Music TO GO!

2021年02月24日

ゼンハイザーに何があったのか

先週ゼンハイザーのホームページに今後の戦略の変更に関してのプレスリリースとCEOのメッセージが載せられて、海外のオーディオファイルを驚かせました。それは「ゼンハイザーはプロビジネスに注力し、コンシューマー部門を強化するパートナーとの提携を目指す (Sennheiser plans to focus on its Professional business in future and aims to secure a partnership to strengthen its market position in Consumer Electronics.)」というものでした。下記に英語のリリースがあります。
https://en-uk.sennheiser.com/newsroom/sennheiser-to-reposition-its-business-units-independently-of-each-other-1tmuqg

最近Westoneがオーディオ部門を売却したニュースもあったので、海外のメディアではゼンハイザーでも売却もありうるのか、と下記のように噂も飛びました。
https://www.whathifi.com/amp/news/sennheiser-could-sell-its-consumer-audio-business?__twitter_impression=true

そこでゼンハイザーにもつながりの深いHeadFiのJudeが直接ゼンハイザーの共同経営者(CO-CEO)であるANDREASとDANIEL SENNHEISERに話を聞いた結果のコメントが下記のHeadFi記事にあります。

What's Up With Sennheiser? I Asked The Sennheisers.
https://www.head-fi.org/threads/whats-up-with-sennheiser-i-asked-the-sennheisers.955716/

その結果の要旨は以下のようなものです。

1 今のところ決まった提携先はないが、社員にリーク情報から知られることを避けるためにプレスリリースという形を取った

2 プレスリリースとメッセージの意味するところはパートナーシップによりコンシューマーエレクトロニクス部門の強化を見据えたもので、部門の売却や分割という特定の意図はない
(文中の強調部分" - with neither statement making any specific mention of a sale or divestiture")

3 こうしたパートナー探しに期間の制約があるわけではない

4 歴史的な意味も含めてオーディオファイル向け製品への熱意がなくなったわけではない

それとJude自身が把握してる(非公開の)ゼンハイザーの将来的なロンチプラン(少なくとも2023年まで)に影響はなさそうだということです。
あとコメント欄の方に書いてありますが、ゼンハイザーから日本でもおなじみのAxel氏が去った件についてもJudeはコメントしていて、残った技術者たちも優秀なので問題はないだろうと書いています。
posted by ささき at 16:19| ○ ホームオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PhilwebにRoon 1.8のレビュー記事を執筆しました

PhilwebにRoon 1.8のレビュー記事を執筆しました。

https://www.phileweb.com/review/article/202102/17/4218.html
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アスキーにApple AirPods Maxのレビュー記事を執筆しました

アスキーにApple AirPods Maxのレビュー記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/044/4044475/
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アスキーにAUDEZE EUCLIDとハイエンド・ゲーミングイヤフオンのトレンドについて執筆しました

アスキーに平面型イヤフォンAUDEZE EUCLIDとハイエンド・ゲーミングイヤフオンのトレンドについて執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/044/4044137/
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アスキーにこの価格では「ありえない音」、finalのA4000/A3000のレビュー記事を執筆しました

アスキーにこの価格では「ありえない音」、finalのA4000/A3000のレビュー記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/042/4042371/
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アスキーにカスタマイズが楽しいAcoustune「HS1300SS」の記事を執筆しました

アスキーにイヤピースの位置で音色変化、カスタマイズが楽しいAcoustune「HS1300SS」の記事を執筆しました。

https://ascii.jp/elem/000/004/041/4041428/
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2021年01月01日

激動の2020年を振り返る


あけましておめでとうごさいます。
昨年2020年は大変な年でした。新型コロナの影響でオーディオ界も混乱したまさに非常事態でした。とはいえ、数年先にまた見返すことも考えて、今年の振り返りをしていきたいと思います。
昨年2019年の振り返り記事はこちらです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/472896535.html

2020年は自分的にはASCII.jpに連載を始めたのが大きなニュースで、今回はブログとそちらの両方を参照していきたいと思います。私はもともとはコンピュータ技術者で旧通産省時代に国家試験合格による第1種情報処理技術者の資格も持っています(ですからコンピュータ関係ではいい加減なことは申しません)。子供の頃からアスキーやログインなどはよく見ていたので、いま連載記事をもっていると感無量ではありますね。I/Oとかベーシックマガジンとか多くのマイコン雑誌、おっとパソコン雑誌があるなかでアスキーはやはり別格ではありました。オーディオ雑誌にPCオーディオの記事を書くときは少し柔らかくして書いているのですが、アスキーではもう少し明確に硬めに書くようにはしています。

アスキーの連載記事はこちらにまとめていますのでご覧ください。
https://ascii.jp/serialarticles/3000638/

2020年はやはりヘッドフォン祭がなかったというのが次に自分でも大きなニュースです。春と秋ともにヘッドフォン祭はオンラインで開催されることになりました。

ヘッドフォン祭 春2020 ONLINE(前編)
https://ascii.jp/elem/000/004/011/4011744/
ヘッドフォン祭 春2020 ONLINE(後編)
https://ascii.jp/elem/000/004/011/4011745/

オンライン開催された「秋のヘッドフォン祭」(前編)
https://ascii.jp/elem/000/004/033/4033317/
オンライン開催された「秋のヘッドフォン祭」(後編)
https://ascii.jp/elem/000/004/033/4033318/

ただし2020年2月までは新型コロナの影響はさほど大きくなかったので、年明けのCES2020、ポタ研2020冬(2/8)とHeaFiのCanJamNY(2/15)まではリアル開催されました。

なかなかの盛り上がり見せた「ポタ研 2020冬」
https://ascii.jp/elem/000/004/003/4003074/

この後に3月くらいから新型コロナの世界的な蔓延が大事になりだして、3/11にWHOがパンデミックを宣言、アメリカでは3月なかばからロックダウンがはじまり(NYは3/23)、日本では4/7から緊急事態宣言が発令されました。この辺がいまだ出口の見えない、いわゆるコロナ禍のはじまりです。

さて,昨年はやはり完全ワイヤレスのイヤフォンが席巻しました。なかでも音質にこだわったモデルが登場してきているのが良い傾向です。

内蔵ヘッドフォンアンプでハイインピーダンスドライバーを駆動するHIFIMAN TWS800
http://vaiopocket.seesaa.net/article/478531294.html

Noble FALCONのマルチドライバー版であるFALCON PRO
https://ascii.jp/elem/000/004/036/4036356/

白と黒のチューニングの違いがあるfinal監修のag TWS04K/TWS04K-WH
https://ascii.jp/elem/000/004/039/4039065/

また2020年は完全ワイヤレスの技術が多様化した年でもあります。例えばANCの低価格化や低遅延モードなど、そして左右の同時伝送の普及です。
わたしはAirPodsで完全ワイヤレスというものがブレークする前の初代EarinとかBragi Dashのころからこのタイプに着目していて、5年前にこのタイプの仕組みと問題点をあきらかにする記事を書いてます。そこでも同時伝送ができないのが課題でした。それを解決する手法としてすでにNFMIにも言及してます。

左右独立型ワイヤレスイヤフォンのトレンドと秘密
http://vaiopocket.seesaa.net/article/439219276.html

この頃はまだ世間でも「左右独立型ワイヤレス」とか「耳栓型ワイヤレス」と適当に言ってたんですが、この後からうちのブログではいずれ流行るだろうこのタイプにきちんと名前をつけるべきだと思い「完全ワイヤレス」と呼ぶことにしました。
そして最近「完全ワイヤレス」がその同時伝送の課題を解決した秘密をまた記事にしています。興味ある方はどうぞ。

完全ワイヤレスの「左右同時伝送」とMCSync方式の謎の解明
http://vaiopocket.seesaa.net/article/476629761.html

ちなみにヘッドフォンの「バランス駆動」についてもなぜ私がこの技術を「バランス駆動」と名前をつけて呼んだかについては下記のASCII記事にバランス駆動入門編として書いています。

知っているようで知らないヘッドホンのバランス駆動とその黎明期
https://ascii.jp/elem/000/004/032/4032684/

また2020年の完全ワイヤレスのトピックとしてはBluetooth SIG(BTの規格制定団体)がLE Audioを発表して正式に完全ワイヤレスをサポートしました。左右同時伝送ができなかった最大の原因はA2DPによるので、それがまったく新しい形式に変わったわけです。

Bluetoothの新しい規格であるLE Audioとは
https://ascii.jp/elem/000/004/028/4028099/
http://vaiopocket.seesaa.net/article/472980320.html

