Music TO GO!

2009年10月31日

ヘッドホン祭り御礼

本日ヘッドホン祭りにお越しのみなさん、ありがとうございました。
今回は以前にもましてたくさんの人が来場されました。
下は私のブースです。

IMG_1072.jpg

忙しくてあまり更新できませんでしたが、twitterもご覧ください。
http://twitter.com/music2go

やはりHM801は人気でしたが、実際のところ持っている人やすでにオーダーしたと言う人も多いですね。HE5も好き嫌いはあるようですが、おおむね好評でした。平面型として比べるとちょっとくせのあるLCD-1に比べると普通によいという感じですね。

あとはピッコリーノケーブルもかなり好評でした。この辺はJabenにお問い合わせください。
ちなみに今日の出し物は
http://www.head-direct.com/
http://jaben.net/
でした。JabenのWilsonさんもショウを気に入ってもらえたようで良かったです。次回もぜひ参加したいと言っていました。

今回のデモはまたまたトラブルに苦しめられて今度はiTransportが不調でした。はじめは満足にデモできなくてすみませんでした。
途中からはiPodそしてT51のラインアウトと変えましたが、T51は結構良くてこんなところで役に立つとはという感じでした。
次はもうiTransportは止めて、Net AudioかPC Audioで行く予定です。
ともあれ、またよろしくお願いします。

なお、いくつか問い合わせのあった試聴曲は下記アルバムの"Take Five"です。
試聴は下記Helge LienのホームページからAudio->Spiral Circleで聴くことが出来ます。
http://www.helgelien.com/html/hjemENG.php


2009年10月26日

ヘッドホン祭り秋09の出展予定品

今回はシンガポールのJaben Networkとお隣ブースとなります。こちらの会場図の下のほうです。
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/0910_headphonefes/MAP02.jpg

Jabenは主にポータブル関係の展示ですが、ヘッドホンも何点か持ってきます。アンプ等はうちと共有できますので、Jabenの方のヘッドホンを聴きたいときはうちのHeadroomなどを使うこともできます。
Jabenのブースでは日本人サポートの人がきてくれるそうですので、主にJaben関係はそちら、Head-Direct関係は私におたずねください。

ソースはiTransport(mod)とCD/SACDプレーヤーを用意できる予定です。
アンプはHeadroom desktop balanced、Head-Direct EF1、そしてSTAXの007tAです。
ただどのアンプをどのソースに繋ぐかは当日の都合もあるので、それまでは分かりません。というか私も初めて聴くものがあるので、システムについては少し聴いてから調整する予定です。そのためケーブルも性格の違うのをいくつかもって行きます。

出展予定品についてはあわせると下記のように盛りだくさんです。
予定ですので増減があるかもしれません。また当日Rudistorブースに移動するものもあるかもしれませんので了承ください。

<ヘッドホン>

* 新開発の静電型(コンデンサー型)ヘッドホン
世界初公開かも?、Rudiさんの設計によるもので静電型の長所である透明感をそこなわずに、低域のソリッドさとパンチを両立させたそうです。
当日はわたしのSR007tAでSTAXアダプタを使用して鳴らす予定ですが、後でRudistorから専用アンプが出るそうです。

*HD800のPiccolinoバランスケーブル 
こちらに記事があります。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/123788897.html

*PS1000のPicolinno リケーブル 

*Beyer DT770のPicollino リケーブル 

* Hifiman HE5
こちらに記事があります。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/130382818.html

<イヤホン・IEM>

* JHシリーズのユニバーサルモデル
カスタムイヤホンを試聴用にラバーチップにしたもので中のドライバは同じものです

* Quattro, Hippo VB, HR1 & HR2  

* SoundMagic製品


<ポータブル機器>

* HifiMan HM801
HeadDirectの高音質DAP
http://vaiopocket.seesaa.net/category/6576182-1.html

* LineaRossaシリーズ (ヘッドホンアンプ) 

W1: プラスチックケースで単4一本動作
W3: USB/Digital/Optical入力のDAC内蔵型、充電式
K3: 据え置きでディスクリート回路設計

* GoVibeシリーズ  (ヘッドホンアンプ)

Sharps: 9Vx2でSR71風
PPK: スリムタイプのデジタルボリューム機

Magnum: 9Vx1 USB DAC & 可変ベース
Petite: 単4x4 USB DAC
Vulcan: USB/Digital/Optical入力 充電式
Derringer: 小型アンプ

* AmpSack
iPodとアンプ用のケース 

* AMP3 PRO2 & "New DAP"(GumStick?)  
Hisoundの高音質DAP、AMP3の新型と新小型MP3プレーヤー(?)

なお当日会場での販売はありません。デモ展示のみです。
これはイベントというより会場ホテルの規則ですのでご了承ください。

新型アンプについていくつか画像を上げておきます。
(画像はJaben提供です)

sharps.jpg   lrw3.jpg   ppk.jpg
左からGo-Vibe Sharps, LineaRossa W3, Go-Vibe PPK

今年は高音質DAP元年とともに、年頭のJadeも含めるとダイナミック・静電型とも平面駆動の新世代元年ともなりそうです。
その先駆けはヘッドホン祭りからどうぞ !
posted by ささき at 22:21 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月25日

阿母(あんま) - 朝崎郁恵

朝崎郁恵(あさざきいくえ)さんは奄美の島唄の歌い手として知られています。今回新作発表に合わせてタワレコでミニコンサートをやるということで聴きに行きました。
朝崎郁恵さんのホームページはこちらです。
http://www.asazakiikue.com/index.html
タイトルの「あんま」は母とか祖母という意味だそうです。

二曲ほど伝統的な三味線(三線でしょうか)と小太鼓で奄美唄を披露しましたが、次はピアノの伴奏で歌います。
10年くらい前に、唄は良いけれどCD一枚が三味線の伴奏だけだと飽きて一枚聴きとおせないとファンに言われたそうで、もっと多くの人に奄美唄を分かりやすく広めるために、ピアノアレンジも取り入れるようになったとのことです。

今回の作品もその延長にあるのでしょう。曲はNHKの篤姫でも使われたものですのでなじみがあると思います。この曲は楽譜なので難しいとも言っていました。これも口伝主体の伝統曲の歌い手ならではの挑戦なのでしょうね。
今回の特徴としてこの曲は始めて奄美の言葉ではなくUAさんの作詞による歌詞で歌います。

そして阿母を歌い始めるときに「今回の唄ははじめて奄美語ではなく、日本語で歌います」と語ったのでドキっとしました。
そうです、標準語で歌います、ではなく日本語で歌います、ということです。
奄美や琉球は独立した独自の文化と歴史があり、中国と日本と言う大国に挟まれた苦難の歴史を経て来ました。奄美言葉を方言というのは、昔から奄美が日本の領土だったと思わせるような言い方でもあります。これはゲール語をイギリスの方言だと言ってるようなものかもしれません。こうしたことはあちらこちらにあるでしょう。
わたしたちは無意識に、というか無批判に受け入れている既成事実が多すぎるのかもしれない、ということを少し考えさせられました。


試聴は下記のHMVのサイトで聴くことが出来ます。(iTunesでも聴けます)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3665236#audition


posted by ささき at 22:44 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ウインターズ・ナイト - スティング

「ウインターズ・ナイト」はスティングの新作で冬をテーマにしたアルバムです。

クラシックコーナーにずらりと並んでいてちょっとびっくりします。以前にもスティングの「ラビリンス」がクラシックコーナーに並んでいたんですけど、それはこちらに書いています。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/27817089.html
このアルバムもドイツ・グラモフォンの配給により、クラシックコーナーにありました。
最近スティングのソロアルバムが紙ジャケSHM-CDリリースされたんですが、こちらはいわゆる大人のロックコーナーにありますので、ちょっと混乱します。

「ラビリンス」はダウランドの歌曲集をスティングなりにアレンジしたものでしたが、アレンジしたといってもリュートの伴奏だけで歌うオリジナルに近いものではありました。
この「ウインターズ・ナイト」はいわゆるホリディアルバムで、クリスマスソングやそれに関連した宗教曲やトラッドをアレンジしたものですが、こちらのほうがいわゆるスティングらしいポップ色の強いものになっていて一般に聴きやすくなっています。
ラビリンスでの伝統歌唱法を学んだ成果か、このアルバムでもいっそう深くなった独特の声を聞かせてくれます。
冬の夜に聴く大人のポップアルバムという感じですね。

試聴は下記のAmazon(USA)のStingコーナーで聴くことが出来ます。
http://www.amazon.com/If-Winters-Night-Sting/dp/B002H3F7F6/ref=ntt_mus_ep_dpt_1


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2009年10月21日

Shureのヘッドホン、国内発売

以前記事を書いたのですが、シュアーのヘッドホンもいよいよ国内発売をするようです。そしてヘッドホン祭りに出展されます。
下記のフジヤさんブログをご覧ください。

http://avic.livedoor.biz/archives/51297784.html

Shureのヘッドホンについて以前書いた記事はこちらを参照ください。
特に840については要注目です。

http://vaiopocket.seesaa.net/article/117885882.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/117926857.html

ALOの新アンプもpico slimとかshadowみたいに流行のスリム系というかデジタルボリューム系ですね。T51といい組み合わせになりそうです。
posted by ささき at 20:38 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

フォステクスがハイエンドヘッドホンを発表!

ヘッドホンの世界では母体のフォスター電機がOEM供給元としてその実力を知られていましたが、いよいよFOSTEXのブランドで自らのハイエンドヘッドホンを発表しました。もちろんヘッドホン祭りでなんらかの公開がなされるようです。
こちらのフジヤさんのブログに写真や動画が掲載されています。
http://avic.livedoor.biz/archives/51297685.html

ひとつのポイントはハウジング塗装に黒漆を使用したことでいままでにない独特の味を出しています。そのほかの点についてはまた追ってお知らせできると思います。

またCEATECでもモックが公開されていましたが、フォステクスからはDAC内蔵型のヘッドホンアンプも登場しています。小型のものはバスパワーで動作します。
特徴は32bitDACチップを採用していることで、両方ともUSBからも入力ができます。フォステクスは回路設計でも優れていて、この分野でも期待ができます。

ベイヤーT1に続いて、ますますもりあがるハイエンドヘッドホン市場ですが新星の登場でさらなる活性化が楽しみです。
posted by ささき at 21:20 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月19日

Teclast T51 高音質DAP

ことしは高音質DAP元年ともいうべき年のようです。
HeadFiで紹介されていたんですが、ここにもうひとつ加わったTeclast T51を買ってみました。これも中国製でiP○d Touchに似た外観を持ち大画面タッチパネルや動画再生機能も持つ多機能DAPですが、かなり音質にも力が入っているのが特徴です。またFLACにも対応しています。

t51d.jpg     t51c.jpg

T51の売りとしてはDACチップにWolfsonのWM8740を左右チャンネル専用に2個持っていることです。WM8740はiBasso D10なんかに使われています。それを高性能のOPA2604で受けて前段を構成して、ここからラインアウトを取り出すことができます。プレーヤーのアンプ部分はTDA1308というヘッドホン用オペアンプです。

音質はDAP単体でみてもかなり良いと思いますが、ここはDAPにしてはということでHiFiMan HM801のように単体で軽くポータブルアンプシステムを凌駕するというようなレベルではないです。AMP3とは少し試してみないとどちらともいえません。
iPod/iPhoneなどと比較するとより滑らかで音の芯がしっかりしていて、低域によく重みが乗っていてインパクトがあります。また適度なウォーム感があります。この手のDAPにありがちな荒さ軽さが少なく、かつ聴きやすくほどよく味付けされてます。

T51のハイライトはやはりWM8740x2 + OPA2604という前段部分で、ここでかなり電気を食うせいか、電池の持ちはこの手としてはかなり少ない10時間程度のようです。
そこでHifiMan HM801によってポータブルアンプが余ってしまった身としては、T51をラインアウトで使ってiModに変わるポータブルソース機材としてSR71Aに持っていくなどして少し活用を図ろうかと考えてます。
D10みたいな光入力デバイスを使うのはもともとiPodの内蔵DACだと物足りないので、外部DACを利用したいということです。ただしこの場合はD10の性能不足のアンプ部分に足を引きずられてしまいます。ソースに強力なDACを持つT51ならソース部として使って、強力なSR71などをアンプ部として使えるというわけです。
アナログ接続ならまたケーブルでも音を変えられますしね。

t51a.jpg     t51b.jpg

そこで簡単に同じALOのCryo SXCケーブルを使ってiModからLOD付SXCと、T51からmini-miniプラグSXCで比べてみました。そうすると鮮明さと細やかさでiModを上回る良さを感じます。
この辺はもう少し調べてみたいですね。


操作系についても簡単に触れますが、ボリュームは底面のダイヤルノブで上下させます。楽曲ファイルの再生はわたしはFLACを使っています。曲選択や大方のコマンドは画面タッチとか指スライドで行います。タッチについてはやはりiPhoneあたりよりはかなり荒い感じです。
良い点はディレクトリ移動できるので、タグがいい加減でも大丈夫です。しかし日本語ファイル名は表示できず、また再生もできないようです。

わたしが買ったのは8GBモデルですがMicroSDカードで増設ができます。(TFカードというのはMicroSDカードの別名です)
HeadFiに載ってたowntaで$160程度の価格で購入しました。owntaからだとマニュアルは中国語になります。いまだと国外出荷でも送料無料となるようです。
http://www.ownta.com/teclast-t51-pmp-audiophile-quality-mp5-player-8gb.html

T51のOEM?でリブランドして販売するものにs:flo2という兄弟機があります。こちらはバッテリーの容量が増えているという情報もありますが、待てる人はこちらを買うのも手かもしれません。
ただ発売時期はMP4nationのビデオでは10月末となっていましたが、よくはわかりません。

T51の初期設定の言語はわたしのは英語になっていたんですが、おそらくowntaがいったん開封して外国向けには英語にしているのではないかと思います。また音のEQの初期設定がplayFX=3Dとなっているのですが、これは動画用のバーチャルサラウンドみたいなものだと思います。音楽向けには切っておいたほうがいいと思います。

なおowntaのページにはMP5 Playerとありますが、MP5というのは中国だけで流通している言葉のようで、一般的な規格のMP3(MPEG1 audio Layer3)やMP4とはあまり関係ないようです。
再生形式の差もあるといいますが、おそらく中国オーディオ界のはやり言葉で従来の動画再生できるMP4プレーヤーを越える機能や動画再生力を持った新世代プレーヤー、みたいなニュアンスのようです。もうMP6という言葉もでているという話もあり、そこは適当に考えておけばよいのではないでしょうか。また中国にはこんな言葉ができるくらいにそうした市場や製品があるということなんでしょう。
実際にTeclast自体はMP5という言葉を使っていません。高音質MP4プレーヤーということですが、こちらの方が正しいでしょうね。
(teclast社のホームページアドレスはMcafee SiteAdvisorで警告が出ているのでここには乗せません)

それといろいろいじってみて気がつきましたけど、中国のDAPは共通のDAP(PMP)用OSコアがなにかあるみたいですね。それもあってEQのない機種でもEQが画面に出てしまったりというのがあるのではないかと思います。またそうしたものがあるので、こうした付加価値的な高音質DAPが出てきやすいのだと思います。
T51は中身はいいのに全体的にややモドキ感があるのがもったいないところです。中国オーディオもそうしたところから脱却するとなかなか手ごわいものになると思います。
たとえば音はいいけど電池は数時間しか持ちません、といったら日本の企業なら会議であっさり一蹴されるでしょう。高音質DAC元年と書きましたけど、そういうニッチ分野にさっと出せるところは中国オーディオの強みだと思います。
posted by ささき at 22:44 | TrackBack(0) | __→ AMP3, T51 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

Head-Direct HE5平面駆動ヘッドホン到着

Head-DirectのHifiMan HE5が到着しました。これはヘッドホン祭りのデモ用として送ってもらったものです。

he5a.jpg


名称としてはHifiMan HE5となります。これは平面駆動のドライバを使用したものです。購入はこちらのHead-Directのサイトからどうぞ。当初よりも価格は抑えられて$600となっているようです。
http://www.head-direct.com/product_detail.php?p=78

木製のハウジングもなかなかしっかりとしていて、ケーブルは着脱式でねじ込みのプラグになっています。

音は出してすぐに聞いた感想ですが、それでもかなり素晴らしいものです。音の広がりが豊かで全体に厚みを感じさせ、音色もきれいです。
平面駆動らしく音は低域でも高域でも鋭く早く、かつ痛みを感じさせません。かなりバランスもよく考えられていますね。
全体的にかなりよいできです。これはデモ用ですけど、私も自分のを買うと思います。

ちょっと今週末いそがしいのでまたあとで写真やコメントなど追加します。
posted by ささき at 09:42 | TrackBack(0) | __→ HifiMan HE5, HE6 平面ドライバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Head-Fiが雑誌発行へ

ネットコミュニティであるHead-Fiが"Head-fi Quarterly"という雑誌を刊行するということです。「季刊 Head-Fi」という感じですね。

http://www.head-fi.org/forums/f11/announcing-upcoming-head-fi-quarterly-450352/

内容的にはHeadFi関連のレビューやインタビューなどで構成され、感謝祭のころにまずHolidayギフト特集として発行を予定しているということです。
posted by ささき at 09:18 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

秋のヘッドホン祭りの出展企業発表

さて、オーディオショウの秋も一段落ですが、月末にはいよいよ我々の番となります。
本日ヘッドホン祭りの席位置が発表されました。

http://avic.livedoor.biz/archives/51294600.html

今回はシンガポールからJabenのWilsonさんが参加いたします。また完実さんのブースではRudistorのRudiさん本人もイタリアから来られます。
またBayer T1の発表もありますし、他にもいろいろとあって国際色も豊かに開催されます。
新製品などの発表もいろいろあると思いますし、今回はあらかじめ回るブースを決めておかないで、こまめにいろいろブースを訪問されることをお勧めします!
posted by ささき at 18:48 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月11日

ハイエンドショウ09秋

今回のハイエンドショウの私的な興味はやはりPWT(PerfectWave Transport)とPerfectWave DACです。
PerfectWaveシリーズについては何回かうちでも書いてますので下記記事を参照ください。

http://vaiopocket.seesaa.net/article/112389073.html
http://vaiopocket.seesaa.net/article/99027585.html

土曜日はボール社長もこられたようでちょっと行けなかったのが残念でした。わたしは本日の締めのイベントのPWT/PWDと他社6本スピーカーの組み合わせによる試聴タイムに参加してみました。

IMG_1107.jpg

音は贅肉がなくシャープで、端正な音の形を描き出します。またしっかりした音の支配力があり強奏するときに破綻しないのが見事ですね。普通はそうしたところはスピーカーかアンプの力にも思えますが、Dynaudioとかフォーカルとかいろいろな個性のスピーカーと合わせても統一した力を感じます。ソース部ががっちりと音をコントロールしている感じです。
HRXの176/24のハイサンプリングソースによるクラシックがメインでしたが、かなり満足がいくものだったのではないでしょうか。
それぞれ50万円と価格も発表されましたが、まさにPS Audioのハイエンド市場への参入がどのようになっていくのか楽しみです。

また47研究所からアナログ感覚のFMチューナーとともにUSB DAC付プリアンプとヘッドホンアンプが発表されていました。
下の写真の左がFMチューナーで右がプリアンプです。プリアンプの方は来年くらいになるようです。

IMG_1053.jpg

ただ4706ゲインカードがヘッドホンアンプになったようなハイスピードのびりっとしたものを期待していたのですが、そうしたものではなくもっとカジュアルなもののようです。

47研というと小型スピーカーのlensもなかなか好きなんですが、今回はとなりに兄弟機と言える同じ大村さん系のドライバーを使用したAM105iが並んで出展されていました。左がLensで右がAM105iです。

IMG_1061.jpg

同じように47研のアンプを使っていたんですが、聞いて見ると音の傾向はLensとは違い、スリムでハイスピードのLensに対してリッチでサイズにしては鳴りのよさがあるという感じに仕上がっています。どちらかというとこれも兄弟機のCz302に近い感じのように感じます。
Lensの方はやはり47研の音にあわせて作りこんであるという感じです。AM105のものは新規とはいえ同じようなドライバーでもチューニングの違いでずいぶんと異なるものになるように思えますね。
posted by ささき at 23:50 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

ロッキーマウンテンオーディオフェスタの注目展示

ロッキーマウンテン・オーディオフェスト(RMAF)は今年で6回目ということでそれほど古いものではありませんが、近年注目されているアメリカのオーディオイベントです。さきの週末に東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS)と同時期に開催されていたのですがいくつかレポートがあがっているので、主にStreophileのページからデジタル系を中心にして個人的な注目点をピックアップしてみました。

まずこのAuraliti Digital Music Playerです。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/bit-perfect_playback/
これはティザーで予告されていたので当初HeadFiでもポータブルではないかと盛り上がっていたようですが、実際には小さいLINN DSかSqueeze Box的なもののようです。
ただ後で開発者がポストしてきてどのくらいの大きさならポータブルっていうの、と聞いてきたので意外となにかあるかもしれません。でもBenchmark DAC1がバッテリー駆動ならポータブルって言うのか、とか聴いているのでどこまでまじめなのかわかりませんが(笑)
Auralitiは192/24や176/24の再生能力があり、展示はオーディオベーシックでも紹介されていたハイサンプリングDVDを出しているReference Recordingのブースだったというところが暗示的で、Bit-Perfectを標榜しています。
内部にはストレージは無いようで、外部のUSB HDDかNASに接続します。それとiPod TouchとWiFiで接続して中の楽曲を再生し、iPod Touchで操作もできるようです。内臓DACも同軸デジタルアウトもあるようです。PCなどからはWebベースのUIで操作できるようです。専用ソフトではないというところがミソです。これならいろんなOSから操作が可能ですね。ショウではBenchmark DAC1と接続してEdition8でデモしていたようです。
音もいいということで、いずれにせよちょっと注目の新製品です。
約$800で11月に発売(10月中だと安い)ということです。


ハイサンプリングソースというと良録音で知られるM・Aも96や176のようなハイサンプリングソースをWAVでDVDに入れて出すそうです。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/small_and_great/
ネットで配信といっても光でもなければダウンロードに限界があるので、このDVD+WAVという形式もダウンロードと並んで一般的になるかもしれません。そうするとPS AudioのPWTとかBoulder 1021のような非Red Bookプレーヤーが生きてきます。


今回のTIASではリンデマンのUSB DDCが従来のSPDIFの世界とPCの世界をうまく結合していましたが、RMAFではAyreのUSB DAC(QB-9でしょうね)でその独自のUSBインターフェース開発に協力したWavelengthの開発者がWave Link Asynchronous Computer Interfaceというデバイスを展示してます。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/wavelengths_new_wavelink/
これはおそらくAyreのQB-9 DACのUSBインターフェース技術を使用してDDコンバーターにしたようなものだと思います。QB-9が評価が高いのでこういうのを待っていた人も多いのではないでしょうか。
驚くのはこのUSB DDCは主要回路をリチウムイオンバッテリー駆動にしているということです。ただポータブルのようなものではなく、全体としてはACアダプターが必要なようです。きれいな電源を供給するために使用しているというわけですね。

それとこれを応用したDACも出展していたようですが、これは32bit対応ということです。わたしの使っているソフトのSamplitudeも内部的にはデータ幅を冗長に32bitで持っています。PCMにおいてデータ幅はダイナミックレンジと考えられますが、冗長性という観点からもデータ幅を冗長(余分)にもつというのは演算精度を上げるということになります。オーディオ的に言うと音が滑らかになるというところでしょうか。
日本でもエソテリックとか最近のフォステックスのDACも含めて32bit対応というのも出始めています。96kHzや176kHzのようなハイサンプリングとともに、こうして24bitを超える広ビット幅というのも重要になっていくかもしれません。


PS Audioは昨年同様にPerfect Wave TransportとPerfect Wave DACを展示しています(日本ではハイエンドショウで完実さんブースで見られると思います)。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/paul_mcgowan_scores_again/
これはPS AudioのバックアップでBay Area Audiophile Societyというオーディオファンのグループが出展しています。ちなみにアメリカでは単にBay Areaというとサンフランシスコ湾沿いの諸都市のことを言います。
また今年はPerfect Wave AmplifierというPerfect Wave シリーズのDクラスアンプも出展していたようですが内容はわかりません。PSフォーラムを読むとICEとかではなく、なにか新しいもののように思えます。
PS Audioは以前からDクラスアンプを出していたのですが、ちょっとぱっとしませんでした。今回のPerfect Wave の流れでまた新しい切り口の展開が見られると思います。


日本でも盛り上がりを見せるPCオーディオですが、やはりアメリカでも考慮点はハイエンドオーディオにいかにしてハイリゾリューションソースを取り入れるかという点にあるようです。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/pc_audio_rmaf/
それとアメリカでは特にもう死に体であるSACDですが、ハイリゾーリューションの波の中でDVD+DSDという組み合わせは残るのではないかという観測もあります。上のMAのリリースでもDVD+DSDというリリースがあります。この辺は作り手も試行錯誤というところでしょうね。


それとHeadFiの関与もまた大きく取り上げられています。
http://blog.stereophile.com/rmaf2009/head-fis_mountainous_canjam/
大きな話題はAudezeの新型LCD2とHead DirectのHE5という平面駆動ヘッドホン対決にあります。ここに来て興味深いところですね。
AudezeのLCD2
http://www.audeze.com/?p=121
Head DirectのHE5
http://www.head-direct.com/product_detail.php?p=78
HE5についてはヘッドホン祭りで出せるかもしれません。LCD2についてはちょっと不明です。


スピーカー系はあまり見ていませんが、なぜかフォーカルの新型があちこちで見られます。それとライドーC1も見られますね。
またアメリカでは日本よりもDIYスピーカーが活発なようで製品・DIYにかかわらずオープンバッフル(背面・側面開放)タイプがよく見られます。
DIYスピーカーというとフルレンジ・高能率などを使うことが多いかもしれませんが、先に書いたパス先生もDIY世界には大きく関与をしているようで、さきのFirst Wattもこうした市場を踏まえた背景があると思います。

streophileの他でもいろいろとレポートサイトがあります。
写真も多いのでどういう雰囲気かを知るには良いと思います。

http://www.spintricity.com/

http://cryo-parts.com/rmaf_can_jam_09.html

http://www.enjoythemusic.com/rmaf_2009/

http://positive-feedback.com/Issue45/rmaf_20093.htm
posted by ささき at 22:21 | TrackBack(0) | ○ オーディオショウ・試聴会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

インターナショナルオーディオショウ2009とオーディオの明日

またオーディオショウの季節となり、まず恒例のインターナショナルオーディオショウ(IAS)に3日間行ってきました。

今回Twitterでも写真付速報(銀座のランチレポート付き)をあげてきましたが、ここではまとめと全般的な感想を交えて書いていきたいと思います。
まず個人的に目を引いたものをいくつか挙げます。
写真はIXY25とiPhoneを使用しています。

今回個人的に驚いたことのひとつはFirst Wattが国内取り扱いとなったこと。エレクトリさんで扱うようです。

IMG_1027.jpg     IMG_1026.jpg

First Wattはもはや仙人の域に達したアンプ設計の鬼才ネルソン・パス先生の個人プロジェクトで、インディーアンプみたいなものですね。下記にホームページがあります。
http://www.firstwatt.com/default.html
普通の市販アンプではできないようなコンセプトを自分の好きなように限定品として製作するというものです。たとえばFirst Watt F1は電流出力(power current source)のアンプです。電流出力はそれなりの利点もあるんですが、普通のアンプ向けに設計されたクロスオーバーを通すと特性が狂うのでフルレンジ向けとなってしまいます。
またF3のように増幅素子にMOSFETとかではなくJFETを使用したものとか、F4のようにアンプというよりユニティゲインのバッファ(Power Buffer)というコンセプトのものもあります。F4は真空管アンプの後段につけて電流を足すために考えられているようです。F2はF1があまり扱いにくかったようなのでその改良版です。
ほとんどみな大出力が無理なコンセプトが多いんですが、First Wattはアンプははじめの1Wが重要という名言から来ているんでしょう。大出力よりはいかに1Wの質を上げるかということがパス先生の考えというわけです。

IMG_1028.jpg

国内へはJ2とM2という新型から取り扱いがあるようです。
お願いして実際にJFETのJ2を試聴させてもらいましたが、柔らかで絹のように滑らか、かつニュートラルな音調です。かなりいい感じです。はまる人ははまる音だと思います。

First Wattはレビューサイトの6moonsでは常連のアンプですがあまりにマニアックなのでまさか国内に来るとは思いませんでした。
わたしも一時期欲しかったんですけど、基本的に現代スピーカーよりは昔風の高能率スピーカーに合いそうです。


それとLINNの好評DSシリーズでSEKRIT DS-IというプリメインアンプとDSの融合されたものが出ていました。

IMG_1039.jpg     IMG_1038b.jpg

価格的にはSneakyに似ていますが、DS+おまけのアンプ的なSneakyよりは、DSのところを入力のみにしてよりアンプとしての性能を上げたというところでしょうか。コンセプトがより明確になったように思えます。使う方も分かりやすいと思います。IはIntegratedから来ているのでしょう。
Dクラスのようですが試聴して見るとデジタル臭さはあまりないところがLINNらしいところです。コンパクトで性能もなかなか高いようです。
ボリュームはなく、PC等のソフト操作です。背面にLAN線の端子があります。
よく光とか同軸で入力するDAC内蔵型のアンプがありますが、その光や同軸がLAN線になったという感じです。これも見方によっては新しいことです。


それとディスクプレーヤーはBoulder 1021に興味を惹かれました。これはCDから直接読むのではなく、いったんRIPしてメモリーバッファに蓄えてリクロックしてから送出するというものです。

IMG_1034.jpg

これはどこかで聞いたコンセプトですが、うちで結構フォローしているPS AudioのPerfect Wave Transport(PWT)と同じです。そのためPWTと同様にディスクに書き込まれたハイサンプリングのWAVデータを、PCのようにいったんHDDに書き出すことなくディスクプレーヤーとして読むことができます。
たまたまブースにいたBoulderの技術者に聞いて見たところ、PWTとの違いは価格(クラス)である、と即答されました。実際1021は325万円とのことなのでPWTの10倍近くします。

IMG_1035.jpg     IMG_1002.jpg

1021にハードディスクはなく、バッファリングは1分30秒ということです。これは読むデータ量によります。上の画面は外部出力された1021の画面ですが、下部のバーの赤いところが現在再生中のところです。
そのさきに灰色の長方形がありますが、ここが先読みバッファに入っているところで、左の44/16のCDデータに対して右の192/24のディスクを読んでいるときは短くなるのがわかります。

音的にはシステムも違うのですが、すっきりとしてるけどPWTのようにいかにもジッターが取れましたという贅肉の全くない感じではないですね。


アクシスではWadiaのiTransportと重ねられるDAC121が出ていました。

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まだ出来てないけどヘッドホンアンプをオプションで内蔵できるようです。背面にはバランス出力もあります。
また151というデジタル入力のできるプリメインアンプが用意されているようですが、これはPowerDACと称しています。これはSONYとかTACTのデジタルアンプのように直接DACがスピーカーを駆動できるというコンセプトのようです。
iTransportと言えば、昨年あったGoldmundのiTransportもどきは今年ありません。完全に消えたみたいですね。

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またハイエンドへのiPodアプローチではタイムロードさんのところのIndigoもあります。これはメインはQBD76一体型のプリアンプ的なコンセプトのようですが、改造したiPodからデジタルを取り出すことができます。


今年はPCとの融合もすっかり普通に行われるようになってきました。
リンデマンのUSB DDコンバータは96/24対応で新登場です。低域に淀みがなくいい音でした。

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これはUSBから高精度クロックを経て高品質のSPDIFに変換します。上の写真のようにコンポーネントの上にパソコンがちょんと乗っかる絵も当たり前になって行くかもしれません。

結局旧来のオーディオ製品のデジタルの入り口はSPDIFですから、デジタル機器をいかにオーディオの世界に融合するかは、いかにしてデジタル機器の信号をSPDIFに変換するかということにかかっていると思います。たとえばPCであればUSBからSPDIFに変換するとか、iPodであれば独自形式のデジタル転送をSPDIFにするかということですね。

もちろんUSBを直接入力させるというのも盛んで、GoldmundなんかはMythos2のような高価なDAC(というか多機能プロセッサ)にもUSBが組み込まれています。これなんかはUSB入力イコール低価格という図式を壊してくれます。

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手頃なところではナスペックさんの新規に取り扱うCambridgeのDACなんかは価格も高くなくメディアで賞を受けていたりして海外の評判もかなり高いようです。


PCともあわせられるような小型コンポーネントで良かったのはデジタルドメインの小型アンプB-9です。下の写真の上に乗っている小さい方です。

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これはひとつ12万5千円のステレオアンプですが、それを二台繋げてBTL(ブリッジ)として使うことができます。BTLの効果も大きいのか、試聴してみると大きい方が鳴っているって言っても信じるようなきちっとした音です。

デジタルドメインからはさすが西社長らしいというかソフトウエアも出ています。これは楽曲用のデスクトップソフトです。

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上の写真の中では左手下奥のソーテックのPCトラポの画面として、
右手前のタッチパネル付きのLCDにつないで、このソフトで操作性をあげてます。楽曲ファイルの整理やジャケットの検索も出来ます。

*
講演では角田さんの講演をLINNとタイムロードで拝聴してきました。
角田さんは最近はPCオーディオ関係でも知られるようになってきましたが、デジタルであってもアナログ同様に個性を楽しんで行きたいと言うことでした。
またさまざまなソースを楽しむことができましたが、この春のハイエンドショウで紹介したHYPSのはたけやま裕さんの録音にも角田さんが携わられたということで、ボンゴの録音を披露してくれました。
また92鍵モデルという低音拡張されたベーゼンドルファーを使ったドビュッシーの録音を聞くことができましたが、ベーゼンドルファーで撮った低い方から高い方へと音階だけの録音も披露してもらいなかなか興味深いものでした。こうしたソースが聴けるのもショウならではの楽しみです。からっとしたスタインウエイと重厚なベーゼンドルファーの違いもなかなかよく分かります。
ちなみに拡張鍵はピアニストが迷わないように普段は蓋してるそうです。

*
ショウを見渡してみるとやはりPCの世界に寄って来ている傾向はあると思います。
これはCDに継ぐ次世代のソースがSACDのような円盤ではなく、配信データになりそうであるということですが、問題はCDやSACDのように規格化されたものではないので、その解法たるソース機材は様々なものがあるということです。
しかし、こうして新製品を見ていると、いくつかパターン分けできそうなことに気がつきました。それはコンピューターの関与度合いというスタンスです。

1. 半分コンピューター
これはコアはLinuxなどを使っていても、コンピューターとして汎用性のない専用機です。
たとえばPerfect Wave Transportとか今回のBoulder 1021などです。
このタイプはハードディスクは持っていません。
主目的は格納されたデータの再生よりはやはりディスクの再生です。
いったんメモリに格納するタイプのジッターレス再生のために従来のファームウエアの枠を超えて、ソフトウェアが肥大化したものと考えられます。たとえば1021はよく分かりませんが、PWTでいうとEACをモジュールとして実行させる必要があります。
高機能なためNASなどをつけて格納データの再生も可能となります。

2. ほとんどコンピューター
これはいわゆるPCトラポとか上に挙げたソーテックのHDCなど静音PCベースのもので、音楽専用に見せているけれども、Windowsなどを用いていて音楽用途以外も隠してるだけで汎用性が残っているものです。
これらはディスクの直接再生ではなく、格納されたデータの再生が主です。デジタルカードなどが入ってるため直接デジタルデータを供給できます。
上のようにデジタルドメインのソフトを入れられたり、応用は広いといえますが、反面でPCそのままなので手間もかかります。

3. そのままコンピューター
ノートパソコンをラックにおいたりして、そのままコンピューターを使うものです。これはUSB接続がメインでUSB DACやUSB DDコンバーターも効果的でしょう。
内部的には2と3の境はあいまいですが、運用面からはこう考えた方がすっきりとしていると思います。

4. コンピューターとは分業
これはLINN DSのようにPCやNASとはネットワークで切り離されているものです。距離的な自由度が大きく、電気的にも分離出来ます。
また機器自体はオーディオに特化して設計が可能ですので、ノイズ源であるPCをコンポーネントに組み込む必要はありません。


百花繚乱とは言えある程度のパターンはあるという感じですが、それぞれに得失がありますね。いずれにせよキーはハイサンプリングにしろ、配信にしろ、物理ディスクとは異なり、形の定まらない楽曲データの取り扱いということになりそうです。


ところで実は今回のショウでもうひとつ驚いたのはまさかの国産の300B真空管の登場。35年ぶりでの国内生産だそうです。

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高槻電器というところでホームページはこちらです。
http://www.takatsuki-denki.co.jp/press_release/index.html
40年前にも製造していた会社のようです。
イギリスやアメリカでもマラードやRCAの施設を利用して再生産の動きというのがありましたが、日本でもそうした動きがあるとは驚きです。

かたやデジタル、かたや真空管というのもまたオーディオの面白いところですね。こうした多様性がある限りはオーディオ文化も安泰ですし、先がまた楽しみなことです。
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2009年10月01日

ロッキーマウンテンオーディオフェストとHead-Fi

さて、明日から有楽町でインターナショナル・オーディオショウが開催されますが、時を同じくしてアメリカでも大規模なロッキーマウンテンオーディオフェスト(RMAF)がこの週末に開催されます。
Stereophile誌がその注目トピックとして二点あげているうちの一点でHead-Fiの大きな参画があげられています。

http://www.stereophile.com/news/the_2009_rmaf_starts_friday/

RMAFでCanJamの再現を行うというものです。Jerry HarveyやRay Samuelsなどなどの名前が見えます。伝統のスピーカーオーディオの世界と新興ヘッドホンオーディオの世界の融合がうまく図られることを祈っています。

日本の方も負けてはいられませんね。
秋のヘッドホン祭りは今回は国際色もより豊かに10/31(土)に開催されます。
http://www.fujiya-avic.co.jp/d-style/0910_headphone_fes.html
みなさん、ご参集ください!
posted by ささき at 23:35 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする