Music TO GO!

2010年02月28日

WiMaxモバイルルーター、どこでもネットワーク

今回はパソコンのネットワーク周辺機器についての紹介です。

ふつうノートパソコンやiPhoneを外出中にどこでもインターネットにつなげるには3Gなどの移動体通信を使用します。一方で家や特定のホットスポットで高速につなげたい場合には無線LANを使用します。
両方兼ね備えられると理想的ですが、昨年くらいからはじまったWiMaxというサービスはこの理想に一歩近づいたものです。つまりどこでもホットスポットのようなものです。
他の高速回線よりも月あたり割安で、出張時などひと月だけでも使えます。

よいとこどりのシテスムではありますが、もちろん問題はあります。
Wimaxでは電波の直線性が強いため、ひとつのアンテナで遠くまで届きますが、部屋や遮蔽物など中に回り込むことがむずかしい特性もあります。また、始まったばかりなので、まだ使えるのは都市圏近郊に限られてしまいます。カバーエリア等はこちらをご覧ください。
http://www.uqwimax.jp/

普通の無線LANとの親和性もあるためにパソコンに内蔵タイプも出てきていますが、多くはUSBアダプタなどを使うことになります。
しかしここに面白い選択肢があります。それがこれ、電池で動くポータブル無線ルーターです。

IMG_5151.jpg     IMG_5153.jpg

ルーターというのはインターネットの分配器のようなものです。普通の無線ルーター(アクセスポイント)は家に固定してADSLなどにつないでそれから家中のPCで無線ネットを作ります。このポータブルルーターはバッテリー駆動で単体で動作します。(USBでネットアダプタとしても動作します)
つまりWiMaxの信号をうけて、それを範囲内のPCに分配できます。これがカバンに入れて使えるわけです。
PCやiPhoneからみると普通の無線ルーターと同じですので無線LANさえ付いていれば、WiMaxアダプタがなくても、複数台がこれに接続できます。つまり電車の中でも喫茶店の机の上でも自分だけのネットワークを形成できます。

さっそく使ってみましたが、なかなか画期的です。まず電車の中でも歩いていてもiPhoneで無線LAN接続ができます。これは通常は制限されている大容量のアプリやiTunesの使用が可能です。iTunesがどこでも使えると試聴し放題です。ただし大容量のアプリについては最近この制限が10MBから20MBに緩和されたので、有用性は減ったかもしれません。
Netwalkerなども同時につなぐことができます。Linuxだと接続アダプタに不安があったりしますが、これは内蔵無線LANを使うのでまったく問題ありません。

なかなかすばらしいんですが、問題もまたあります。
実際使ってみるとWimaxは意外と屋内まで入ってきます。XPのデスクトップにUSB無線アダプターだと実測で下り3-4Mbps、Macbook Airだと5-7Mbps程度出ていますので満足感ありますが、iPhoneなどで外で使うと体感速度にかなり波があります。また電車のように高速移動中だとかなり効率は落ちるように思います。沿線にも寄ると思いますが、カバー地帯でもブラックホールもまた多いように思います。安定性では3Gの方が安定して使えます。

たとえばiPhoneのSpeedtestアプリを使い計測すると、3Gは下りがだいたい1.5Mbsp - 2.3Mbpsくらいですが、上りは0.2Mbpx - 0.3Mbpsくらいです。たいしてWimaxは下りが1.5Mbps - 1.8Mbps、上りは1.8Mbps - 2.0Mbpsです。上りの方が平均して早いというのもなんですが、相性もあるかもしれません。
Wimaxで感度が3本立つ都内でも試してみましたが、近郊でも都内でもこの傾向は基本的に同じです。

はじめはiPadではこれなら3Gはいらないかと思ってましたが、iPadはiPhoneの延長にあるだろうことと、どこでも安定した接続を得るためには3Gがやはりよいかもしれません。ただしiPadはiPhoneと無線チップを変えてくるかもしれませんので、この辺は定かではありません。

また製品としては2.5時間しか電池が持たないというのが難ではあります。やや熱を持つというのもバッグで触れているものによっては問題かもしれません(ほんのりという程度ではありますが)。
ただ新しいモバイルの形を考えさせてくれるデバイスではあります。自前の無線LANを持ち歩くというのは応用性が広がります。


*最後に簡単に使い方を紹介しておきます。

まずはじめだけ製品を立ち上げるためにWindows PCが必要です。その後はMacでもLinuxでもiPhoneでも使えます。
はじめにUSBケーブルでWinodwsPCに接続します。するとドライバーがインストールされて、そのPCでモバイルルーターが認識されます。そうすると一時的なWimax接続状態になるので、その状態でプロバイダーを選びます。UQ直以外でもSo-netなどを使うこともできます。または15日間のお試し期間ということでも使えます。
ここまでできたら、後はケーブルを外しても単体のバッテリーで動きます。



posted by ささき at 23:41 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

LessLoss Audioの無料の高品質音源

こちらにLessLoss Audioというショップのサイトでクラシックの楽曲を96/24のハイリゾリューション・ハイサンプリングの高品質音源と44/16のCD品質の音源を無料でダウンロード出来ます。

http://www.lessloss.com/high-resolution-audiophile-recordings-c-68.html

ハイリゾリューションとCD品質の比較試聴なんかにも良さそうですね。
posted by ささき at 01:21 | TrackBack(0) | __→ ハイリゾリューション音源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月21日

スクラッチ・マイ・バック - ピーターガブリエル

元ジェネシスのヴォーカリスト、ピーターガブリエルの久しぶりの新作です。これはいままでのソロ作品とも一味違うカバーアルバムです。
ルーリードやポール・サイモン、デビットボウイなどいろんなアーチストをカバーしてますが、統一したトーンがあり全体としてまとまったトータルアルバムに仕上がっています。

声質はジェネシス時代と比べても変わらないけれども、一層の深みと円熟を感じさせます。
いままでのソロ作品とも違い、ワールド指向もなく、オーケストラアレンジで音数少なめに落ち着いた調子で歌う様子はスティングの最近の作品を思わせます。

スティングやこのピーターガブリエルの作品は単に昔のひともまだやってます、というだけでなく年齢を重ねた深みにふさわしい大人のロックという言葉に符合する作品に仕上がってると思います。

試聴は下記アマゾンサイトにて行えます。


posted by ささき at 22:17 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月19日

アレンジによるナウシカ・ジブリ曲集

本日何回目か分からない風の谷のナウシカの再放送がありますが、何回見ても感動してしまうと言うあなたにご紹介します。ジブリアニメの名曲のアレンジ曲集です。

まずジブリの名曲をジャズアレンジした「ジブリジャズ - All That Jazz」です。こういうジブリカバーの企画ものアルバムっていろんなジャンルでたくさんあるんですが、これは特にアレンジとヴォーカルのセンスが抜群によいとおもいます。カバーものであるまえにちゃんとスイングしてるという感じですね。

まず一曲目の「君をのせて(ラピュタ)」はヴォーカルが秀逸だとおもいますし、「レクイエム(ナウシカ)」なんかは普通ピアノソロなんかでバラード調でアレンジしたくなるとおもいますが、あえてアップテンポのアレンジにしているのがちょっとセンスの良さを感じます。それでいて原曲の良さも壊してないですね。原作ファンにもジャズファンにもお勧めだとおもいます。
こちらで試聴が出来ます(iTunesプレビュー)。
http://itunes.apple.com/jp/album/id340359009


それとこちらはクラシックと言うかチェロでアレンジした近藤浩志氏のARCANTOです。
チェリストの近藤浩志氏は久石氏の一門らしいのですが、これは久石氏がナウシカのサントラを編曲して組曲形式にしたものをチェロとピアノ伴奏でアレンジしたものです。
作品世界のイメージをストレートに美しく描いています。なかなかこれもアレンジ企画ものと言う前にチェロの曲として素晴らしいと思います。またクラシック曲も納められています。
こちらのメーカーサイトで試聴ができます(ちょっと下のほうにあります)。ちょっと感動的ですのでぜひ聴いてみてください。
http://www.joehisaishi.com/wonderland/lineup.html

原曲がよいものはジャズでもクラシックでもアレンジしても良いですね。放送を見たあとでも見る前でも楽しんでください。

     
posted by ささき at 00:53 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月17日

Auditorium - 音楽とゲームの融合

PCオーディオ系の記事はなかなか硬く難しくなってしまうことが多いんですが、ちょっと息抜きでもいかがでしょうか。

PCで楽しめる音学はミュージシャンの演奏だけではありません。PCとオーディオが融合することにより、いままでになかった形で「音」を楽しむことができるようになります。その一例として音楽とゲームの融合であるAuditoriumを紹介します。
ゲームと音楽といっても、ゲームのサントラを楽しむということではありません。
このAuditoriumはパズルを解くことで音楽を形作っていきます。プレーヤー自身がゲームをしながら音楽を作り上げていくという感覚でもあります。

おそらく説明するよりやったほうが早いと思います。
もともとAuditoriumはMacやiPhone用のゲームとして売られていますが、こちらの公式サイトにフラッシュ版があり、無料でさわりを楽しむことができます。
こちらがサイトです。オーディオをオンにしてからアクセスしてください。
http://www.playauditorium.com/

サイトが表示されたら真ん中の画像エリアをクリックしてください。すると全画面にゲームエリアが表示されます。全画面がいやなときはESCを押下するともとのサイズに戻ります。
すると色の付いたボックスと色の付いた「流れ」が見て分かると思います。
パズルの目的はこの流れをボックスに誘導して、「音楽」をためることです。ボックスいっぱいになると一面終了です。

pic1.gif     pic2.gif

はじめは無音です。流れがボックスに触ることで、ボックス固有の音楽が流れ始めます。
初期状態(写真上左)ではいつまでもなにも起こらないので、矢印のマークをマウスで移動させます。サークルをマウスでつかんで下にドラッグしてください(写真上右)。
矢印マークが「流れ」に触れると流れの方向が変わります。そうして流れを誘導してボックスに導いていきます。すべてのボックスに音がいっぱいたまったら面クリアとなります。

pic3.gif     pic3b.gif

以降の面ではふたつ以上のサークルを組み合わせていきます。たとえば上左の写真のようにまず右に曲げて、次に上に曲げます。またサークルは周囲をつかむことで大きくでき、曲げる範囲を広げられます。上右の写真がそれです。
面が進むと複雑になっていくのでこの辺をうまく使う必要があります。さきには矢印以外のコントロールもどんどん出てきます。

あるボックスではそのボックス固有のフレーズが繰り返されるだけです。ボックスはそれぞれ異なるメロディーを持っていて、複数のボックスが流れに染まることによって、それらが複雑にハーモニーを奏でていきます。つまり本当の面白さは面が複雑になってきたときですし、音楽が美しくなるのもそうしてからです。
(下の写真はiPhoneでの画像です)

IMG_5001.png    IMG_4161.png    IMG_5004.png

映像的にも美しく、複雑な面ほど複雑に構成された音楽を楽しむことができ、映像も華やかになります。良いPCオーディオ機材でやっていると感動的な体験ができます。

iTunes Storeのリンクはこちらです。
http://itunes.apple.com/jp/app/auditorium/id333188474?mt=8

よいPCオーディオ機材で聴いて、この美しい世界を楽しんでください。
posted by ささき at 21:37 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

HifiMan HM-801国内発売 !

昨年の秋のヘッドホン祭でも紹介しましたが、持ち運ぶハイエンドオーディオとでも言うべきHifiMan HM801がついに国内でも発売になりました。
代理店としてサードウエーブさんが扱います。下記のフジヤさんブログなどをご覧ください。

http://avic.livedoor.biz/archives/51389643.html

評論家のかたにも試してもらっていますが、高評価をいただいています。オーディオを知っている人なら納得できる本物のオーディオの音ですね。わたしもいまのメインのポータブルセットになっているのが、HM801+JH13です。
今回はPSEをクリアしての国内販売ということですので、輸入ものとしてなかなか踏み切れなかった人も興味あるところだと思います。
あとはアンプモジュールが出てきてくれるとうれしいところですね。
posted by ささき at 23:07 | TrackBack(0) | __→ HiFiMan HM-901, 801 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月12日

DenDACとスモールPCオーディオ

さきの記事でNetwalkerと組み合わせてモバイルPCオーディオの出力部分となっているのはDenDACです。
(うちのブログではLinuxもMacもまとめてPCオーディオと呼ぶことにします)

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DenDACについてまだ書いてなかったので簡単に触れておきます。
このシステムはDACportも接続可能ですし、そちらのほうはハイリゾ音源も使えて音もより良いのですが、ケーブルが厄介になります。その点で小さくてケーブルレスなDenDACはこうしたコンパクトなシステムに最適です。
NetwalkerはさすがPDAの経験豊富なシャープだけあって、両手で持ったときに手がぶつからない位置にUSBポートがあり使いやすくDenDACを接続できます。パーツ屋さんなどで売っているUSBの90度アダプタを使えばさらにコンパクトにまとまります。(90度アダプタは右左あるので注意)

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このDenDAC自体はネットを検索してもらうと分かりますが、新しいものではなく記事はたくさん見つかると思います。わたしも前はそんなに興味がなかったんですが、最近ちょっと興味を持って買ってみました。理由としてはこうしたスモールPCオーディオ向けに良いということもありますが、もうひとつの理由があります。

というのは最近USB DAC関係の資料を読むためによく海外の資料を読んでいるんですが、そのあちこちでUSBオーディオについてはまずこの資料を読め、という風に紹介されている文章があります。それがBurr Brownに務めていた近藤仁志氏が日本の雑誌に書いたUSBオーディオデバイスについての資料の英訳版です。

http://www.planetanalog.com/showArticle.jhtml?articleID=12801995

DenDACの紹介ページには元バーブラウンの技術者が作った、と簡単に書かれてるだけですが、その実はUSB DACの父のような人というわけです。
海外のほうがUSBオーディオについては進んでいると思ってましたが、実はルーツを下がるとこんな風に日本に戻ってくるということで興味深く思っていました。それでその近藤氏がこのDenDACの開発にかかわっているらしいということを知って、DenDACに興味を持ったわけです。

ここでちょっとした逸話を思い出しました。
戦争中に日本は連合国のレーダーに苦しめられましたが、日本軍がシンガポールを占領したときにレーダー先進国のイギリスの技術文書を接収できました。そこで嬉々として解析を始めたんですが、その中でやたら"YAGI"という文字が出てきます。そこで捕虜の技術将校にYAGIとはなんのことだ、と詰問したところその将校は怪訝な顔で「本当にしらないのか..?」と逆に聞いてきたそうです。
YAGIこそ八木アンテナの生みの親である八木博士のことです。日本国内ではこの指向性のある画期的なアンテナの発明は認めてもらえなかったのですが、海外では注目されて研究され、それが結局日本を苦しめることになりました。
この辺は日本人と先進科学と言う点での教訓としていろいろと書かれていますので興味のある方は検索してみてください。

話は戻ります。DenDACはPCM2704を使用していますが、DenDACはクロックリカバリに独自のノウハウを生かしているようで、なかなか興味あるところです。


接続してみるとカスタムIEMのJH13をつないだときにわずかにサーっというヒスノイズが聞こえますが許容範囲で、普通のヘッドホンならそうした背景雑音は聞こえません。
このDenDACを使ったNetwalkerシステムの良いところは鮮度感というか音に曇り感や泥濘感が少ないこともあります。普通ヒスが出るタイプのアンプは泥濘感もありますが、これは音の立ち方がシャープなせいかそうマイナスには感じません。
この明瞭感は独自のクロックリカバリゆえか、DACアンプ一体型でありさらにデジタルケーブルもないという点がプラスしているのかわかりませんが、切れの良い生々しさがなかなか魅力的なところです。音調は全体に明るく乾いた感じで、帯域的に特定の強調感はなく自然で強調感が少ない音だと思います。
反面で少し音がやせた感があり、潤いや豊かさには欠けているところはあるかもしれません。もちろんオンボードよりは良いけれども、ここはサイズ的にも致し方ないところでしょう。

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Netwalker上のUbuntu(Linux)のデスクトップはワークスペースの切り替えができるので、一画面にプレーヤーの画面を広げておいて、もう一画面でOpenOfficeワープロを立ち上げて書き物をするということができでなかなか便利です。
いまのところUSB オーディオデバイスはLinuxのOSSドライバーで使い、Ubuntuのデスクトップ環境であるGNOMEで走るListen Music Playerなどを使ってFLACの楽曲を再生できるシステムになっています。楽曲ファイルは16GBほどFLACでMicroSDHCに入れています(S:flo2と共用できます)。
いまは走らせやすい組み合わせでまあ動かした、というところですが、この辺はまだまだですね。ただ音はこの状態でもなかなか良いものがあります。またLinuxもプレーヤーソフト間での音の違いもあるように思えます。
こんな小さなシステムでLinuxの音が云々とはいえませんが、ちょっと可能性は感じられます。
posted by ささき at 21:52 | TrackBack(0) | __→ USB DAC全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

Macbook Air購入とMacとWindows

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*軽い前置き

というわけでMac買いました。
わたしはもともとPlusからMacを使ってたんですが、アメリオ時代のAppleの凋落と使用したい周辺機材がやはりIBM-PC(Windows)系でないと使えないということで、最後に20周年記念Macを買ってさよならしていました。その辺からずっとWindowsを使ってきてます。
この時代のMacの苦悩は経営ということもありますが、Mac自体が新世代OSにいつまでも移行できなかったというのが最大の障害でした。(WindowsはNTで移行しています。この辺は名著「闘うプログラマー」に詳しく書いてあります)
その後ジョブズが戻って、Macの中身をすっかりNeXTと入れ替えて新世代OSをもたらしました。さらにiMacで商業的な成功を収めて、この新世代OSと経営的な課題を一気に解決しました。
この辺をちょっと書いたのはMacを買った言い訳とともにMacのオーディオ機能であるCore Audioの話をする前振りになります。

そして途中を10年ほど飛ばしますが、2009年後半からうわさになっていたiPadへのわたしの妄想というのはMacとiPhoneの両用というものでした。しかし先々週、深夜まで発表を見ていたわたしの前に現れたのはその半分だけのものでした。
既述したように、まあそれはそれでよいかと考えるようになったんですが、そうしたらその落ちてしまった半分のほうがほしくなってしまったというわけです。


*Macbook Air (Core2Duo 2.13GHz、128GB SSDモデル)

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というわけで久しぶりに聞くぽーんという起動音、Macbook Airです。
Macbook proという現実的選択よりも、Airの現実歪曲空間のほうが強く作用したと言うわけですが、実際に手にしてみるとたしかに、かっこいいにもほどがある、としか言えません。

Airはそれだけではなくなかなか中身もあります。
もともと最近スモールノートPCの記事を書いてたのはポータブルPCオーディオということもありますが、写真撮るときにPCを持っていって写真のセレクトと現像は現地とか電車の中でやりたいので、なんとかできないかと考えていたこともあります。結果としてAtomベースのマシンではこうした用途にはまったく対応できないというのは分かりました。現像は止まったかと思うほど、プレビューはぎくしゃくというわけです。
Airだと現像はデスクトップほどではなくてもそれなりに実用的な速度で行えます。またプレビューはほとんど瞬時にやってくれるのでセレクトにはまったく申し分ありません。思ってたよりも優秀です。

キーボードも過不足なく、外でなにか書いたりするのは気持ちよくできそうです。ちょっと画面解像度が狭いという点とUSB一基という点が難ではありますが、ここはいたしかたなしでしょう。
モノとしての魅力も含めて、かなり満足感は高いですね。

久しぶりとは言ってもわたしは会社ではMacも多少は使っているので、OS Xはまったく知らないわけではありません。
MacOSも私が前にSystem6とか7で使っていたときはコマンドコンソールは出したくてもその概念が存在しなかったわけですが、いまは物理アドレスを確認するときにはターミナルを出してifconfigとかコマンド打つ方が早いなんていう違和感もあったりしますので、似て非なる人という感覚もないことはありません。しかし全体にはより魅力的になったと思います。この辺は前置きに書いたとおりのことですね。


*PCオーディオとプラットフォーム(OS)による音の差

音楽メインで買ったわけではないんですが、当然オーディオ系も即試してみました。

簡単にこのMac Airと今メインのXPのデスクトップPCで聴き比べて試してみました。どちらも最新のiTunesを使用して、同じ楽曲ファイル(ALAC)、同じUSB DAC(DACport)、同じヘッドホン(Edition8)で比べてみるとMacの方がかなり音が良いのに驚きます。クリアさに大きく差が出ますね。それではとXPでいろいろ設定したFoobar2000とASIO4ALLを使ってみても、やはりなにもしてない買ったばかりのiTunesの方があっさりとより良く聞こえます。

基本的にかなり差になっているのはクリアさ、透明感です。XPではASIO4ALLを使ってもMacに比べると曇りがとれていません。
うちのXPはいろんなことをやるために使っているので、そんなにオーディオ向けにカスタマイズして軽くしているわけではありません。それでもこの差は決定的なものに思えます。デスクトップとSSDノートの違いもあるかもしれませんが、Macの方はスペック的には高くない低電圧CPUのAirですし、かたやXPはCore2Quadのマシンですからね。
もちろんiTunesで実際に音を出しているQuicktime自体の実装もはじめからOSの一部になっているMacとは異なるかもしれないので、正確な比較ではないかもしれませんし、そういう比較をする意図もないのですのですが、この差はちょっと考えさせられます。

新世代OSになる前はWindowsもMacもOSでサポートしているオーディオの仕組みに関してはそれほど優れたわけではなかったといえます。そんな理由でサードパーティーからASIOのような高品質・低レイテンシー(遅延)の仕組みが提案されてきたんだと思いますが、この問題にはじめに取り組んだのはより音楽分野で使われてきたMacの方です。MacではOS XからCore Audioというこうした高品質オーディオを実現する仕組みがOSレベルで取り入れられるようになりました。
Windowsの方は遅れてVistaからこの仕組みに取り組んでいます。なぜか同じCore audioと呼んでいるようですが、WASAPIもこれに含まれます。ゲームなどでよくいうDirectSoundはこのひとつ上のレイヤーのようなので、より深いレベルでの対策がWindowsでは遅れたということになりますね。
そういう意味でMac OS Xとはこの点でVistaやWindows7と比べるのが妥当とはいえます。

もうひとつの考慮点はXPのfoobar&ASIO4ALLとMacのiTunesを比べるとたしかに透明感ではMacのiTunesの方が上ですが、もう少し別な見方(聴き方)をしてみると、オーディオ的な意味での厚みとか実体感と言うような点ではそうとはいえません。
つまりここでの考察として透明感はプラットフォームのOSの差であり、厚みや解像感などはプレーヤーの差ではないかということです。

そこで次にMacで手に入るプレーヤーソフト間で比べてみることにしました。MacはさすがにWindowsほどのプレーヤーソフトのバリエーションはありませんが、探してみるといくつかの選択はあります。
ここではAmarra mini(1.2デモ版)、Cog、Play、Songbird、VLCなどを比べてみました。

結果的に言うとやはりプレーヤーソフト間の音質の差はありますね。
CogとPlayが音質的には良いと思いました。Cogは繊細でPlayはダイナミックな良さがあります。
iTunesを元にすると、CogとかPlayがWindowsでいうとFoobar2000とかWinampのレベル、AmarraはSamplitudeとかXXHiEndなどのオーディオファイル向けプレーヤーで紹介しているレベルと言えます。ただAmarraはもっと良いかもしれません。
ハイサンプリングを使ったCogもかなりいいレベルですが、さすがにAmarraは品格を感じるほど高いオーディオ的な満足と透明感があります。
わたしがいままで聴いたなかではこのMacとAmarraの音が一番いいですね。


こうしてMacとXPで見てみると、OSというかプラットフォームでもPCオーディオの音に違いがあるということが分かります。USBオーディオのよさはクロスプラットフォームという点もありますので、この辺は比較が容易です。USB DACの台頭は周辺機器サポートが少ないMacにプラスとなるでしょうね。
そういう意味ではWindowsとMacのほかにもうひとつ取り組まねばならないプラットフォームもあります。というわけで最近は勉強かたがたこういうオレンジ色のもやってます。

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これはNetwalkerで動作しているUbuntu9.04(Linux)とdenDAC、JH13の組み合わせです。なかなか音質は侮れないものがありますが、問題というか課題もまた多し、というところです。
世界はかく広く、やることも多い。。
posted by ささき at 22:17 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

Foobar 2000のuPnP機能と小さなDLNA互換ネットワーク

1. ポータブルのPCオーディオ

DACportとUMPCの組み合わせは、iPod+ポータブルアンプというのとは違うまた新鮮な面白さをポータブルオーディオ環境にもたらしてくれます。たとえば下記の組み合わせはEdition8とUSBケーブルで、ケーブルはWireworldのStarlight 5です。こうしてケーブルに凝ることもできます。

IMG_5057.jpg

これは音質的にはかなりすばらしいものがあります。とくにいろいろとPCで設定したfoobarやOzoneMPの設定のノウハウがポータブルでそのまま使えるというのは新しい面白さがあります。オペアンプを交換したりすることのソフトウエア版とでもいいましょうか、自分で音をいじれる面白さですね。
DACportのような高性能DACとEdition8があれば、まさに外でもオーディオ並みの音が出せますが、PC内蔵のオンボード音源でもカーネルストリームが使えたりするので、プレーヤーソフトを工夫することでそれなりに音を楽しめます。
こうした「ポータブルPCオーディオ」というのも面白いテーマではないかと思います。


これを外で使うときの問題点は、曲を変えたり音量を変えたりするときにいちいちPCをごそごそと取り出してタッチパッドやマウスで操作するというのはちょっと無理があるということです。電車で空いているならともかく、立っているときはとりあえずランダムプレイのみになってしまいますね。
それを解消するためにiPhoneをリモコン的に使おうと考えてみました。
こうしたことはfoobar2000が一番いろいろと拡張されているので便利です。foobarだといくつか解法がありますが、その中で前に紹介したFoobar 2000のuPnPコンポーネントを使ってみることにしました。コンパクトなDLNA互換システムを作ってみたいという狙いもあります。(uPnPとDLNAについては後述)
USB DACとDLNAというのがPCオーディオの軸になっていますので、その両方をコンパクトなシステムでも作ってみようというわけです。


2. 手順

2-1. foobar2kにfoo_upnpコンポーネントをインストールします

http://www.foobar2000.org/components/view/foo_upnp
uPnPはDLNAで使われるプロトコル(通信の規格)です。そのため、uPnPコンポーネントをインストールするということはDLNAの世界とつなぐことができるということです。
uPnPコンポーネントはDLNAでいうところのメディアサーバーやクライアントなどの機能を提供しますが、いま使おうとするのは「メディアレンダラー」機能です。
レンダラー機能は自分のもっているファイルの中身をコントローラーに伝えて、自分自身の再生やボリューム変更などの操作をコントローラーからWiFi経由で可能にするものです。


2-2. iPhoneにPlugPlayerをインストール(600円)

http://itunes.apple.com/jp/app/plugplayer/id293235450?mt=8
レンダラーであるPC(foobar)を操作するためにはコントローラーが必要なので、iPhoneにuPnP対応のPlugPlayerをインストールしてコントローラーとします。
PlugPlayerはLINNのDSなんかでもよく使われているiPhoneアプリです。

余談ですがiPadが出ればさらに大きくなって家では使いやすくなるでしょう。この辺でもiPadがただのデカイiPhoneであるという利点が生かされるわけですね。とはいえ通常は解像度倍になって広く使えるだけですが、もしかするとiPad向けに改良もなされるかもしれません。そうするとさらに使いやすくなるでしょう。

2-3. 無線設定

ここまでの設定でオーディオと組み合わせたノートPCをLINN DSのように使うこともできます。
ただもう少しつっこんで、これを外で使えるようにします。そのためにはレンダラーであるPCとコントローラーであるiPhoneを直接つなぐために、アクセスポイント(ルーター)なしでネットワークを構成しなければなりません。そのためアドホック接続(ピア・ツー・ピア接続)を設定します。
簡単に書くとPCではネットワークの設定からAd hocネットワークを作成します。iPhoneは通常のWiFiのようにそのAd hocネットに参加します。長くなるので詳細手順は省きますが、検索をすると手順はたくさん出てくると思います。


3. 実際の使用

iPhoneのPlugPlayerを立ち上げると画面のようにFoobar2000と接続します。

IMG_5084.png

画面は大きく二つに分かれていて、上部の再生ボタンがあるところは接続しているレンダラーを示しています。下部は接続しているメディアサーバーです。
考え方としてはPlugPlayerが接続しているメディアサーバー(下部)から曲を選んで、レンダラー(上部)に対して再生の指示をするという流れになります。

IMG_5081.png

ここでおもしろいのはPlugPlayerのiPhone自身をレンダラーとして指定できます。その場合はPC内のFoobar管理の楽曲をPCからiPhoneにストリーム再生ができます。つまりiPhoneがリモコンといっても機能立場を入れ替えて、iPhoneを再生機器として使うこともできます。
たとえばPCをカバンにしまったまま網棚に上げて、そこからiPhoneにない曲をPCからストリームしてiPhoneで聴くこともできます。この辺は実用性はともかく、ちょっと面白いところです。

IMG_5082.png

とはいえメインはiPhoneをコントローラとして、PCを再生機器として使うことです。PC上のFoobarに再生を指示するためには、いったん設定に行って、使用しているレンダラーを設定する必要があります。
次に+ボタンでプレイリストにメディアサーバーとしてのFoobarの持っている楽曲リストから再生したい曲を指定します。+を押すことで階層をたどるとFoobarが管理しているプレイリストが表示されます。ここで楽曲を選択して完了で戻ると楽曲リストが追加されています。
ここでそのプレイリストの曲を選択してメディアレンダラーであるFoobarに再生や音量変更がiPhoneから行えます。PC本体はカバンの中に入れたまま、iPhoneのUIで操作ができるわけです。

ただ使ってみるとこの通りにできるのは間違いないんですが、リスト取得やPlugPlayerからのサーバーの検索が不安定です。
アドホック接続が悪いのか、PlugPlayerとuPnPコンポーネントの相性か、PCのスペックか、ちょっといまのところ調査中です。


4. uPnPとDLNA

ここでこのシステムをもう一度整理して、DLNA的に書くとこうなります。

メディアレンダラー - PC+Foobar2000+foo_upnp
*レンダラーはコントロールポイントからの指示を受けて、自分の持っている楽曲ファイルの再生を行います。

コントロールポイント - iPhone+PlugPlayer
*コントロールポイントはレンダラーから持っている楽曲リストを取得して、再生やボリューム変更などの指示を行います。

DLNAというのは技術的な標準規格ではなく、ネットワーク家電がある基準を満たしていればDLNA準拠と認めましょうという認定組織と考えたほうが良いと思います。
その基準を満たすために、デバイスが満たしているべき機能の観点からクラスわけをしています。ここにその一覧表があります。
http://www2.dlna.org/digital_living/devices

言い換えるとDLNAというのは技術ではなく、ロゴステッカーのようなものといえるかもしれません。それで実際の技術はuPnPというプロトコル(通信手順)でこちらは技術的な標準規格です。そのためuPnPを実装していればDLNA機器と互換性があるということになりますが、それは机の上での話であって、実際の製品が接続できるかは試してみないと分かりません。そのテストをして商品として保障したものがDLNA機器ということになると思います。
また、もうひとつの見方はDLNAはuPnPという道具を使ってできることから代表的な例を抜粋したもの、とも言えるかもしれません。それがクラスということでしょう。そのため、かならずしもDLNA=uPnPとなるわけではないでしょう。

次のステップとしてはこれに自宅のメディアサーバーからつなげるようにすることですが、その前に解決することは多そうです。
ちなみにfoobar2000からiPhoneをリモコンとして使うという点ではuPnP以外にhttpやBonjourを使う方法もあるようですが、これはまた後で試してみたいと思います。
posted by ささき at 23:17 | TrackBack(0) | __→ PCオーディオ・ソフト編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

オーディオファイル向けミュージックプレーヤー(4) StealthAudioPalyer

1. 特徴

昨年cPlayを紹介したときにいっしょにPlayWASAPIというWASAPI専用プレーヤーにちょっと触れましたが、そのプレーヤーソフトがASIOにも対応してXPでも動作可能になりましたので紹介します。
*WASAPIはVista以降のみサポートされています

この対応によってプレーヤーの名称もStealthAudioPlayerと変わりました。こちらに開発者のブログがあってここがホームとなります。
http://andy-audioplayer.blogspot.com/
またこちらのAudioCircleあたりでもいろいろと話されています。
http://www.audiocircle.com/index.php?topic=68364.0

今回の記事は前回の美麗なグラフィックのOzone MPに比べると画像がなくていささかさびしいんですが、撮りたくても撮れないのです。
このプレーヤーの特徴は「操作画面がない」ことです。cPlayでさえ簡単なリスト画面がありましたが、StealthAudioPlayer(PlayWASAPI)ではなにもありません。それがステルスという名の由来でもあります。
どう再生するかというと、StealthAudioPlayerをインストールするとコンテキストメニュー(マウスの右クリック)に"Play With StealthAudioPlayer"という項目が追加されますので、再生したいファイルを選んだら右クリックしてこの項目で再生してください。
停止やポーズのときは他に用意されたバッチファイルを使います。

もうひとつの特徴は高音質志向であるため、cPlayのようにASIO/WASAPI専用であるということと、メモリにいったんすべて楽曲データをロードしてから再生するという点です。再生はすべてメモリー上で行われるメモリープレーヤーになります。このため再生指示してから実際に再生されて音が出るまでやや時間がかかります。
またメモリー領域は物理メモリ(RAM)上に固定してスワップアウトされないようにすることができます(後述)。

Atom1.3GのXP 1GBメモリでも走るので必要な環境としてはそれほどきつくないと思います。
再生ファイルフォーマットはWAVが基本です。FLAC、ape(Monkey's audio)、MP3はモジュールを別にインストールしておく必要があります。(2008/12/23のコラムにあります)

さて、ここまで読んできて「どうやって出力先を指定するんだろう? まさか..」と思われたかもしれません。そうです、そのまさかです。出力先はiniファイルで書かねばなりません。
ASIO4ALLを使う場合はASIO4ALLを指定して、他のASIOドライバの場合はその名前を書きます。ASIO4ALLではASIO4ALLの設定画面(タスクバー)から実際の接続デバイスを切り替えることができます。現実的な運用としてはこれが便利です。
またcPlay+cMPと同様にCUEファイル(同一ディレクトリのみ)を読むことができます。

肝心の音質ですがやはりなかなか良好で、音質が改良されたFoobar1.0に比べてもより厚みとか深みを感じられオーディオ的な意味での実体感とか重みがあります。開発者ブログのコメント欄にはいままでいろいろと(こうしたマニアックな)プレーヤーを使ってきたけど、これが一番音がいいという人もいます。


2. インストールと使用法

下記ページのリンクから最新版をダウンロードしてください。(リンク先でfreeでダウンロード可ですが時間帯によってはつながらないかもしれません)
ダウンロードするファイルも200KBと軽量です。
(2010.2.1現在で0.1.1)
http://andy-audioplayer.blogspot.com/2009/11/stealthaudioplayer-with-cue-sheet.html

解凍してinstall.batをダブルクリックしてください。「レジストリに書き込みますがいいですか」というダイアログが出るのでOKを押してください。するとフォルダ内にたくさんのbatファイルが出てきます。
Next trackバッチファイルはおそらくCUEファイルを使って管理しているときだと思います。ポーズとストップはCUEがなくとも動作します。

XPでASIO4ALLを使う例を説明すると、Stealthの解凍フォルダ内にiniファイルができるので、そこの[ASIO]セクションを書き換えます。
下記にXPとASIO4ALLでのiniファイルの例を書きました。ASIO4ALL以外ではASIOドライバー名をDriverListに記述してください。

[ASIO]
Enabled=1
DriverList=ASIO4ALL v2;
SelectedDriver=ASIO4ALL v2
[MemoryManagement]
AllowVirtualLock=1


上の[MemoryManagement]セクションのAllowVirtualLock=1で物理メモリ内にロードしたデータ領域がロックされて、ディスクにスワップアウトされなくなります。簡単に言うと音が良くなるでしょう。
高音質志向でミュージックプレーヤーを使う人は仮想メモリの設定でページングファイルなし(スワップをしない)を設定したりしますが、このプレーヤーではそれは不要ということになります。

またVista以降、特に7を使いの方は旧バージョンのPlayWASAPIの方が音が好みというユーザーも多々いるようですので、そちらの方を別に試してみることもお勧めします。(PlayWASAPIはXPでは動作しません)
リンクがブログの下のほうにあります。

PlayWASAPIの場合は
[AudioClient]
BufferSizeInMilliseconds = 30

が足されることになると思いますが、これは30固定が開発者の見つけたベストの値だそうですのでいじらないほうがよさそうです。


StealthAudioPlayerもいろいろと手間はかかりますが、いったん設定してしまえばいちいちアプリを立ち上げて選曲というステップがないので、ある意味便利に使えます。
Windows7ではリモート再生(Play to)というDLNAサポートのコンテキストメニューがありますが、意外とこういうタイプも増えていくかもしれません。
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2010年02月01日

XXHighEndの新エンジンとWin7

以前紹介したXXHighEndプレーヤーですが、Vista用の#3エンジン(WASAPI)はWin7では予期どおりに動いていないようですので、最新のバージョンでは#4エンジン(Kernel Streaming)という7用のものが作られ、Win7の方はそちらが推奨だそうです。

http://www.phasure.com/index.php?board=1.0

後に書くPlayWASAPIはVistaよりWin7の方が良いといわれてますので、この辺は実際よくわかりませんね。
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PCオーディオ展開催!

PCオーディオ展の開催が下記のように決まりました。
http://avic.livedoor.biz/archives/51381565.html

今回はまた原点に立ち返ってあのブロードウエイの会議場で行います。それで会場の都合もあり、あまり大きな音出しができないので基本的には小型のデスクトップタイプかヘッドホン用機材をメインにすえることになると思います。それもあり今回は予約制を取るということです。

CESやさまざまなニュースの示すようにPCオーディオも多様なカタチがあり、どうなっていくのかわかりませんが、このショウも一からはじめることで多様に発展していけるといいですね。

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