2020年はハイエンドイヤフオンの分野でも超弩級の新製品が出ています。

真のセラミックドライバーのSimphonio VR1
http://vaiopocket.seesaa.net/article/473406309.html

真のセラミックドライバーを採用しfinalとDITAのコラボ開発によるSHICHIKU-KANGEN
https://ascii.jp/elem/000/004/037/4037168/

Campfire Audioではさすがに開発意欲旺盛なKenさんで新製品が発表されました。Solaris 2020, Andromeda 2020, ARAです。特にARAは新機軸というかいままでの総決算的な設計でもあります。
ARA
http://vaiopocket.seesaa.net/article/475326656.html
SOLARIS 2020
http://vaiopocket.seesaa.net/article/475327605.html

イヤフォンではリケーブルに代わって音を変えるアクセサリーとしてイヤーピースが人気ですが
人気のSednaEarFotから出たXELASTECを下記記事で試しています。
https://ascii.jp/elem/000/004/018/4018779/

イヤフォン界のニュースではWestoneがイヤフオン事業を移譲するという話題がありました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/476010235.html
ただキーパーソンであるカールカートライト自身は聞いてみたところ元気なようですので安心しました。

ヘッドフォンではHIFIMANが平面型の低コスト化で平面型を入手しやすくしています。
HIFIMAN SUNDRA
http://vaiopocket.seesaa.net/article/474704265.html
HIFIMAN DEVA
http://vaiopocket.seesaa.net/article/476752324.html
HE400i 2020
http://vaiopocket.seesaa.net/article/478108332.html

Mojoに対するPolyであるCHORD Hugo2をネットワーク対応させる外付モジュールのCHORD 2goも大きな新製品でした。ただ使いこなしが難しいと思うので下に記事を書いています。

CHORD 2goレビューと使いこなし
http://vaiopocket.seesaa.net/article/474522554.html

デジタルプレーヤーではDAC ICとアンプを二組持っているSE200にも驚かされました。SE200は基本的な性能が磨かれているのもポイントです。
https://ascii.jp/elem/000/004/019/4019635/

世界初のディスクリート方式マルチビットDAC搭載のポータブルプレーヤー、L&P P6とP6Proもなかなか超弩級の新製品と言えます。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/478753952.html

OriolusのポータブルイコライザーとかDACとアンプ ミニチュアの本格オーディオシステムのBD20/BA20/SE02も面白かったですね。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/477382089.html

また日本にもよく来ていたジェームズ・リー氏が開発した新DAP、K100もバッテリー交換式という新機軸を見せてくれました。ポイントは32bitモードの音質です。
https://ascii.jp/elem/000/004/024/4024093/

アクセサリーではPW AudioのA&K用の4.4mmアダプターがなかなか良かったと思います。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/478410319.html

こうして振り返ると大変な2020年でしたが、たくさんのユニークな製品が出ていますね。
今年はなんとか雲間に陽の光が見えてほしいものです。
posted by ささき at 15:37| ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月22日

ASCII.jpにfinal/Ditaコラボ製品発表会の記事を執筆

ASCII.jpにfinalとDita Audioのコラボ製品「SHICHIKU.KANGEN」発表会の記事を執筆しました。音のコメントもありますのでご覧ください。
posted by ささき at 06:57| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月05日

ASCII.jpにFALCON PROのレビュー記事を執筆しました

ASCII.jpにNoble FALCON PROのレビュー記事を書きました。
ハイブリッド化で高音質になっても使い勝手が損なわれてない点が良いと思います。
posted by ささき at 11:19| ○ ポータブルオーディオ全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月04日

「Bluetooth東京セミナー 2020」レポートをASCII.jpに執筆しました

ASCII.jpに先日のBluetoothセミナー聴講の記事を執筆しました。なぜLE Audioでは遅延が少ないのか、ソニーとBluetoothの関わり合い、そしてソニーのワイヤレス戦略に興味ある方はぜひどうぞ。
https://ascii.jp/elem/000/004/036/4036138/

この講演で面白かったのはもともとBluetooth SIGはLE Audioは補聴器のために始めたということです。それからソニーが参加してオーディオにも向いたものにしたと言うこと。
LE Audioでは補聴器の項目がはじめから大項目でしたが、そういう理由だったわけです。
posted by ささき at 15:59| ○ 日記・雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする