonも真空管アンプマニアなので、共通するところがありそうです。この辺がAsync転送技術を理解するキーでしょうか。


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上はうちのブログでもおなじみHifiman801とHiFaceです。
はじめて量産型の箱をみて立派なのにびっくり(笑)。HiFaceにつながっているのはJAVS UDT1というDDコンバーターでSPDIFからI2Sに変換して、上に乗っているヘッドホンアンプにI2Sでデジタルデータを供給します。

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上左はフォステクスのHP-A7ですが、注目はオレンジのUSBケーブルです。これはフォステクスブランドのUSBケーブルで発売予定とのことです。お手ごろ価格で出ると思います。
アンプもケーブルも自ブランドでそろえるというのは自ブランドのそろった音にこだわるフォステクスらしいですね。
上右はフックアップのブースで真ん中の四角い黒いものがメインです。これはZodiacというDAC付ヘッドホンアンプで、スタジオ技術を生かしているとのこと。

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上左は完実ブースでおなじみのPerfectWaveシリーズをPCと繋げるデモをしていました。上右はタイムロードさんのブースで、CESにも出ていた初お目見えのCyan Clickを持ってきてくれましたが、これはスピーカー用なので残念ながら展示だけです。次にこれを鳴らせるようなところでやりたいですね。

IMG_5200.jpg     IMG_5201.jpg

上左は第一興商のブースですが、一本のSPDIFをLとR別のモノラルDACに分けるデジタルのスプリッタのようなデバイスが面白いですね。上右は黄緑の小さいKongというUSB DACですが、これは6moonsあたりでも評判がいいようになかなか小型ながら良い音でした。


反省点もいろいろあって、電源の口が意外と足りなくなることや、設置の件もありますし、PCオーディオのイベントといってもCDで自分の聴きたい音源を持ってくる人も多かったということです。この辺はゲストの聴きたい音源をどうするかは考えないといけませんね。

こられる方もヘッドホン祭とは異なっていたりとか、なかなか面白いイベントだと思います。次回はまたいろいろと考えてみたいですね。
posted by ささき at 21:50 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

PCオーディオ展開催 !

さていよいよ明日、PCオーディオに特化したイベントであるPCオーディオ展が開催されます。
わたしもうちのブログで書いているような機器をもって参加します。

ヘッドホン祭だともう慣れたもの、という感じだけど、いざPCオーディオ展ってなにしよう、と考えてしまいます。
PCオーディオ展を行う意味として、最近はカオスのようにいろいろな様相を見せるPCオーディオの世界ですが、その状況を整理して、やがてはヘッドホン祭のようにトレンドを発信できるイベントになればいいなと思います。そのためにはヘッドホン祭でヘッドホンのバランス駆動をやったみたいにテーマ設定が必要かなとも考えています。

そこで今回は「Async転送方式USB DAC」をテーマのひとつとしたいと考えています。その嚆矢たるWavelength社のProtonも持って行きますが、フェーズテックさんのご好意でHD-7Aをお借りして「最新Async転送方式USB DAC事情」という感じで展示してみたいと思っています。もしかするとQB-9も使えるかもしれません。
それと小型のDACportを使って「ポータブルPCオーディオ」なども展示してみようと思います。

持って行くPCはMacbook AirとLet's note W5、そしてNetwalkerを持っていく予定です。
PCオーディオではハードだけではなく、ソフトも必要です。
MacではAmarra miniがメインですが、今回タイミングのよいことにPure Vinylの単体プレーヤー版であるPure Music Playerがリリースされたので、「Amarraだけではない、Macの高品質プレーヤー対決」ということでAmarraとPure Music Playerを使おうと考えています。
ただデモは見栄えがよいのでPure Vinylを使うかもしれません。(これは見ると分かります)
WindowsではFoobar2000とuPnP(DLNA)の組み合わせをモバイルルーターを介してやってみるということで、ネットワーク方面も押さえておこうと思います。それとiZotopeのOzoneも使おうと思います。

今回は会場がアパートの中なのでスピーカーでもあまり鳴らせません。そこで再生機器はヘッドホンかデスクトップスピーカーとなります。
そこで再生機器はHeadroomとHD800、またはAudioEngine2を使おうかと考えています。

さて、どうなるか。まずはやってみないとわかりませんね。
posted by ささき at 19:37 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月03日

フェーズテックのAsync方式USB DAC HD-7A試聴しました

本日はまたオーディオ評論家の角田郁雄さん宅の試聴室にお邪魔して、興味ある新製品の試聴をしてきました。
それは発売されたばかりのフェーズテックの新型USB DAC、HD-7Aです。ホームページはこちらです。
http://www.phase-tech.com/digital/productspage_HD-7A.html

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*HD-7Aについて

HD-7Aは最近わたしも良く書いているAsync転送方式を採用した新世代のUSB DACです。フェーズテックでは「USB Async データフローエンジン」と呼んでいます。
DACのI/V変換には独自のプッシュプル・カレントミラー方式PPCMC(特許出願中)を採用しているとのこと。DAチップは電流出力ですが、オーディオ機器は電圧変化を信号として必要とします。その変換を行うのがI/V変換です。違う形に変換をするわけですからその変換精度がDACのアナログ的な音のよさと密接に関連します。

DACはデジタル機器であると同時にアナログ機器でもあり、Async方式とこのPPCMCで、その両方のポイントを抑えているというわけですね。またデジタル・アナログのアイソレーション(分離)をきっちりと行っているとのことです。
DACチップはPCM1794のデュアルで、ビクターの開発したK2を使ってビット幅の拡張も行っています。これはフロントパネルのスイッチで簡単に切り替えて効果を確認できます。

また外部クロック入力(外部10MHz専用)があり、外付けのルビジウムなどの高精度クロックも接続できますので、ハイエンドの機器にも容易に対応ができます。
HD-7Aのもうひとつの面白い点は外部クロック入力だけでなく、ワードクロックジェネレーター機能内蔵しているのでクロックの出力もあるということです(SPDIF入力時のみ)。
これはどう使うかというと、HD-7A自体を外付けクロックに見立てて、外部クロック入力のあるCDトランスポートにクロックを供給することで、CDトランスポートとマスタースレーブの関係になることができます。DACとCDトランスポートでクロックを共有できることでDA変換をより高精度で行えるわけです。
例えば下の例ではChordのCodaからSPDIFデジタルを入力して、同時にCodaにクロックを供給しています。またこのときにも外付けの外部クロックからさらに高い精度のクロックを得ることができます。

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(HD-7Aの背面パネル)

つまりUSBを使ったPCオーディオでも、普通にCDプレーヤー(CDトランスポート)を使ったオーディオでも両方とも高品質な対応ができるということですね。

シャーシもメカニカルアースを使用していたりと、細かいところはかなり盛りだくさんで練り込まれた特徴を備えています。

*試聴に使ったのはアンバランスモデルですが、バランスモデルもあるとのことです。ただしこちらはコネクタのみバランス(XLR)です。
これはDAC-プリ間などの短い接続では、回路をアンバランスで作った方がアンプの段数を減らせて鮮度を高められると言う点によるとのことです。

*試聴記

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角田さん試聴室のフォーカルのスピーカー、アキュフェーズのアンプにわたしの持参したMacbook Airに搭載したAmarra miniで再生しました。
上の写真では左からMac Air、Chord Codaとフォーカル、HD-7Aです。
基本的にはMacからUSBで鳴らして、少し参考に上のマスタースレイブ方式で接続したCodaをCDで聴きます。

いろいろとソースを変えて試聴しましたが、このようなハイエンドシステムの性能を存分に引き出し、録音の差を忠実に再現する高い再現性能がありながら、音はなめらかできつさを感じるところがありません。分析的と言えるほどのシャープで細かな表現力をもちながら、リスナーを没入させる音楽性を併せ持つと言う感じでしょうか。
この辺はAsync転送とか凝ったIV変換などの新技術を、リスナーに優しく使用していると言う感じで好感が持てます。

オーケストラのトラックではスケール感と奥行きの深さに圧倒され、器楽曲では楽器の持つ細やかな質感表現が見事です。
破綻がなく、難しい録音もあっさりとこなしてしまう優等生的な点も感じられました。

機能的にはK2をライセンス利用した4倍アップサンプリングと20 bit拡張機能をワンタッチでフロントパネルから切り替えができ、効果もすぐ分かります。厚みや豊かさが実感できますね。

CDでの再現力も高く、Chordの精緻で自然な音を驚くほど引き出してくれます。ソース機材の個性もよくわかると言う感じです。CDでも良い音がなるので、良いオーディオを持っているけどPCオーディオにも手を出したいと言う人にも良さそうですね。

*Async方式対決

実は比較用にWavelengthのProtonも持って行きました。Async方式と言うことで比較してみようと言うわけです。
Proton単体で聴くと値段の割に満足感が高いと思うけれども、HD-7Aと比べるとやはり値段なりの差があるか、とうならされました。Protonも良いけどHD-7Aと比べるとスケール感がなく痩せて聞こえます。
やはりHD-7Aの方がひと回りかふたまわり音が良いですね。

ただ感じたのは共通する個性もあって、全体にどちらも滑らかさ、暖かみという共通の言葉があるように思います。これがAsync転送的な滑らかさだなとちょっと思いました。
デジタルが硬い、とくにUSBなんか、と思う人はちょっと試してみて欲しいところです。

Async転送のUSB DACとしてのAyreやWavelengthとの大きな違いは、それらがUSBレシーバーとしてTIの1020Bを使用しているのに対して、HD-7Aは日本のメーカーであるルネサス・テクノロジーの新しいチップであるM30245を使っていることです。1020Bが出たのは2002年頃と古くてバッファも小さく扱いにくいところもあるそうですが、これは最新型のチップを使っているわけです。
またAsync転送のUSBで外からクロックを入れられるのはこれが初となります。


なかなか音もよく機能も豊富で注目に値するUSB DACと言えるのではないでしょうか。値段も良い線ですね。
3/6開催のPCオーディオ展には出展すると思いますので、こられる方はぜひ聴いてみてください。
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2010年03月02日

Ultimate Ears UE18到着しました

UE18到着しました。

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カスタムオーダー内容は下記の通りです。
Titunium Plate($100)
UE logo Silver(無料)
Shell color : clear
cord color : black

注文については質問をばらばらとメールで書いたんですが、帰ってきた返信はきちんとこちらのほしいところを汲み取って見積もりを出してくれてました。この辺はなかなか良かったんですが、出荷のときにややどたばたした感はあり、当初予定の2月初旬を大きく遅れての到着です。

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カスタムペイントは今回は取りませんでしたけど、無料でつけられる画像はないかと聞いてUEロゴをつけてもらいました。チタニウムプレート(そう見えるだけでチタンではありません)は$100と前回の$50に比べて高くなっていますが、今回は耳型代がなかったのでその分つけてしまいました。これはなかなか映えるしUE独自です。(最近ではJHAでもチタニウムプレートオプションがあるようです)

今回の狙いはチタニウムプレートとシルバーのUEロゴを合わせたら、ロゴはシェル表面のプリントでプレートはシェルの中なので、ロゴの影がうまく立体的に浮き出るのではないかということです。これはなかなかうまくいきました。ロゴのシルバーに黒く映える影がロゴを浮き立たせています。
UE18のオーダーページでは限定的なことしか書いてませんので、せっかくのカスタムならいろいろと頼むのが良いと思います。

シェルの色は迷ったんですが、チタニウムプレートを取ったのでクリアとしました。ただ薄い半透明を取る手もあるとは思います。
コードは今回変わったのでどうか分かりませんが、前回は酸化して汚くなったので、黒で頼みました。ケーブルはかなり太くなっています。このままリターミネートすればバランスになりそうです。

耳形については再度取り直しませんでした。UE11で(二年半前)に送ったときにUEでは耳型から型(cast)を取り、そちで保存しているので問題あないということです。実際に装着はUE11同様によくフィットします。

ということで、肝心の音についてはまた更新します。
posted by ささき at 01:07 | TrackBack(0) | __→ UE 11, UE18 カスタムIEM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする