Music TO GO!

2009年01月31日

KIMBER KABLE KS-1010とKCAG

少し前にPCシステム用にKIMBERのHEROを買いました。いままでKIMBERはあまり手を出していなかったんですが、使ってみるとたしかにKIMBERの風評である抜けの良さとか広がりの良さというのがよく感じられます。
そこで、ためしにHEROをメインシステムのCDPのIKEMIとプリのKAIRNの間に使ってみると、これもなかなか良い感じです。ただHEROでは少し粗さが残るので、メインのシステムにはもの足りません。そこでこの機会にKIMBERを試してみようということで、KIMBERでいうと上の下、というくらいの格のOFC系としてSelect KS-1010と銀線では有名なKCAGを中古で探してみました。
双方ともプレミアクラスなので立派なボックスに入っています。


KIMBER Select KS-1010 (RCA)

kimber1a.jpg

KIMBERのケーブルは大きく分けて銅のみを使ったもの、銀のみを使ったもの、銅と銀をミックス(GNDと信号線で分ける)したものに大別できます。KS-1010はSelectと呼ばれるプレミアムクラスで銅のみをベースにしたものです。

こちらは工具箱のようなケースに入っています。セレクトシリーズはケーブルを木製のタグ(スタビライザー?)でつないでますが、この裏に方向指示があります。
ちなみにケーブルの中古を買うと方向性に迷うことがあります。方向指示の矢印があればよいのですが、矢印がない場合はケーブルに印刷されているロゴ文字の印刷方向を見て、文字列の頭が来る方が一般に上琉だそうです。
これも分からないときは両方聴いてみて高域が伸びる方が正しい方向だそうですが、この辺になるとよく分かりません。バランスの場合はオスメスがプラグで決まっているので迷う必要はありません。

KS-1010はCDPのIKEMIとプリのKAIRNの間に使いました。ちなみにプリとパワーの間はAudioQuestのAnacondaです。
KS-1010はわりと高価な方のケーブルにしてはかなり味系のところがあって、こうしたケーブルはソースとプリの間で力を発揮すると思います。

HEROに比べると音の豊かさという点で、少しやせていたHEROよりも艶やかで芳醇に聞こえます。HEROよりもややウォーム調でより響きを際立たせるところがあり、美音調です。リファレンス的ではなく味付けをするタイプですが、これがよくLINNに合います。

また独特の音の広がりの豊かさがあり、SP25のスケール感や低域の深さもよく引き出します。フロアタイプもいいかなと思っていたけど、これならブックシェルフでも十分という気がしますね。

このシステムではたゆたうような、音楽に酔わせてくれる、柔らかく音楽的な表現というのがしっくりきます。
聴き手の心をつかむのがうまい歌手が抑揚をつけて情念を込めて歌うようにLINNとSP25は歌います。
Dynaudioというと正確系というイメージもあったりしますが、このSP25はちょっと別で、十分な性能とともに暖かみのある甘さを兼ね備えていて、LINNとあうという点はそのへんです。
前にうちのプリのKARINのレビューを見るために古いオーディオ誌を見ていたところ、真空管で有名な上杉氏がKAIRNに高評価を与えていたのをみて妙に納得した覚えがあります。
KS-1010はよくこのシステムのシナジーを引き出してくれると思います。

こうなってくるとあんまり分析的な言葉を弄してもかえって正確ではないという気がします。客観的にどうこうというよりも、同じ曲を聴きなおしてまた感動したというのが率直なところですね。


KIMBER KCAG (XLR)

kimber1b.jpg

KCAGは純銀製ケーブルの代名詞的な存在で、ながらくStereophile誌などの純銀線のリファレンスのひとつといわれていたケーブルです。
みるからにジュエリーボックスのようなスエード調の箱に入っています。

このバランスバージョンのKCAGはDACのPS AudioのDLIIIとSTAXの007tAの間に使いました。

銀らしい透明感と解像感を味わえるという反面でややきつめというレビューもよくみますが、しかし実際に使ってみるとそう痛いわけではありません。
たしかに曲やレコーディングによってはブライトさを感じることがありますが、そういつも感じるわけではないと思います。
この辺は真空管ハイブリッドの007tAを使っている関係にもよるかもしれません。特にOmega2とあわせて流して聴いていると以外と普通に聞ける感じです。ただし404と717などを組み合わせていると、ちょっとどうでしょうか。

そうした懸念をふっきれば、まさに抜けるような透明感があじわえます。
低域が出ないわけではなく、かえって前のオーディオクエストのケーブルよりも低い方まで出ます。
ただ強調感がないという感じですね。おとなしめかというと、そうではなく十分なダイナミックさがあります。

STAXではOmega2、旧STAXのLamda Nove Signature、Sigma Proで比較してみました。
このKCAGはそれぞれの個性の違いを大きく際立たせます。Lamdaのタイトさとシャープさ、Sigmaの独特の音場感、そしてOmegaIIの持つ音楽表現力の豊かさです。
一番銀線らしさが際だつのはLamdaで、Lamdaらしい音のタイトさとシャープさはいっそう際立ちます。Lamdaだと器楽曲はすばらしくシャープでスピード感があります。
OmegaIIが一番普通に銀線と意識しません。Omega2のもつ音楽的な豊かさと包容感をよく引き出します。
Sigma Proも少し銀線らしさはやや控えめになりますが、抜けていく透明な空間表現は前方に配置されたユニットを持ったSigmaならではです。


音の柔らかさと解像力・タイトさを両立させる手として、石のアンプと銅線を組み合わせるという方法と、真空管と銀線を合わせるという両方がありますが、組み合わせの妙というのをなかなか考えさせられます。
posted by ささき at 22:50 | TrackBack(0) | __→ LINN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北海道のスープカレー

小田急でやっている北海道物産展にちょっと寄ってみました。
なにを食べようかと思案していると、香ばしいカレーのにおいにつられてしまいました、スープカレーです。

currey-002.jpg

これは札幌のouchiという店の出展品です。スープカレーというと北海道発信のカレーですが、これはインドカレーとも違ってカレーをライスにかけるのではなく、ライスを少しすくってカレースープにくぐらせて食べます。東京にも何軒かこうしたカレーを出す店はあります。
とてもスパイシーで深みがあります。そしてなによりジャガイモや野菜のおいしいこと。さすが北海道。
posted by ささき at 22:44 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月30日

NuforceとCES

NuforceはNE7とかNE8とかイヤホン分野にも参入していますが、CESではヘッドホンとミュージックサーバーを展示していたようです。
詳細は不明ですが、こちらに写真があります。(Audio Circleのアカウントが必要かも)
これってヘッドホン?それともミュージックサーバー? (笑)
http://www.audiocircle.com/circles/index.php?topic=60550.msg579212#msg579212

このほかにはいくつか新製品の展示(?)があったようです。

S-0 - S-1をさらに小さくしたIcon用のスピーカーでワインボトルくらいとのこと。これはPC用にちょっとよさそう。

Icon Network DAC (IND) - AppleのAirport expressみたいなものでアクティブスピーカー用ということで、Audio engineと組み合わせるのによさそうです。またカメラをつけてWebCamの機能もあるそう。WebCamt@
いるのかという気もしますが、たぶんアメリカではベビーモニターの需要がけっこうあるのではないかと思います。
ヘッドホンアンプの機能もあるのかもしれません。

Nuforceも日本だとハイエンドオーディオ商品として紹介されていますけれども、実際の商品展開はもっとコンシューマーよりに動いているようにも見えますね。
posted by ささき at 21:07 | TrackBack(0) | __→ NuForce Icon-1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月29日

Westoneの最新カスタムIEM - ES3X

ウエストンはこの15日に新型のカスタムイヤホン、ES3Xを発表しました。
http://www.westone.com/content/287.html
これはWestoneのプロ用カスタムIEMであるEliteシリーズの新作で、現在のフラッグシップであるES3の新型となる3WayのカスタムIEMです。

テスターのギタリストによるレビューがすでに掲載されていてES3との違いがいろいろと書かれています。
ES3にあったヴォーカル帯域の強調を取って全体にフラットにしたという点が主になるようです。そのため、ES3の後継機というのではなく別バージョンとして売られるのでしょう。その代わり高域を少し抑え目にしてヴォーカル帯域が埋もれないようにしているとのことで、低域も支配的にならない程度に十分あるとのこと。

Headfiなんかのスレッドを読むとチューニングを変えただけではなく、ES3とはドライバやクロスオーバーから異なっていて新しいBAユニットを用いているということです。統合されたミッド・ハイユニットを持つWestone3やFreQ showとは違って、ES3はミッド・ハイ・ロウで完全に分離された3つのユニットを持っていますが、ES3Xではどうなのかは分かりません。ただしWestone 3とも異なるドライバー構成とクロスオーバーということですので、少し言われていたカスタム版のWestone3とも違います。

フラット基調だからプロ用かというとそうでもなく、従来はこのライン(Eliteシリーズ)はプロ用でしたが今回のES3XはWestoneとしてははじめて、プロ用とコンシューマー用を両方意識したものということです。またインピーダンスがマルチドライバとしては珍しく56Ωと高めなのも気を引くところです。何回も記事に書いていますが、UE11の低インピーダンスに悩まされる自分としては気になります。
これらのことから総合するとUEカスタムではUE10と対になりそうなコンセプトで、UE11キラーというよりはUE11とは良い対照になりそうです。

というわけでさっそくインプレッション(耳型)を発送しました。
さて、今回はどうなるか、、
posted by ささき at 21:38 | TrackBack(0) | __→ Westone ES3X カスタム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月25日

iBasso D10到着

d10e.jpg

iBasso D10は以前書いたiBasso D1の後継機で光デジタル入力がついています。
最近はDAC付きのアンプは増えましたが、ほとんどはUSB入力のもので光が入力できるというものはありませんでした。そうした意味ではまさに待望の機種であったと思います。先週末に発売開始されたので、早速購入してみました。

D10の商品ページはこちらです。
http://www.ibasso.com/en/products/show.asp?ID=39
*ちなみに人気があるようで現在は品切れの状態です。中国は旧正月の休暇にはいるので、それ以後にまた再開されるようです。

中国からはEMSで届きますが、出荷したてのときは日本側のEMSのトラッキングには反映されていないことも多いので、まずトラッキングナンバーをもらったらChina Post(中国の郵便局)のEMSで確認すると良いと思います。アメリカからのときはUSPS(アメリカの郵便局)のEMSトラッキングがすぐにわかります。

なぜ光入力のついたDAC/アンプ一体型が有利かというと、iModのようにiPodを改造して音質を向上させたとしても結局はiPod内蔵のポータブルオーディオ用の簡易的なDACに音が制約されてしまいます。それを越えるためには、外部に本格的なDACを出したいということになるわけです。
また他方でオーディオプレーヤーからデジタルで音が取り出せねばなりません。iPodもデジタルアウトが出せる可能性が出てきましたが、いまだポータブル分野ではiTransportのような製品はありません。そこでオーディオプレーヤーからデジタルアウトを取り出せてiPodライブラリを生かせるという二点で絞ると(いまは生産されてませんが)iRiverのiHP140にRockboxを入れて光で取り出すという解法があります。
わたしはこのシステムとしてはHeadroom MicroDAC, iBasso D1, Headroom portable2007と試行してきましたが、いずれも音はいいんですがかさばります。
そこで従来のポータブルアンプと同じくらいのサイズの一体型機が望まれていたわけです。

D10の特徴はまずこの手のDAC/アンプとしては非常にコンパクトだということです。左はiHP140との組み合わせでデジタル入力のDAC内蔵アンプとしての使い方、右はiPodとの従来のアナログ接続の組み合わせです。見たように従来のアンプとほとんど同じ、というよりもむしろ少しコンパクトでさえあります。

d10c.jpg    d10b.jpg

ちょっと聴いてみましたが、音はニュートラルで色付けが少ないという感じですね。
また、詳しく書いて見たいと思います。
posted by ささき at 12:34 | TrackBack(0) | __→ iBasso D10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XM5日本語マニュアル

わたしが翻訳したXM5の日本語マニュアルですが、下記ページでダウンロードできます。

http://www.practicaldevices.com/downloads.htm

参考までにお使いください。
posted by ささき at 06:56 | TrackBack(0) | __→ Practical Devices XM5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月24日

Practical Devices XM5 レビュー

xm5h.jpg

XM5はアメリカのPractical Devicesが製作しているポータブルヘッドホンアンプです。以前XM4というアンプをだしていたのですが、それはどちらかというとエントリークラスのものでした。XM5はなみいるトップクラスのアンプと四つに組むような本格的なものに仕上がっています。

xm5b.jpg   xm5e.jpg 

To Headfiers: English version here

シャーシはいわゆるハモンドケースで標準的なサイズです。電源は9Vの電池が一個入っているだけなので重量もそれほど重くありません。
ケースはRSAのように豪華なカスタムメイドではありませんが、全体に丁寧に作られていてこの種のアンプにありがちな手作り感はそれほどありません。Xinのアンプに比べると細部も丁寧です。

xm5j.jpg

付属品としてミニミニケーブルが付属してきます。それとマニュアルがついていますが、XM5は機能が豊富でスイッチを押す回数に意味があったりするので、マニュアルは読んだ方がよいでしょう。マニュアルはわたしが日本語版を作成してPractical Devicesに提供しました。こちらにアップされています。
http://www.practicaldevices.com/downloads.htm
ただしこれはあくまでガイド的なもので、正式なマニュアルとしては英語版であるということを記しておきます。

XM5は標準価格が$245でいくつかのオプションを加えていくという構成になっています。
またバッファもカスタマイズすることができます。わたしがここで書いているのはBUF634を追加したタイプです。オペアンプとバッファはソケット式でユーザー交換が可能です。標準のオペアンプはOPA134です。Headfiあたりには627に載せ換えたコメントが載っていたと思います。
また標準的な販売オプションとしてAD8397を使用することができます。AD8397はデュアルなのでアダプタが必要ですが、Practical Devicesのサイトでオプション設定するとアダプタは8397についてくるようです。
ケースは簡単に開け閉めができるような設計です。またオペアンプ交換などのためのケースの開封用に六角レンチも付属しています。このためインチ・ミリで悩む必要がありません。

基本的にパッケージは整っていて、すぐにいろいろと楽しむことができるようになっています。
ただしiPodの人はラインアウトドックは用意した方が良いでしょう。

xm5d.jpg   xm5c.jpg

1. XM5の特徴

XM5の大きな特徴の一つは機能が豊富なことです。カタログにもこんなに機能が詰まっているものは他にない、と書いているようにバッテリーチェッカーなど細かいものも含めるとかなり機能豊富です。

1.1
Xinのアンプでもおなじみですが、パネル前の上部にずらっと横一列にボタンが並んでいます。XM5は細かいところによく神経が届いていますが、XinのようにI'tsABCと覚えるのではなく、きちんとラベルが付いて分かりやすくなっています。
ボタンは左から「クロスフィード」「ベースブースト」「トレブルブースト」「ゲイン切り替え」「75Ω付加」と並んでいます


クロスフィードは左右の音を適当に混ぜて頭内定位などヘッドホンの不自然な音鳴りを緩和するというおなじみのものです。XM5ではアクティブクロスフィードと呼んでいます。また背面に可変ボリュームがついていて効きを調製することができます。
XM5はクロスフィードボタンをオフにすることでクロスフィード回路を完全に切り離すことができるということです。

「ベースブースト」は低域を100Hzで+6dB持ち上げることができるというものです。対して「トレブルブースト」は高域を1KHzで+3dBできます。
XM5の標準のゲインは12dBです。これはゲイン切り替えがあるアンプではだいたいMIDゲインに相当します。そこからさらに「ゲイン切り替え」で8dB加えて約20dBのハイゲイン相当にすることができます。家で使いたいときにHD650とかインピーダンスの高いヘッドホンでは有効でしょう。
ちなみにマニュアルには+10dBと書いていて、スペックからは+8dBすることに読み取れますが、これはマニュアルの方は単に+10dBとした方が分かりやすいから、ということです。
「75Ω付加」はER-4PにアダプタをつけてER-4S相当にするのに似ています。あまりにインピーダンスが低いIEM(イヤホン)などのときに加えて音をタイトにすることができるでしょう。

それとこれはマニュアルの項を読んでほしいのですが、電源スイッチの押し方でオートパワーオフを何時間行うかが決まり、バッテリーが何ボルトあるかということを示すことができます。単に一回ぽちっと押すと一時間で自動的に切れるので注意してください。
また二つのLEDを同時点灯させて簡易フラッシュライトのようにつかえます。iPhoneでもこうしたアプリがよくありますが、アンプではめずらしいことです。

こうした多機能を制御するため、XM5ではアンプをトータルにマイクロプロセッサで管理しています。

1.2
XM5の二番目の特徴は回路が「モノブロック」をうたっていることです。これは電源系を含めて左右のシグナルパスが完全に分離しているということをいいますが、XM5ではシングルのオペアンプとバッファに加えて、回路設計や電源の左右分離なども優秀なようです。
これはあとで音のコメントで書きますが、XM5はチャンネルセパレーションが良く、たしかにモノブロック構成は効いていると思います。


1.3
そしてこれも特徴の一つですが、なかなか優秀なUSB DACを搭載しています。専用のDACチップではなくUSBレシーバー兼用タイプですが、昨年の夏くらいにこのスペックが変わりより優秀なTIのPCM2702になりました。
これも意外といっては失礼ですが、USB DACを使用したときの性能はけっこう高くて、ちょっと驚かされました

2. オーダーとオプション

さきに書いたようにXM5は基本の価格が$245で、それにオプションを加えていくというオーダー方式です。
まずバッファを選択できます。バッファは電流を加えて出力を高めるもので、音の性能を向上できます。
バッファの項で標準になっているCopper Busbarとはいわゆるバッファをバイパスするジャンパー線のようなもので、バッファなしということです。
BUF634はおなじみの高性能バッファで+$45となります。AD8397オプションはオペアンプとバッファの両方を兼ねられます(AD8397がバッファも兼用できるくらい出力が高いため)。

ホームページはこちらです。
http://www.practicaldevices.com/


XM5は基本的に6Pタイプの9V積層電池ですが、オプションでリチウムバッテリーと充電器のセットを加えることができます。
またマニュアルに充電式ではないリチウム電池について記載がありますが、聞いてみたところ日本ではこちらのサイトの一番下のものを使えるということです。
http://www.ultralifebatteries.com/japanese.php
カラーは青とシルバー(本記事の構成)とブラックを選択できます。

おすすめのオプション構成は「リチウム電池+チャージャー付きで+$25、BUF634付きで+$45」のトータルで$315です。
レビューはこの構成で行っています。また後に書きますが、性能は高いのでこの価格でもコストパフォーマンスは高いと思います。
またあとで書きますが、8397を加えると音の性格を変えることができますので、8397も買っておくと「ひと粒で二度おいしく」楽しめると思います。

xm5i.jpg

3. 音質について

ここではiMod5.5GとESW10JPNを組み合わせて聴きます。
ケーブルはいろいろ試してみたところALO SuperCottonがXM5の空間表現と切れの良さをよく生かしているように思います。またSuperCottonは銀線にしては柔らかいので、きつさがあったときに緩和できます。
XM5では細かいところに気が配られていますが、気に入った点の一つはアンプ側の入力プラグがパネルの真ん中ではなく、オフセットして少し下に付けられている点です。これはiMod/iPodと組み合わせてケーブルでU字を作るときにかなり楽な配置です。
多くのアンプはあまりこうした点に配慮がなく、U字をつくりにくいものもありますのでこうした点は評価できます。

xm5g.jpg

3.1
まず、ぱっと聴いて印象的なのは立体的な空間表現と一つの音を明瞭に描き出す音像の再現性です。

音の広がりが印象的で、平面的な広がりはSR71Aに少し及ばないくらいですが、XinのSM4のように包み込むような空間的、立体的な表現があるのには驚きます。
これはかなり特徴的で銀系の空間表現が良いケーブルとあわせると特に印象的です。このためクラシックのスケール感もよく表現します。
この辺はモノブロック設計が効いていると言えます。

次に、ひとつの音を明瞭に描き出す力も高く、楽器の鳴りはかなりリアルです。定位もあいまいさがなく、輪郭を明瞭に描きます。音のインパクトもあり、かつタイトでドラムの連打もインパクトがあり気持ち良く聞こえます。性能的には十分にハイカレントであることを感じ取れます。このためなるべくオプションのBUF634はつけるようにおすすめします。


音調はニュートラルでサミュエルズさんアンプのような特徴的なウォーム感で個性を主張する方ではありません。といっても無機的なわけではなく、硬質ではありますが適度に聴きやすい音です。
そのせいか、ケーブルについてもこれ、という決定的な組み合わせがあるというよりも、銀をあわせればかちっとして、銅をあわせれば音楽性に振れるという柔軟性はあると思います。ただ先に書いたように銀ベースのほどよく柔らかいケーブルの方がXM5の空間表現力と音の歯切れの良さを生かせると思います。
わたしのシステムではそうは感じませんが、むこうのレビューではよく高域がきつめとも言われるのでこの辺は少し考える必要があるかもしれません。またケーブルをいろいろと工夫する楽しみがあるアンプとも言えます。
初心者の人は無難に柔らかめのケーブルを選んだほうが良いですし、手慣れた人はきつくないぎりぎりのシャープさを追求するのも面白いでしょう。
それと高域と低域の特性がかなりフラットで全体のバランスが良いということも特筆ものです。ただ少し腰高気味に感じる人もいるかもしれません。これは標準のOPA134での話で、8397ではまた異なります(後述)。

標準の状態で音は十分完成していると思います。
このため、ベースブーストやトレブルブーストのような「香辛料」的な機能スイッチは必要な時に使った方が良いでしょう。ただし逆に言うと標準ではフラットでニュートラルなので機能スイッチも効果的と言えます。
そのため曲や好みによってベースブーストとトレブルブーストの使い分けがきいてくるでしょう。標準ではいわゆるジャズ・クラシック向けと言えますが、ロックやヒップホップなどはこの辺で味付けを変えるといいかもしれません。また低域が出にくい耳かけ式のイヤホンなどにもベースブーストは効いてきます。わたしの手持ちだと後述のYUIN G1とかゼンハイザーのWX M1などで有効です。

他の機種にたとえていうと、音の傾向はMOVEとXinを混ぜた感じです。
MOVEあたりは価格帯も似ているので比較になるかもしれませんが、XM5はMOVEよりも明瞭でシャープ、かつ音の立体的な広がりで優れています。(*わたしのMOVEは初代のもので、XM5はBUF634付き)
この音の切れの良さと明瞭感はなかなかのものです。

3.2 クロスフィード

クロスフィードは標準状態ではMOVEのマイヤークロスフィードの方が良いと思います、これは好みでもありますがマイヤーのものはさすがに盗用騒ぎがあったくらいで、さすがに優れていると思います。
ただしXM5の方は可変できるので、いろいろ試してみるとまた異なってくるかもしれません。

3.3 XM5とIEM

ノイズフロアに関してはUE11で試してみると、MOVEの方が良いと思います。
ボリュームの移動余地も少なく、全体にXM5は少しゲインが高めに感じます。とくにIEMとあわせたときにXM5は少しゲインが高すぎるので3dBくらいのローゲインモードがほしいところです。
こうした点からXM5はどちらかというとIEMよりヘッドホン向けと思います。
ただハイインピーダンスのIEMとはとても合います。ちょっとすごい組み合わせはYUIN G1とXM5で、クリップタイプとはいえ、このイヤホンとはとても思えない音の広がりはだれしも驚くことでしょう。Bass BoostとGain boostが効いてきます。

3.4 USB DAC

わたしのMOVEはUSB DACの性能があまりよくない初代のものですが、いずれにせよXM5のUSB DACを使ってPCとつないだときの音性能はかなり高く、この初代MOVEとは比較になりません。MOVEは試しで一回使っただけで使う気になりませんでしたが、XM5は使ってみたい気になります。
家ではきちんとしたオーディオセットがあるので、たとえば会社で音楽を聴いて良い人ならば会社のPCなどで使うのにも適しているかもしれません。

4. オペアンプの交換について

XM5はソケット式のオペアンプなので、交換が簡単にできます。わたしにも出来たくらいなのでだれにでもできるでしょう。
ただ内部はかなりつまっているので、マニュアル等を参照してコードの処理やボリューム基部のはめ込みなど細かいところに注意してください。

xm5k.jpg   xm5p.jpg

ここではオプションのAD8397について書きます。8397はデュアルタイプですが、XM5はシングル用のソケットなので、アダプターが必要です。
Practical Device経由だと写真のようにアダプタ付きで提供してくれるようです。この際にソケット部分に1と記されているピンがケース側面に向かって左上に来るように装着します。

xm5o.jpg

AD8397は十分な電流出力を持っているので、基本的にはバッファはなくてもかまいません。ただしその場合にはバッファソケットにバイパスの結線が必要になります。ただしいまついているBUF634をそのままつけていても大丈夫ということなので、私の場合はBUF634をつけたまま、AD8397を取り付けました。右が8397を取り付けた写真です。

xm5n.jpg   xm5m.jpg

交換してからAD8397でも聞いてみました。ケーブルなどシステムは3項と同じです。
基本的な音場の広がりやシャープな音傾向は同じですが、8397らしい少し前に出てくるタイプのパンチのある音再現が加わります。低域もよく出て全体にOPA134のときに比べると重心が下がったように感じられます。
また8397にすることで先鋭さがやや薄れ、全体にウォーム感というか少し柔らかさが出てきます。また広がりは良いのですが音像にややあいまいさがあるようにも思います。
ロックや打ち込み系などにはこちらが向いているように思います。また標準だと音がきつめに出る人にもよいでしょう。

反面で標準の134が二つの方が音場の広がりにおいてチャンネルセパレーションがよりよく、音がよりシャープで歯切れがよいように思えます。
ジャズ・トリオなどにはこちらの方が良いように思います。
8397だと普通によい感じではありますが、XM5らしい個性は少し薄れるようにも思いますので、好みにもよると思います。


5. まとめ

簡単にまとめるとXM5は多機能と合わせて性能も高く、コストパフォーマンスに優れたアンプという感じです。独特の立体感もよく音はシャープで個性的な面もあります。

XM5に関しては「モノブロック」という言葉が気になって興味はあったんですが、実際に買うまでにはいたりませんでした。
ひとつはやはり手作り感のあるハモンドケースものはSpiritsなんかでもそうですが、特徴的な音の個性はほめられても、やはり全体的にみた場合にいまひとつトップクラスには並べない、そうであれば結局は使わなくなる、という予断があったということは否めません。

ところがバーンイン方々とりあえずは少し聴いてみようかと聴き始めたところ、なかなか気に入ってしまい、レビュー用のコメントのメモ取りが終わっても、しばらくはXM5をメインアンプとして使っていました。
SR71とかiQubeを越えるとはいいませんが、同列に語るに恥じないくらいの性能の高さと完成度を持っています。
ケースや外装にこだわるよりも中身の良い、質実剛健なポータブルアンプがほしいという人にはお勧めです。
特にUSB DACもなかなか良いので、とりあえず一台買ってPCや電車などいろいろなシーンで使いたいという人にもお勧めです。


そうそう、フラッシュライトモードについてふれるのを忘れてました。
え?そんなのがポータブルオーディオで役に立つかって?
こちらをご覧ください。
http://slashdot.jp/article.pl?sid=09/01/05/1530208
posted by ささき at 00:49 | TrackBack(0) | __→ Practical Devices XM5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月23日

DigiFiの新製品

最近はKleer製品も順当に浸透しつつあるようですが、低価格のDigiFiのOpeara S1もなかなか好評のようです。
http://www.slashgear.com:80/ces-2009-digifi-digital-opera-headphones-kleer-pmp-watch-1029976/
CESにそのDigiFiの新製品が出ていたようですが、上記リンクに載っていました。
前にウスログさんに書いてあったS1の上級モデルのほかにフルサイズのヘッドホンとKleer内蔵の腕時計なんていうのも出品されていたようです。このヘッドホンの新機軸はとうとうレシーバー側に音量調節ができるようになったということです。これはSleek customでもMX W1でもこまりものだったんですが、ぜひイヤホンタイプでも実装してほしいものです。
腕時計の方はKleerの送信機が内蔵されたタイプのようです。


posted by ささき at 23:36 | TrackBack(0) | __→ Kleer ワイヤレス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月21日

Prikosnovenie - 妖精のレーベル

わたしも様々なものを海外通販していますが、それは日本では手に入りにくい魅力的なものが世界にはたくさんあるからです。CDというか、音楽も例外ではありません。前にアメリカのProjektという、あの4AD直系のようなレーベルを紹介しましたが、最近気に入っているのは今回紹介するフランスのPrikosnovenieというレーベルです。一つ前に書いたCecil Corbelもここで紹介されていたアーティストです。
いままではProjektや国内のXavierレコードから購入するときにいっしょに買っていたのですが、今回Prikosnovenieから直で取り寄せてみました。

Prikosnovenieのホームページ(英語とフランス語があります)
http://www.prikosnovenie.com/inde.shtml

prikos1.jpg     prikos2.jpg

Prikosnovenieの特徴はこの写真でもお分かりのように、ジャケットに描かれた妖精のイラストです。またレーベルの音の傾向もそうしたイラストからうかがい知れます。ジャケットもたいへん凝ったものが多く、digipack仕様で中が絵本のようになっているもの、カードが封入されているものも多数あります。
上の写真でアルバムと一緒に写っている手前のカードはタリスマン(護符)カードでおまけでもらったものです。アメリカだとよくマグネットをくれますが、こちらは欧州らしいきれいなカードです。

Prikosnovenieはフランスを拠点にしていますが、取り扱うアーティストはヨーロッパの各地にわたっています。
今回購入した中からいくつか紹介してみます。アーチスト名の下に挙げたリンクはホームページの左のメニューから入れるページのダイレクトリンクです。試聴もたくさん可能です。

Caprice
http://www.prikosnovenie.com/groupes/capricek.html

Capriceはいままでに何曲か聞いていて気にいっていたロシアのグループです。ネオクラシカルとかベヴンリーヴォイスとか言われていますが、レーベルのキーである妖精のイメージそのままのファンタジックなアコースティックサウンドを聴かせてくれます。もともとトールキンの世界をイメージした音楽世界を意識しているということです。
最新の"Kywitt! Kywitt!"と少し前の"Sister Simplicity"というアルバムを買いました。このバンドもかなり独特の音世界を持っています。ネオクラシカルと言うジャンルで説明されますが、ルネッサンス音楽とかトラッドあたりの影響も感じられます。
"Kywitt! Kywitt!"の試聴曲にあるBlacksmithなんかは英国トラッドロックのスティーライスパンのファーストにもはいっていた同名の曲と同じルーツだと思いますが、ロシアのバンドでトラッド由来というのも興味深いものです。ケルト文化圏も昔はずいぶん広かったので、この辺も調べてみるといろいろと面白そうです。
"Sister Simplicity"はバイロンなどイギリスの詩人の詩の世界を音楽化したもので、"Kywitt! Kywitt!"のようないたずらっぽい妖精の世界とは少し異なって落ち着いたいかにもネオクラシカルという室内楽の世界が展開されます。
ロシアのアーティストというと日本ではオリガ(Origa)なんかがよく知られています。ロシアもトラッドと並んで日本人の琴線にひびく音楽ですので、もっと広くたくさんのアーティストが知られて欲しいものです。


Karin Hogheim
http://www.prikosnovenie.com/groupes/karink.html

Karin HogheimはスウェーデンのGotlandという古い地方の島に住むアーティストです。
北欧の古い言語を使って歌うという点に特徴があります。紹介文にはリサ・ジェラルド(ex. Dead Can Dance)とアルヴォ・ペルトを混ぜたような、とありますが、どちらかというとベルトよりもリサ・ジェラルドとメリディアス・モンクを混ぜたような、というと知っている人はピンと来るかもしれません。実際に楽器も演奏しますが、歌そのものに重点が置いてあります。
古い地方の伝統的な音楽というと代表的なものに独特の発声法がありますが、Karin Hogheimもそうした傾向を少し感じさせる特徴的な声の魅力を感じます。シンプルで力強い声の力があります。

Corde Oblique
http://www.prikosnovenie.com/groupes/corde_obliquek.html

Corde Obliqueはイタリアのバンドで、美しいヴォーカルとアコースティックギターとリュートを中心としたアンサンブルです。古楽や地中海のフォークミュージックを思わせる伝統的、土俗的な香りも感じさせますが、単におとなしいものではなくモダンなダイナミズムがあり、複雑な曲構成が魅力です。試聴では特に二曲目のCantastorieがすばらしいと思います。
イタリアというと陽気なイメージもありますが、少し哀愁を帯びた美しくダイナミックな音の世界があります。


興味をもちましたら、まずFairly Worldというサンブラーが1-4まで出ているのでこれをお勧めします。わたしもここから入門しました。
http://www.prikosnovenie.com/groupes/bellak.html

またホームページの右の方から無料で何曲かフルに入ったMP3がダウンロードできます。
海外通販が苦手な方は国内でこうした輸入ものをたくさん扱っているXavier(ザビエル)レコードさんから購入することが出来ます。
http://www.x-rec.com/

しかしこうしてはるかな国の音楽を聴いても琴線に触れることができるというのはすばらしいことですね。写真や音楽のすばらしいところはそうして真に国境を越えることができるということなのでしょう。
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2009年01月19日

Edition8 ファーストレビュー

Edition8を聴くことができましたので、ファーストインプレを書きます。ただしそれほど長い時間使ったわけではありませんので暫定的な感想です。また、最終版とは音が異なるかもしれません、念のため。

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比較にはポータブル用途のモデルとしては高い性能を持ったオーテクのESW10と、フルサイズとしてW2002と比べました。JPN比べというわけではありませんが、実質的にフルサイズはほとんどバランスでリケーブルにしているので、そのままのこしているというとW2002になってしまいます。

E8の外観と装着感

金属を多用したアームやハウジングなどかなり高級感があり、Edition7/9の不満が解消されて価格相応の高級感があります。長さ調整のクリック間も適度で、金属のクリック感なのが良い感触だと思います。

e8c.jpg    e8d.jpg

ただしできればESW9/10のようにハウジングを90度回転させるくらいたためないとポータブルとしてはややかさばると思います。(Edition7/9ではアームが折りたためるので)
締め付けは適度できつすぎず良いと思います。装着感もハウジングに金属が多いことを考えるとかなり軽い気がします。

Edition 8の音

まずばっと聴いて感じるのは音にスピード感があって、早く切れが良いことです。そして全体的にタイトで締りがよく、全域できちんとコントロールされている感じがします。
また低域が充実しているところはE9を思わせますが、E7/9ではよく言われた低域過多で低域が突出しているという印象はなく、タイトでパンチがあるという感じがするので、上から下まで帯域にわたってより洗練されたというか、E7/9を見て改良させたという感じがします。
このように音自体はE7/9系を思わせるけれどもまったく同じではないと思います。癖の強さを強調することなく、音のタイトさと歯切れの良さを基調とした全体のまとまりはよりよくなっているように思います。

低い方もかなり出ていて、100Hzと50Hzがほぼ同じくらいで、40Hzくらいから下は急峻に落ち始めるけれどもハイクラスのW2002と比べても遜色ないというよりも、少し良いくらいの低域のフラットさとレスポンスのよさはあります。
高域はかなりシャープでベルの音もかなりリアルに感じられますが、バーンインもあるかもしれませんが、少しきつめに感じられることもあります。

E8 vs ESW10

次にESW10と比較してみます。
ESW10と比べるとE8の方がかなり透明感が高く、音の見通しが良いので何枚かベールをはいだように明瞭でクリアに聞こえます。これはわずかな差ではなく、だれが聴いても明らかなくらい違います。

全体にやや能率が低めであるという気はするので、それなりのアンプは必要かもしれません。ポータブルだとiQubeやSR71Aのようにハイパワーで音場が広いアンプと組み合わせると印象的です。
S-Logicのせいか音の広がりが印象的で、空間表現が自然です。

ポータブルアンプでオーテクのESW10と比べると明らかに一レベル以上の格の違いがあります。
SR71だとある意味アンプの甘いウォーム感がESW10をいくぶんカバーしてくれているが、HiFiなiQubeとあわせるとESW10とE8の差は歴然とする感じです。おなじ曲をESW10でかけるとがちゃがちゃと聴こえ余裕がなく聴こえます。
特に高性能のiQubeとあわせるとEdition8にはちょっと驚かされます、とてもポータブルで聴いているとは思えないという感じです。iQubeとは特によくあうように思います。

ESW10とE8の差はホーム用のより高性能なアンプで聴くとより顕著に分かります。
あらためて気がつかされましたが、ESW10はあくまでiPodをソースとしたポータブル環境で使うヘッドホンとしてはとてもよいけれども、より高性能のソースから取れるホーム用としては物足りないところがあります。一方でEdition8はホーム用としても十分に耐えられます、というよりもホーム用の音そのもので、しかもホーム用としてもハイエンド機と言えると思います。それは次のW2002との比較でより明白になります。

E8 vs W2002

ESW10とはちょっと格が違うので、次にホーム用のフルサイズヘッドホン、W2002と比べてみました。限定品の意地をかけてのJapanモデルのリベンジでもありますね。

しかしポータブルよりも力のあるホームアンプで比べてもやはりW2002よりEdition8の方がクリアで、ひとつひとつの音の明瞭さが際だっています。かつ音はタイトでより明確な歯切れの良さを感じます。これはかなりはっきりとした差です。
W2002もオーテクではわりと音が制御されているほうだと思いますが、Edition8の方がスピード感もありシャープです。音楽のテンポの刻みもEdition8だと歯切れよく小気味良いですが、W2002だとややもったりとしています。

また、比べてみないとそうは感じませが、W2002はEdition8と比べると楽器が複雑に入り組んだアンサンブルでやや音が団子に感じます。
中高域はEdition8はシンバルやヴァイオリンの音、ピアノの音は贅肉がなくかなりリアルに聞こえます。かっちりと締まっているだけではなく、鮮やかに質感を描き出す解像力もあると思います。
とくに音のエッジの切れが印象的ですが、ここはW2002にはないところです。ヴォーカルを聴いてもW2002ではやや不要な膨らみを感じます。

一方でE8は高い方にやや強調感があって、システムを工夫しないときつめな音になる可能性があると思います。といっても高い方に寄っているわけではなく、低い方の再現力も高く、かなり低く沈み低域もタイトです。ベースのピチカートはかなり気持ちが良く、低域の弦を弾くというより跳ねる感覚がかなりリアルです。W2002は量感はあるけれどもあまりタイトではなく、弦をはじく音がややあいまいです。
測定してみないと分からないけれども、W2002と比べると高い方も低い方もかなりフラットに伸びている気がします。

ただしハウジングの大きさからかW2002の方がやや音場は広く感じます。ただしEdition8に比べるとW2002は散漫な感じもあります。E8はS-Logicの効果もあるのか、耳からの距離感が適度で自然な気がします。

たとえていうとW2002はラグジュアリーカーで、Edition8はポルシェとかロータスという感じでしょうか。E8の方が機微で加速も早くハンドリングもクイック、ワインディングでは大きく差が付くし、高速のスピード勝負でも負けないでしょう。ただW2002の方もそこまでの機敏さはなくてもそれなりに高性能で、ゆったりとした良さがあり落ち着いて楽しめるでしょう。

あえてリケーブルしたEdition7と比べるとさすがにもう一枚ベールをとる余地はあると思います。そこはハイエンドとは言えさすがに販売価格の3・4割もケーブル代で占めるようなカスタム品のようなわけにはいかないでしょう。
まあこれは逆に言えば買ってからまだ楽しめる余地が残っているということでしょうか(^.^
posted by ささき at 22:00 | TrackBack(0) | __→ Edition 8, 10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月18日

ALO iMod用ラインアウトドック聴き比べ

先日KenさんのALOがサイトの更新とともに新しいラインナップのケーブルを加えました。ALO Cryo SXCケーブルです。
ALOのサイトはこちらです。
http://www.aloaudio.com/

ラインナップは豊富でiPod LOD、iMod LODだけではなく、ミニミニ、ミニ-RCAやスピーカーケーブルまであります。また、先日紹介したようにヘッドホンのリケーブルでも用意されています。下の写真はSXCドックです。

sxc1.jpg    

この記事ではALOの看板のひとつでもあるiMod用のLOD(ライン・アウト・ドック)を他のわたしのいま保有している既存製品と比べてみることにします。
いままでiMod LOD(ライン・アウト・ドック)についてはあまりまとめて書いてなかったので、この機会にまとめてみようというわけです。

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比較にはATH-ESW10とSR71AをiMod5.5Gを使っています。
使用した曲は主にFried Pried,、金子飛鳥、押尾コーターローなどですが、この方にもいろいろと加えて聴いています。

CryoXSilver

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まずCryoXSilverですが、これは信号線が銅線で、グランドが銀という構成でクライオ処理をしています。クライオ処理はケーブルをいったん極低温にすることで信号の流れを向上させるというものです。

基本的な性格は銅線的なウォーム感を基調にしたもので、温かみは一番感じます。
音もシャープでかつ痛さは少ないという感じです。解像力もよく情報量豊かに聞こえます。
音場もわりと広いが、横方向に広い感じでホールに広がるような感覚はSuperCottonに譲ります。
ヴォーカルに関しては一番肉質感豊かに感じます。
欠点としては長く使いすぎると上の写真のように酸化して青くなってしまうというところで、この反省がSXCの設計にも生かされています。


GoldXSilver

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ケーブルの素材というと銀か銅をベースにするというのが一般的ですが、これは金をベースにしています。そのため独特の音色を楽しむことができます。
これはiMod5.5Gの登場の時に限定品として販売していたものです。

ぱっと聴いたときの印象はどちらかというと銀系の特徴を持っていると思います。ただSuperCottonに比べると少し小振りでコンパクトな音表現であると感じます。ただし低い方の沈み方はなかなか侮れません。
とはいえやはり性能というよりもむしろ、特色としてはやはり味系として音色がきれいというのが特徴的です。ケーブルでヘッドホンの性能をより引き出すというよりは、すでに十分な性能を持ったヘッドホンから美しい音表現を奏でるという使い方があっているように思います。


Super Cotton

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前二者はiMod5.5Gの導入時にそろえてからずっと使っているのですが、これは後で加えました。結果的には三者三様の良さがあると思います。
ALOのいくつかあるiMod LODの中で、どれかひとつにしたいときはこれを選ぶと良いとKenさん自身が書いていましたので、おすすめの一本と言えるでしょう。銀線というとシャープだけれどもドライできつくなりやすいんですが、Kenさん自身はウォーム感のあるものが好みということで、SuperCottonも銀線にしては柔らかい音になっています。そのため、性能的な面と聴き易さという点でバランスが取れたものになっていると思います。
Cottonの名の由来は文字通りにコットンをシースに使っているからですが、これが外界からのノイズを遮蔽するシールドとしてはかなり良い素材ということです。

SuperCottonは空間の広がりをよく再現します。ホールのような音の広がり感という点では一番であると思います。
銀系らしく、解像力もあり切れの良さもあり、音はタイトで歯切れの良い音を聞かせます。
銀系にしては柔らかいといっても、きつさがあまりないということで銅線のような暖かみがあるということではありません。反面で、さきに書いたようにあまり無機的な感じではなく、良い意味でニュートラルといえると思います。音に色を付けたくないときにも良い選択でしょう。

これに関してはプラグがカナレF12を使用していて太いので小さいアンプには注意か必要です。


SXC Cryo

sxc3.jpg    sxc7.jpg

さて、新製品のSXC Cryoですが、線の太さによって18G(ゲージ)と22Gがあります。
これは18G(太いほう)タイプです。

これはBeldenやKimberなど既製品のケーブルを使うものではなく、Kenさんが理想と思う音を目指してKenさん独自の仕様でケーブル設計をしたものです。アメリカではこうしたリクエストで独自のケーブルを作成してくれるようですね。下はむきだしのケーブルそのものです。

sxc0.jpg

SXC CryoではOCCより対線に銀皮膜をしてポリエチレンで覆ったものです。これは銅の酸化を防止するとともに銀線らしい鳴りを加えることを意識したものです。
ケーブルはプラグも含めてすべてクライオ処理をしています。

聴いてまず気がつくのは銀のように明るく明瞭感があり、上も下もよく伸びるということです。
特筆すべき点は音のエッジの切れのよさとスピード感で、銀線のSuper cottonよりもさらに良いのには驚きます。ギターのピッキングなどの切れが素晴らしくよく、音の締まりも良くとてもタイトに聞こえるのでドラミングが小気味良く聞こえます。
解像力もかなり高く情報量豊かです。

音はドライではなく、CryoXSilverのように暖かい色がつくというよりもニュートラルですが、やや銅を思わせる質感があり音に厚みがあります。
音の広がりもSuper cottonに次ぐくらいに広く、良い意味で銀系と銅系の良さを併せ持っていると思います。ただし切れの良さがある分で少し高域にきつさも感じられるところもあります。
ちなみにSXC CryoのiPodバージョンもnanoにつけて使ってみましたが同様な音傾向です。

SXC Cryoはある意味で銀線であるSuperCottonを越えるくらいの切れ味がありながら、ちょっと銅線のような良さも残したおもしろい個性があります。そうした点で上の三つとも見事にかぶりません。
そこでこれもデモ用に送ってもらったんですが、このiMod SXC LODは買い取ろうと思っています。


sxc8.jpg

ポータブルシステムのおもしろさのひとつは、手軽にいろいろな傾向の個性を持ったシステムをいろんなヘッドホンやイヤホンを組み合わせて作れるということです。
そうした意味で味付けを工夫できるケーブルもいろんな個性のものをそろえておくというのは良いと思います。
posted by ささき at 19:39 | TrackBack(0) | __→ ケーブル関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月17日

たてもの園と建物のかけら

今日は東京たてもの園にSigma DP1を持ち出してたてものを少し撮ってみました。
「江戸東京たてもの園」は東京の古今の代表的な家屋や建築物が移築されて保存してあるところです。名に「江戸」がついているのは江戸東京博物館の姉妹館だからです。
http://www.tatemonoen.jp/

このたてもの園の虫のキャラクターは宮崎駿氏のデザインなのですが、たてもの園は「千と千尋の神隠し」の一部イメージのモデルとなったことでも有名です。

今日は天気も良く、よく整った室内を引き立たせてくれました。
カメラはすべてSigma DP1です。

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それと博物館らしく特別展をたまに開催しているのですが、いまは「建物のかけら展」というのを開催しています。これは建物が解体されるときに建物の一部を集めるというコレクターの人がいて、そのコレクションです。

sd0645.jpg    sd0645b.jpg

まあ意匠のあるものはともかく、ただのモルタルの破片を集めるというとさすがにちょっとすごいと思います。
左のものはトキワ荘が解体されたときのモルタルですが、こうして東京の歴史的な太平洋戦争のときの電波塔とか早慶戦を行った球場の残骸とか、226事件の首相官邸の破片などを集めているというと歴史を感じさせます。こうして一堂に会しているのをみると、まさに東京の歴史というか東京そのものが時と距離を超えてこの一点に集められているという不思議な感じがあります。

chinmabo-001.jpg    chinmabo-002.jpg
iPhone, SteadyCam

さて、この辺にきたらお昼はやはり陳麻婆豆腐です。
陳麻婆もはじめのころは辛さとともに独特のスパイシーさが個性的だったんですが、最近はなんだか普通の麻婆豆腐になった感じです。そこで、テーブルには中国の胡椒がおいてあるのでこれをかけるとなかなかスパイシーかつエスニックです。
また、春節と言うことで期間限定の水餃子がありました。これは独特のタレにからめて食べますがなかなか美味です。水餃子といってもスープに入っているわけではありません。
日本では焼き餃子がメインですが、もともと焼き餃子は水餃子が余ったときのまかない料理だったということで、もともと水餃子の方がメインでいろんな形があるんでしょうね。
posted by ささき at 23:48 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月14日

CES 2009 - USBインターフェースの潮流

CESのレポートなどを見ていてもUSBからSPDIFに変換するという機材がひとつの潮流となっています。ハイエンドDACなどはUSBの口などを持っていないので、こうした機材はオーディオ機器とPCとの橋渡しとして有効だと思います。
従来はSPDIFで取りだすためにはPCにサウンドカードを増設するというのが一般的だと思いますが、USBでも可能になるという利点のひとつにはノートPCが多くなってきたということ、Macでも対応できるということ、そしてハードが苦手な人でも中を開けずに簡単に設置できるということがあるとおもいます。
手軽さ・柔軟さというほかにもPCの外部に電子機器を置くことでPC内部のノイズに左右されないという利点もあると思います。これは上級のサウンドカードはシールドをもっているということでこうしたことへの対策の重要性がうかがえます。

またインフラノイズのUSB-101などもそうですが、CESで散見されたこうしたUSB->SPDIFコンバーターの多くは内部でかなり高精度のジッター処理を行ってから、質の高いデジタル信号として送り出しているという特徴があります。
従来のUSB DACと言われていたものはどうかというと、まずエントリータイプで多くみられるものはUSB信号のレシーバーチップがそのままDACとしてアナログ変換を行うというものです。これもTIのPCM2702とかそれなりのものを使えばわりとわるくはない音質が得られますが、やはり限界があります。
次に良いものはUSB信号のレシーバーチップではSPDIFへの変換のみ行い、そのデジタル信号を別なDAC専用チップに送るというものです。これがいままででは一番高性能なUSB入力のついたDACだったと思いますが、これでもUSBレシーバーチップで簡易的にSPDIFへの変換を行うだけでは十分なものではなかったのだと思います。今回のCESで見られたようなUSBインターフェース機材はそのUSBを受けてSPDIFに変換するというところをさらに高品質・高精度で行うと考えて良いでしょう。
AyreのUSB DACはコンバーターではありませんが、やはりこうした高度な処理をしていると思われます。

DACも受けるときにそれなりにジッターを抑え込み信号をきれいにするわけですが、実際に高性能なDACであってもトランスポートが違えば音が違うのだから、受けてだけではなく、送り出し側の品質というのもそれなりに必要とされてくるのだとおもいます。
オーディオ機器がコンピューター文化と融合しようという試みは、ポストCDがSACDよりもむしろネット配信になるだろうという流れからも必然性がうかがえると思います。ネットワークを使ったLINN DS系統の流れや、iPodを使ったiTransport系統の流れ、そうしたオーディオからデジタルへのアプローチとはまた別な第3の選択肢として、手持ちのPCを手軽に高性能オーディオ機器につなぐ手段としてこうしたUSBコンバーターの潮流というのはまた活性化されてくるように思います。
posted by ささき at 20:25 | TrackBack(0) | ○ PCオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CES 2009 (6)

Weiss Minerva, Vesta
http://blog.stereophile.com/ces2009/time_to_get_weiss/
USBオーディオが目立つCESですが、こちらはCESプレビューのときに書いたWEISSのFirewireのDAC/DDコンバーターです。リンク先の記事にもあるようにワイスはプロオーディオもやっているので、そうした関係でしょうか。
Amarra music serverというソフトをiTunesと連携させてデモをしていたということですが、こちらもちょっと興味を引きます。
http://www.amarraaudio.com/index.html

Bel Canto Ultra dock
http://blog.stereophile.com/ces2009/bel_canto_ultra-dock_in_the_works/
こちらはBel CantoのiTransportのようなiPodからのデジタルアウトを受けるDockです。こちらはアップサンプリングに対応しているようです。$2500となかなか高価ですが、こうしたものもひとつのジャンルになってきました。
ChordのIndigoなども発表されてましたね。
posted by ささき at 08:07 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

HD800とMoon audio

Moon audioのDrewさんのところでも、HD800のアナウンスが載っていました。DrewさんはHeadroomのTyllさんといっしょにJudeさんとこの写真に載ってました。
わたしは基本的にバランスでいきますので、バランスのBlackDragon版ケーブルなどがでたらうれしいですね。HD800のプラグ形状が特殊なので、交換ケーブルはどうなるかわからないのが微妙なところではあります。
ただバランス版の交換ケーブルとHD800もあわせるとお高くなりますね。まさに「ゼンゲバ」(笑)。
ゼンのためならなんでもするズラ。
posted by ささき at 23:04 | TrackBack(0) | __→ Senn HD800 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Song book2 - Cecile Corbel

Cécile Corbelはアイリッシュハープの奏者ですが、アイルランドではなくフランスのブルターニュのアーティストです。ブルターニュ地方はケルト文化圏のひとつで、地域名もブリテンと関係が深いようです。分類するとアイリッシュハープ奏者になりますが、曲はアンサンブルと彼女のヴォーカルが中心になります。
こちらにYou tubeの演奏の映像があります。



Cécile Corbelの特徴は上の映像をみるとわかるように音楽自体はトラッドベースのしっかりしたものですが、声がフレンチポップのように甘くかわいらしいというある意味ミスマッチ感のある感覚で、ちょっとケイトブッシュ的な不思議的魅力のある音楽世界を構築しています。

わたしは海外レーベルのコンピレーションなどでCécile Corbelの曲をいくつか聴いていて、そのうちアルバムもほしいと思っていたんですが、国内ではさがせないだろうから海外に頼もうと思っていたところだったのでタワレコでたまたま見つけてちょうどよいタイミングでした。
このSong Book2は昨年の新作です。上の映像よりももっとポップよりでドラマチックな音世界を展開しています。

リンクバナーはSongbook2のものがなかったのでSongbook1のものです。Songbook2に関しては下記が米Amazonのリンクです。
http://www.amazon.com/Songbook-2-Cecile-Corbel/dp/B001H02J6K


posted by ささき at 00:15 | TrackBack(0) | ○ 音楽 : アルバム随想録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

CES 2009 (5)

Sennheiser HD800
http://blog.stereophile.com/ces2009/worlds_finest_headphones/
StreophileのCESレポートでもHD800が取り上げられていました。他に比べてもかなりの量で書いています。
HD650と比べてナチュラルでスムーズ、楽器や声の再現性も高く、ダイナミックで空気感の再現もよいとなかなか高評価です。歪み感やきつさもなく、Benchmark DAC1で聴いていたようですが(この人はDAC1が好きではないにもかかわらず)オーケストラの緊張感はハイエンドスピーカーでも聞いたことがない、とかなり高評価です。Streophileのレビュアーが書いているんだから、なかなか興味深いですね(ちなみに主筆のJohn AtkinsonはDAC1好きです)。
またケーブルはOFCですが銀皮膜されているようです。スピード感のある一因はケーブルかもしれませんね。
posted by ささき at 12:38 | TrackBack(0) | __→ Senn HD800 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鎌倉と冬牡丹

冬牡丹を一眼レフでもきちんと撮りたくなったので、今年の本格的な撮り初めということで鎌倉八幡宮の冬牡丹園へと行ってきました。
天気もよかったので光を生かしてみました。

9344.jpg    9281.jpg
EOS-1DsMkII, VK50R soft

9259.jpg    9289.jpg    9273.jpg
EOS-1DsMkII, EF135/2.8 Soft

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EOS-1DsMkII, EF135/2.8 Soft


八幡宮は新年の参拝でさすがに混んでいました。
お昼は今回こそ大船軒の鯵のミニ丼を二個頼むつもりでしたが、さすがに気が引けてそばも頼んでしまいました。しかしやはり駅の蕎麦..次はしっかり鯵のミニ丼を二個頼まないと(^^

kamakura_jan-007.jpg    kamakura_jan-009.jpg
iPhone, Steadycam
posted by ささき at 10:05 | TrackBack(0) | ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

HD800続報

HeadFiにCESで聴いてきた人のレポートがいくつかポストされてきましたが、音場の広がりがすごいということと、音が高域よりで低域は量感はさほどでもなさそうですね。ただ全体にかなりフラットということなのでしょう。それでスピード感があるというと...ふむ、これはちょっと面白いことになるかも。
また、HD650とも音の印象は大きく違わないというポストもあるのでゼンハイザーっぽいところはキープしているけれども、いわゆるベールの感じはないということのようです。
あと装着感もかなり改善されているようですね。

それと前の記事でちらっと書きましたが、以前リークした中国経由の画像はこちらです。
http://www.head-fi.org/forums/f4/pic-hd-800-a-277163/
しかし、これはありえんなーとか思ってたのが本当になるとは(笑)
そうしてみると、このHD800用のアンプも発売する、という方の書き込みも本当なのだろうか??
posted by ささき at 20:06 | TrackBack(0) | __→ Senn HD800 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CES 2009 (4)

Ayre - QB9 "アイソクロナス"USB DAC
http://blog.stereophile.com/ces2009/ayres_qb-9_usb_dac_revealed/
こうしてみるとUSBインターフェースものはいろいろ出ていますが、こちらはAyreのUSB DACです。
このQB9はWavelength Audioのアイソクロナス伝送の技術を使用しているということです。アイソクロナス伝送とは等時性を確保するという意味で、非同期で送る転送方式を指すようです。http://www.wavelengthaudio.com/Cosecant.html
これもかなりのジッター制御ができるということで、試聴では性能も高いようです。


エソテリック - ワイヤレス D-05?
http://blog.stereophile.com/ces2009/esoteric_wireless_wonder/
http://blog.stereophile.com/ces2009/rabbit_ears_are_back/
ネットワークオーディオも海外メーカーばかりではなく、エソテリックも既製品のD-05にワイヤレスネットワーク入力を設けるアップグレードキットを参考展示しているようですね。
二つめのリンクで背面の写真がありますが、アンテナとUSBケーブルが出ています。

またUSB入力も可能なキットを用意しているようです。これも他のUSB/SPDIFコンバーターと同じようなものかもしれません。デモはかなり良かったということで、参考展示とはいえワイヤレスが$7500、USBが$1200と価格がだいたい設定されていて時期も遠くはないようです。
ただしどちらも44/16までということで、そこはちょっと残念です。


posted by ささき at 09:09 | TrackBack(0) | ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする